[2020年ヒット商品ランキング] 私が選んだベスト10(ZWIFT、Oculus Quest 2とBeat Saberなど)

雑誌「日経トレンディ」から毎年恒例の「2020年ヒット商品ベスト30」が発表されました(2020年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30)。


1位が鬼滅の刃、2位がマスク消費、3位があつまれ動物の森でした。

昨年(2019年)は、1位がワークマン、2位がタピオカ、3位がPayPayでした。

2020年の【個人的な】ヒット商品ベスト10は何だろうかということで、こちらも昨年に続き、勝手にランキングを作ってみました。

(ちなみにこちらは昨年の2019年は、1位がMTB、2位が独自ドメイン、3位が珠洲トライアスロン大会でした)

以下が、2020年の【個人的な】ヒット商品ベスト10です。

第1位 ZWIFT(ズイフト)
第2位 Oculus Quest2とBeat Saber
第3位 VISA LINE Payカード
第4位 森永リーフィ
第5位 ユースキンアイ
第6位 ThinkCentre M75q-1 Tiny
第7位 Lepai LP-2020A
第8位 ヨルシカ、ずとまよ
第9位 キャッスルロック シーズン2
第10位 Noxidil Forte


1. ZWIFT(ズイフト)

今年は外出自粛の影響もあって、ZWIFT(ズイフト)というバーチャル・サイクリングにハマった年でした。

ZWIFT(ズイフト)とは、オンライン上の仮想空間で、世界中の参加者がトレーニングしたり、競争したりすることができる、サイクリスト向けのオンライントレーニングサービスです。

ZWIFT(ズイフト)

5月の連休に、3本ローラーを入手したのがきっかけでZWIFTを始めたのですが、まさかこんなにハマるとは思ってもいませんでした。

室内トレーニングなんてまるで興味がなかったのですが、ZWIFTを知ってからは、逆に外で実走するよりも、室内でローラーを漕ぐ時間のほうが圧倒的に増えてしまいました。

ZWIFTの魅力は、何と言っても、一人でトレーニングするだけでなく、全世界のライダーたちとリアルタイムで一緒に走ったり、レースで競争したりすることができることです。

ZWIFTとZoomを組み合わせて、一緒に走ったりトレーニングしながらチャットすることもできます。

また、外での実走と違い、事故や落車で怪我をする危険がない点も大きなメリットですね。

ZWIFT社(米国カリフォルニア州)は、2015年の創業で、今年になってコロナの影響もあり会員数が急増(250万人)、9月には470億円超という高額の資金調達を実施したとニュースにもなりました。

ZWIFTを始めてから半年間で、走行距離4,500km、獲得標高77,932m、ZWIFTやった時間は7日と1時間(169時間、2020年11月28日時点)に達しました。

自転車に乗っている人じゃないとピンと来ない数字だと思いますが、毎日25km自転車に乗って、6か月で富士山(標高3,776m)を自転車で20回以上も上ったと換算すると、どんだけ**タイかわかりますね(自分で言うのもナンですが)。

これだけトレーニングをすれば、当然脚力アップするだけでなく、暴飲暴食の限りを尽くしても、体重は増加するどころか、むしろ減量してゆきます。

その代わり、体力の限界まで追い込んで自転車を漕ぐトレーニングは修行そのもの、キツさもハンパではありません。

飽きっぽい性格の私が、これだけ一つの趣味に集中するのも珍しく、現在レベル30、トロンバイクもゲットして、レースカテゴリーは現在Bクラス(FTP 225W)、サイクリングアチーブメントのバッジは全115個すべて獲得しました。

ZWIFTの走行記をブログに書き続けたら、ZWIFTラベルの記事数も74になりました。

[ZWIFT(ズイフト)レース走行記] まとめ記事

以下、ZWIFT関係でのグッズも併せて紹介したいと思います。

Omixの3本ローラー

9,200円と激安の中華製3本ローラーですが、値段以上にしっかりとした造りで、ローラーの両脇がつづみ型に盛り上がっていて、前輪が脱輪しにくいように工夫されています。


3本ローラーは最初は慣れが必要ですが、実走に近い感覚でトレーニングできます。

ただし、固定ローラーやスマートトレーナーと比べると、かなりの騒音が出るのは注意です。

ナカトミの業務用扇風機

扇風機は、特に夏場のインドアトレーニングには欠かせないアイテムです。


このナカトミの45cmアルミフロア扇風機は、業務用扇風機と家庭用大型扇風機(サーキュレーター)の中間の風力の扇風機で、業務用扇風機のようなオレンジ色ではなく、シルバーなので部屋に置いても違和感がなく、風量はそれなりに強いにも関わらず比較的静かな扇風機です。

