【2018年ヒット商品ランキング】私が選んだベスト10(ジェダイチャレンジ、ツインピークス・ザ・リターンなど)

雑誌「日経トレンディ」が「2018年ヒット商品ベスト30」を発表しました(日経トレンディが18年ヒット商品ベスト30を発表!)。毎年恒例のヤツですね。

1位が安室奈美恵、2位がドライブレコーダー、3位がペットボトルコーヒーでした。ここまでは納得のランキングですが、4位以下には名前さえ知らないものもチラホラ。。。NONIOって何??

では、2018年の【個人的な】ヒット商品ベスト10は何だろうかということで、勝手にランキングを作ってみました。


2018年の【個人的な】ヒット商品ベスト10

第1位 スターウォーズ(東京セイバーズ、ジェダイチャレンジ、最後のジェダイ)
第2位 ツインピークス・ザ・リターン
第3位 スマホで音楽(完全ワイヤレスイヤホンZHW-D06、Spotify)
第4位 世田谷246ハーフマラソン
第5位 遊星からの物体X デジタルリマスター上映
第6位 relive
第7位 中国杭州
第8位 IEEE802.11ac無線LANルーター
第9位 「カトリックの信仰」(岩下壮一)
第10位 アマゾンエコードット

ちなみに「2018年ヒット商品ベスト30」は以下のようなリストでした。



そして私が選んだ2018年の【個人的な】ヒット商品ベスト10は以下のとおりです。

第1位 スターウォーズ(東京セイバーズ、ジェダイチャレンジ、最後のジェダイ)


今年は何と言ってもスターウォーズイヤーでした。年始に「最後のジェダイ」を家族で観に行ったのがきっかけで、次女がスターウォーズにどっぷりとハマってしまいました。

次女は自らネットを検索して東京セイバーズなる団体(東京SABERZ殺陣教室|ライトセーバースタイル)を発見、レッスンに連れて行け!と激しく要求。まあいいかということで、体験レッスンを受けて東京セイバーズの正式会員となりました。そして、毎週土曜日の夜8時からの殺陣教室に、次女と一緒に通う日々が始まりました。ちなみに大人ばかりの世界にひとり小学生が混じっている感じですが、本人は全く意に介することなく楽しんでいます。

最初のレッスンでは、映画評論家の有村崑さん(東京セイバーズ代表)自ら珍しく参加されていて、一緒にライトセーバーを振り回してジェダイ修行(笑)しました。

有村崑さんはじめ東京セイバーズの皆さんと

参加者はスターウォーズマニア揃いで、ほとんどのメンバーは自分のライトセーバーを持参してくるのですが、これが1本ン万円もするかなりの高額品!娘から買ってくれ!と激しくねだられていますが、こればかりは毎回レンタルで凌いでいます。

ちなみに娘が欲しがっているのがこのメイス・ウィンドゥ・モデル(定価52,900円!)です。

メイス・ウィンドゥ・モデル

レッスンは、ライトセーバーの基本的な振り回し方を教えてもらって、実際の映画シーンを忠実に再現した殺陣のレッスンをみっちりやって最後に映像に撮ってもらうという中身の濃~い2時間です。下のビデオは、エピソード7のカイロ・レンとレイが闘うシーンです。

カイロ・レン vs. レイ(0519)

次女は、東京セイバーズだけでは飽き足らず、ジェダイチャレンジというゲーム機を欲しがり出し、ついに誕生日プレゼントに「2年分」という条件でジェダイチャレンジをプレゼントしました(当時3万円近くしました)。

ジェダイチャレンジとは、レノボが発売しているVRのゲーム機で、スマホをゴーグルに装着して、仮想敵相手(ダース・モール、ダース・ベイダーなど)にライトセーバーで対決するゲームです。


以下はLenovoの公式サイト「Star Wars™: Jedi Challenges | レノボジャパン - Lenovo」からジェダイチャレンジの紹介動画です。