また、ZWIFT以外にも、ROUVY(ルービー)や、Kinomap(キノマップ)といった、いろいろなサイクリスト向けのオンライントレーニングサービスにも手を出しました。

最近はレース中心に走っていますが、まだしばらくはZWIFTに飽きることはなさそうです。

2. Oculus Quest2とBeat Saber

OculusQuest2(オキュラスクエスト2)は、自分の頭に被ってVRの映像やゲームを楽しめる機器です。

OculusQuest2は、Facebook社が10月13日に発売を開始した最新のモデルで、価格は64GBモデルが3万7100円、256GBモデルが4万9200円となっています。


低価格でありながら、旧モデル(OculusQuest)から大きく進化した、非常に完成度の高いVR機器です。

私は、以前からVR対応ゲームの『Beat Saber』(ビートセイバー)というゲームをやりたかったので、発売日に早速購入しました。

Beat Saberは、チェコのBeat Gamesが開発したVR対応の音楽ゲームで、前方から来るブロックを、プレイヤーが持つライトセーバーのような剣を使って切りながら点数を稼ぐ仕組みです。

2018年4月の発売以来、リズムに合わせてスタイリッシュに剣を振る爽快感が話題を集め、世界的な大ヒットとなっています(2019年2月までに累計100万本の販売)。


Beat Saberは、PCと接続してプレイしたり、お気に入りの楽曲をカスタマイズしてインポートすることも可能です(保証対象外になりますが)。

以下の動画は、そのようなカスタマイズの例です。

(TikTokより)

さすがにこのような超絶プレイと凝ったキャプチャ動画を作るには、それなりのスペックのPCと、手間をかけてアバターを作ったりと大変なようで、簡単には行かないようです。

だが世界はまだまだ広い!

以下の動画は、ランカーと呼ばれるプロ級の達人のプレイですが、もはや人間業を超えています。。。


私もさっそくOculusQuest2を装着して、実際にBeat Saberをやってみました!

下のキャプチャは、いろいろカスタマイズ苦労してヨルシカの曲で私自身がプレイしているものです。

ヨルシカ - Say It(言って)

私はゲーマーでも何でもないのですが、スターウォーズのライトセーバー教室に娘と通っていたこともあり、Beat Saberだけは試さないわけにはいきません。

ライトセーバーのゲームといえば、既にジェダイチャレンジというLenovoの専用VRゲームを持っているのですが、ジェダイチャレンジがシリアスなライトセーバーバトルなのに対して、Beat Saberは、音楽に合わせてワークアウトをやっているような気軽さがあります。


OculusQuest2は、大幅な機能強化もあって、これまでのVRテクノロジーの常識を覆すようなパフォーマンスと利便性を兼ね備えた、今後のヒット商品になると思います。



Beat Saberの話ばかりになってしまいましたが、「勝間和代はなぜVRにハマっているのか?」という記事には、なぜVRが面白いのか詳細が良くまとまっています。

3. VISA LINE Payカード

現在のクレジットカードのなかでイチオシなのが、このVisa LINE PAYカードです。

Visa LINE PAYカードは、LINEアプリと連携させることで、3%という圧倒的な還元率を誇る最強のカードです。


Visa LINE PAYカード

初年度3%還元で還元上限もありません(2021年4月30日まで、ポイントの還元にはLINE Payアカウントへのクレジットカード登録が必要となります)。

クレジットカード業界も、各種Payサービスの登場もあり、過渡期を迎えています。

かつては最強と言われたクレジットカード(JACCS漢方スタイル、リクルートカード、ゲゲゲの鬼太郎カードなど)が、相次いで改悪となる一方で、JCBカードやAMEXといった老舗が、(期間限定ではあるものの)20%還元キャンペーンなど大々的なサービスを展開するようになりました。

PayPay、d払い、au Pay、楽天Payなど、Pay系のキャッシュレスサービスは、過当競争の過渡期ですが、ここでもLINE Payの還元率の高さはトップレベルです。

カード利用での3%還元だけでなく、他の特典と併用という合わせ技を駆使すると、最大で21.6%もの脅威の還元率を実現することもできます。

ただし、このような高い還元率を実現するためには、日々変化するPayの仕組みやキャンペーンを常にウォッチする必要があり、またその手続きの複雑さや手間は大変なもので、趣味として割り切ってやったほうが良いでしょう。

4. 森永リーフィ

森永製菓が製造・販売している LEAFY(リーフィ)は、小麦の風味とバターの香りが豊かな風味をシュガーコートでとじ込めたパイシートに、ハーフビターチョコのコーティングをしたものです。


私は、筋金入りの甘党で、特にチョコレートのスナック菓子には目がないのですが、このLEAFY(リーフィ)というスナックは、あまりにも美味しかったので、ランキングに入れました。


コンビニなどでは扱っていないので、最近ネット通販で大人買いしてしまいました。


5. ユースキンアイ

私は、長年アトピー性皮膚炎に悩まされてきて、ステロイドも効かなくなり、何をやっても改善しませんでした。

ところが、偶然見つけたユースキンアイという非ステロイド系のかゆみ止め薬用クリームを試したところ、これが大正解で、長年痒みから眠れないという悩みからついに解放されました。


ユースキンアイは、ユースキン製薬から2004年9月に発売されたロングセラー商品です。コスメの口コミやLIPSの口コミでも、なかなか評価が高く、田中みな実さんが愛用しているということでも有名なようです。

ステロイド薬でもなかなか改善しないアトピー性皮膚炎で悩まされている方に是非おススメしたい商品です。

6. ThinkCentre M75q-1 Tiny

ThinkCentre M75q-1 Tinyは、Lenovoの小型デスクトップパソコンです。


片手の上に乗るほどの省スペースのコンパクトボディながら、パワフルな性能を持った、高性能小型デスクトップPCです。



AMD Ryzen Pro プロセッサーとRadeon Vega 11グラフィックス、高速なDDR4メモリとPCIe NVMe/M.2 SSDを搭載し、DisplayPort出力やHDMI出力、USB-Cポートと5つのUSBポートなどの多彩なインターフェースも搭載しています。

しかし、何より驚きなのが、Lenovoの公式サイトのキャンペーン(週末特化セール)を使うと、パフォーマンスモデルが税込31,240円の激安超特価だったことです。

久しぶりに超絶コスパのPCに巡り合いました。

 

価格.comでの人気ランキングが第1位(2020年11月28日現在)なのも頷けます。

7. Lepai LP-2020A

LepaiのLP-2020Aは、超小型の中華製デジタルアンプです。


数年前にネットで話題となり、私も当時Amazonで3000円程度で購入したのですが、未開封のままずっとお蔵入りしていました。

コロナの外出自粛中に、ふと思い立って、RasPiとI²S接続で繋げて再生してみたら、目が覚めるようなとんでもなく素晴らしい音で、まさに神オーディオでした!

早速以下のようにブログ投稿したところ、この記事は、Google Discover(いわゆるグーグル砲)に引っかかり、急激なアクセス増を記録しました。

[LepaiのLP-2020A+デジタルアンプとRasPiのI²S接続] は本当に神オーディオだった

LepaiのLP-2020Aのあまりの音の素晴らしさに加え、Volumio2の再生ソフトと、DSDネイティブ対応のDAC(Aoide DAC II)、そしてAmazon Echoのスイッチと組み合わせて、究極のハイレゾ&お手軽システムを組み上げたところ、あまりの便利さに、メインシステムのオーディオはほとんど聴かなくなってしまったほどです。


LepaiのLP-2020Aは、製造メーカーが変わり、現在では類似品が大量に出回っており、入手困難となっているのが残念です。

長年追求してきた究極のオーディオ再生システムがいよいよ完成したといって良いでしょう。

それもまさかの、3000円のデジタルアンプと、小型DAC、Raspberry Piの組み合わせで総額30,000円足らずで。。。

8. ヨルシカ、ずとまよ

「人は33歳までに音楽的嗜好が固まり、新しい音楽への出会いを止める傾向がある」最近の調査によると、30歳と6カ月とさらに早まっている)

。。。私自身も、かつての音楽に対する熱意も醒め、最近は昔のお気に入りアルバムを聴き返すだけで、最新の音楽に対する興味も熱意もすっかり失せてしまった気がします。

が、しかし!