ジェダイチャレンジ

ジェダイチャレンジはVRグラスを装着してライトセーバーで戦うオモチャですが、なかなか良くできており大人でも夢中になってしまいます!最初に登場するダースモールは意外に弱いのですが、その先の相手はどれもかなり手強いです。

ジェダイチャレンジのプレイ中

話は変わりますが、映画「ハン・ソロ」も面白かったです。エピソード1で死んだはずの
ダース・モールがまさかの登場で驚きました。

ダース・モール

今年を振り返ると、まさにスターウォーズ尽くしの1年でした。

第2位 ツインピークス・ザ・リターン


あの伝説の社会現象にまでなった『ツイン・ピークス 』の25年ぶりの新シリーズ『ツイン・ピークス The Return』がWOWOWで放映されたのが昨年のことでした。

『ツイン・ピークス The Return』

今年になってWOWOWで全18話が一挙再放送となったので、1か月だけ契約してすべて観ました(もちろん録画も)。

登場人物がすべて25年の歳月を経てほぼフルメンバーで出ているのも驚きなのですが、デヴィッド・リンチ監督のマジックは以前よりパワーアップしており、数々のミステリーが複雑に絡み合い見応え十分(というか完全に消化不良状態)の内容となっていて嬉しい驚きでした。

新シリーズでは、前回シリーズの最後でレッドルーム(赤い部屋)に幽閉されてしまったクーパーFBI捜査官が、「悪いクーパー」と「良いクーパー」の2重人格がそれぞれ具現化して25年ぶりに現実の世界に戻ってきたというシナリオです。

例によって難解を極める内容なので、私は早速「ツイン・ピークス究極読本」を購入しました。

ツイン・ピークス究極読本

余談ですが、上の写真の左側のツインピークスBluRay10枚組ボックスセットは、英国Amazonから購入したものですが、送料込みで何と2,458円!と激安。英国盤でもユニバーサル言語対応で、日本語字幕も日本語音声もちゃんと入っています。

録画した『ツイン・ピークス The Return』全18話は、もう一度観直している最中ですが、内容を理解するにはまだまだ時間がかかりそうです。。。

デヴィッド・リンチ監督については、以前のブログでその作品を紹介しました。

デヴィッド・リンチの世界~「デューン/砂の惑星」「マルホランド・ドライブ」「ツイン・ピークス」

デヴィッド・リンチの世界(その2)~「ブルー・ベルベット」「ワイルド・アット・ハート」「ロスト・ハイウェイ」

デヴィッド・リンチの世界(その3)~「イレイザー・ヘッド」「エレファント・マン」「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」

第3位 スマホで音楽(完全ワイヤレスイヤホン、Spotify)


ひょっとしたら今年一番のパラダイムシフトだったかもしれません。これまでスマホで音楽を聴くときは、Ultimate EarsのTriple Fi.10にポタアンを接続して、音源はもちろんハイレゾ音源の96/24のFLACかDSD2.8でした。。。と言っても余程のオーディオマニアでなければナンノコッチャだと思いますが、要は、私は音質には徹底的にこだわりがあるオーディオマニア(ヲーオタ)を自負していました。

それが、iPhone8ではアナログオーディオ端子が廃止となってしまい、Bluetoothで無線接続してBluetooth対応のヘッドフォン/イヤホンで聴くしか手段はなくなってしまい(厳密にはLightning端子経由という手段がありますが)、止む無く購入したのが、この完全ワイヤレスイヤホンZHW-D06でした。

完全ワイヤレスイヤホンZHW-D06

中国製、Amazonでたったの2,699円でした。安かろう悪かろうと大して期待もせずに入手したのですが、これが驚きの素晴らしいハイコスパ商品でビックリ!この製品は以前ブログでも紹介しました。

¥2,699の完全ワイヤレス イヤホン ZHW-D06 Bluetoothのコスパの高さに思う事

(11月23日現時点では、本製品は既に販売終了で、同種の別モデルがなんと1,000円!!で販売されています)


充電機能を備えたケースから取り出した途端、自動的にスマホとペアリングが完了し、片耳だけでも両耳でもどちらでも使用可能。音質は特筆すべきものはありませんが、スマホのイコライザーで調整してやれば十分に音楽鑑賞に耐えるレベルです。