まさか自分が、娘たちに影響されて、ヨルシカやずとまよにハマるとは。。。

ヨルシカ、ずとまよ(ずっと真夜中でいいのに)は、どちらも邦楽のボカロから派生したバンド(女性ボーカル)の名前です。

ヨルシカ

どちらもTVやメディアでの露出は皆無、女性ボーカリストの顔出しもありません(ライブでは顔を出しているようです)。

娘たちのヘビーローテーションで耳に残ったのは、「サイテイだーサイテイだー僕の全部サイテイだー」(八月、某、月明かり)とか、「わかんないよーわかんないよー」(詩書きとコーヒー)といった、これまでの曲の歌詞の常識に囚われない日常ストーリー性の高い歌詞です。

しかし良いものは良い。

YouTubeにさえ曲がアップされていないというこの秘匿性もあって、彼ら(彼女ら)の音楽性の高さに惹かれてゆきました。

ヨルシカの代表アルバムは「エルマ」「負け犬にアンコールはいらない」「だから僕は音楽を辞めた」など、2020年リリースの最新作は「盗作」です。


メインはMVの楽曲再生数ですが、この時代にCDが売れる数少ないアーティストでもあります。

音楽性については、「最近の邦楽についていけない人の為に文脈を解説する ―ずとまよ・YOASOBI・ヨルシカ」という記事がわかりやすく解説しています。

ヨルシカ - 『だから僕は音楽を辞めた』 (Music Video)

すとまよ(ずっと真夜中でいいのに) - 『秒針を噛む』 (Music Video)

昨年の全米TOP50のヒップホップにハマったのに続き、また新しいジャンルの音楽にハマるとは。。。まあ音楽の好みなんて感性で決まってしまうので、そういう意味では、音楽を好きになるのに年齢は関係ないのかもしれません。

ちなみに、前述のBeat Saberでヨルシカの「言って」をアバター使ってプレイしたものをキャプチャしたのが以下の動画です。


Beat Saber X ヨルシカ = 私もこの組み合わせで日々修行中(笑)

9. キャッスルロック シーズン2

テレビシリーズ『キャッスルロック』(2018年)は、”ホラー小説界の巨匠” スティーヴン・キングが脚本を手掛け、『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ.J.エイブラムス監督が製作総指揮でタッグを組んだミステリーホラーです。

日本では、2019年にWOWOWで第1シーズン(全10回)が放映されました。


不可解な事件ばかり起こる町キャッスルロックを舞台に、ショーンシャンク刑務所に幽閉されていた謎の青年と、幼少期に行方不明になった過去を持つ弁護士との関係を中心に、謎の事件が次々に発生。。。というホラーサスペンス映画です。

『キャッスルロック』は、スティーブン・キングの小説「ミザリー」の主人公アニーの若かりし日の物語で、アニーが如何にして小説家を拉致して強制的に小説を書かせるようになったかの伏線となっています。

しかし、映画のテーマは、宗教、罪悪、歴史、そしてパラレルワールドのようなSF的な要素も絡み合い、観た人によって解釈がまちまちのような謎解きに満ちており、まさに個人的にツボにはまった映画でした。

先日、ニュースで「スティーヴン・キング製作『キャッスルロック』シーズン2でキャンセルに」ということで、残念ながらシーズン3は幻となってしまいました。

シーズン2は「キャッスルロック:ミザリー ~殺人へのシナリオ~ 」と改題されて、Blu-rayも発売されているので、レンタルで観ることもできます。


10. Noxidil Forte

これは毛髪のアレで悩んでいる世の中の男性全員におススメしたい高血圧治療薬です。


友人の紹介で9月から毎日1錠づつ、セットのFinpecia(プロペシアのジェネリック)と共に服用したのですが、なんと1か月後の11月ごろにはハッキリと効果が表れ出し、3か月後には、もう完全に10年前の状態に復活しました!

ビフォーアフターの写真は敢えて掲載しませんが、これほどまでに劇的な効果が出るとは驚きです。

私が服用したのは10mgx100錠の強いほうでしたが、副作用も出ていません。

ネットの投稿記事記事2記事3を見ると副作用については注意が必要です)

注文はオオサカ堂というネット通販です。


以上、【2020年ヒット商品ランキング】私が選んだベスト10でした!

傾向としては、外出自粛の影響もあってか、ZWIFTやBeat Saberのようなスポーツ色の強いゲームに傾倒しています。

また、昨年までと違って、今年はベスト10に入る書籍がありませんでした。本はそれなりに読んではいるのですが。。。果たして来年は何を選ぶことになるでしょうか?

【2019年ヒット商品ランキング】私が選んだベスト10(MTB、大草原の小さな家、ストレッチTシャツなど)

【2018年ヒット商品ランキング】私が選んだベスト10(ジェダイチャレンジ、ツインピークス・ザ・リターンなど)

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