日常生活防水機能もあるので、ジョギング中に使うこともできます。実際、普段のジョギングに使ってみたところ、完全独立型のおかげか、これまでのどのイヤホンより走行中の振動ノイズが静かで、使用感も完璧でした。

中国製品のクオリティ改善には目を見張るものがあります。このクオリティでこの値段であれば、もはや高価な日本製品を購入する理由はもうありません。

イヤホンを替えたついでに、定額制音楽サービスの代表格であるSpotifyにも加入しました(3カ月無料キャンペーンですが)。以前Apple Musicを使っていたこともあるので定額制音楽サービスには馴染みがありましたが、全世界で7,000万人のユーザーを誇るSpotifyの使いやすさは抜群です。音質は160kbps程度なので正直チープですが、それを補って余りある膨大なカタログコレクションです。


もはやわざわざCDをリッピングしたり、音源をダウンロードする手間のかかる作業には戻れなくなってしまいました。

Spotifyの画面

3カ月お試し期間が過ぎると月額980円になってしまいます。無料でも使えるのですが、曲の合間に広告が入るし、曲のスキップなども自由にできません。私はおそらく有料サービスを契約することになると思います。

こんなにお手軽に音楽が聴けるとなると、もはやオーディオ的に音にこだわってあれこれやるのが馬鹿らしくなってしまいました。聴覚も老化してハイレゾなんて聴き分けることもできなくなったと、これからの音楽ライフはお気楽に行こうかと思います。

第4位 世田谷246ハーフマラソン


世田谷246ハーフマラソンは、世田谷区駒沢公園をスタートして246沿いや多摩川河川軸をコースに走る非常に人気の高いマラソン大会です(倍率は5~6倍)。

私は10年前から何度かエントリーしましたが、抽選に当たって今年初めて大会に出場することができました。

ハーフマラソンは10年振り。タイムは2時間6分59秒とかろうじて制限時間(2時間10分)以内で完走できましたが、走力の低下を痛感しました。


それでも、天気にも恵まれ、沿道では妻も応援に駆けつけてくれ、ゴール後は学生時代の先輩と美味い蕎麦屋で反省会?で盛り上がったりと、とても楽しい思い出に残るマラソン大会でした。



ハーフマラソン出走の詳細は以前ブログに書きました。

世田谷246ハーフマラソンをなんとか完走しました

第5位 遊星からの物体X デジタルリマスター上映


『遊星からの物体X』36年ぶりスクリーン上映へ ─ SFホラー傑作、デジタル・リマスター版で復活

8月に衝撃的なニュースが伝わりました。

ななななんと、あのジョン・カーペンター監督のSFホラー大傑作『遊星からの物体X』(1982)がデジタル・リマスター版として復活し、日本国内で劇場公開されることになったからです。

ネットでのニュース(こちらから引用)

『遊星からの物体X』は、10万年前の地球にUFOが南極に不時着して、長い間冬眠していたのを、南極基地の隊員によって発掘されてしまい、エイリアンが眠りから醒めて人間を襲うというホラー映画です。

このエイリアンは、取り込んだ生物に同化・擬態して更に増殖する擬態化して肉体を乗っ取ってしまうことができ、南極基地の隊員は次々にエイリアンの犠牲に。。。という怖ろしいストーリーなのですが、特殊効果が凄まじくグロテスクなことで有名でした。

勇気のある人は以下のYouTubeをご覧ください(閲覧注意!!)

Chest Defibrillation - The Thing (5/10) Movie CLIP (1982) HD

勇気のある人もない人も以下のピングのビデオは必見ですw

Pingu's 'The Thing' AKA THINGU by Lee Hardcastle

個人的には、『遊星からの物体X』は、古今東西すべてのSF映画のなかで最高傑作だと思っています。登場人物は10人の南極隊員だけ。女性はゼロ。人間に同化できるエイリアンという発想も素晴らしいですし、疑心暗鬼で仲間割れしてゆく過程が常に緊張感が漂い見応え十分です。

早速、有楽町(丸の内ピカデリー)での先行上映予約チケットを購入。公開初日の10月19日に観に行きました。

丸の内ピカデリー

デジタル・リマスター版で再現された『遊星からの物体X』の劇場版は、期待どおりの迫力で大満足でした。

まだ全国の映画館で上映中のところも残っていますので、気になる方は急いで映画館へ!(上映の情報は映画『遊星からの物体X<デジタル・リマスター版>』オフィシャルサイトをご覧ください)。

第6位 relive


reliveというサービスは、自分のランニングや自転車で走った走行記録アプリのデータと連動して、実況中継のように再現できるスマホのアプリです。

今年イチオシのスマホアプリです。これは面白い!!

BRM530安曇野600km

reliveはコースの途中に写真を挿入することができます。

自転車やランニングだけでなく、トライアスロンにもピッタリです。下はアイアンマンジャパンを再現しました(長いので映像は高速モード、挿入した写真はマニュアルでEXIF情報を追加したものを利用しました)。

アイアンマンジャパン2015

ランニングや自転車が趣味の人にとっては、このreliveは究極の自己満足アプリ。

月額11ドル(1200円)とやや高めですが、機能制限版は無料でも使えます。

第7位 中国杭州


8月に中国の杭州を訪れたのですが、中国のあまりの発展の凄まじさにカルチャーショックを受けてきました。

空港から市街地への景観

杭州は、上海の近くにある人口1,000万人の大都市で、ハイテクや自動車産業の中心地です(アリババの本社があります)。

その杭州が実はここ数年で猛烈な発展を遂げていたことを私は全く知らなかったため、中国があまりに目覚ましい発展を遂げている現実を目の当たりにして大きな衝撃を受けました。そして、これまで中国に対して抱いていた古い固定観念は完全に打ち砕かれてしまいました。

ここは本当に中国か?

街はどこも高級車だらけ

杭州についても前にブログに書きました。 日本人が知らない中国の最新事情(2018年夏の杭州訪問記)
杭州での滞在で私の中国に対する印象は完全に変わってしまいました。同時に如何に自分が今まで中国について無知だったか、日本のメディアの偏った報道に如何に悪影響を受けていたかを痛感しました。

中国杭州はヒット商品というカテゴリーではないかもしれませんが、あまりに衝撃的な体験でした。

第8位 IEEE802.11ac無線LANルーター


これまで自宅のWiFiは802.11abg/nというちょっと前の無線技術仕様の無線LANルーターを使っていましたが、最新技術の802.11ac対応ルーターの価格が手頃になったので、リプレースしました。

Amazonで購入したTP-Link社製の無線LANルーターです。5,930円とかなりお買い得でした。TP-LINK Technologies Co., Ltd.は、SOHOおよびSMB向けのネットワーク機器を製造販売する、中国深圳に拠点をおく大企業です。バッファローやNECなど国内メーカーの製品よりも遥かに割安で購入できます。ここでも中国は存在感がありますね。

TP-Link WiFi 無線LAN ルーター

この無線LANルーターの転送速度は最大で867Mbps(11ac)と、これまでの300Mbps(11n)から2倍以上向上しています。しかも5GHz帯を使用できるので電波が安定しています。

いきなりスマホの通信速度が劇的にアップ!!

SpeedTestの結果

そして何よりも、この無線LANルーターは3階のロフトに設置しているにも関わらず、1階の寝室にあるTVにNASから地デジやBSデジタル放送の録画番組を無線ストリーム配信しても、まったく途切れずに観ることができるようになりました!!

そして、家のなかに増殖してきたモバイルデバイス(スマホ、タブレット、デジタルAI家電など)の通信が非常に安定するようになりました。

たった5,930円の投資で非常に快適なWiFi環境が実現できたので、これはヒットでした。

第9位 「カトリックの信仰」(岩下壮一)


新刊ではないのですが、近代日本カトリシズムの指導者・岩下壮一が公教要理を詳説し、キリスト教の精髄を明かした戦前の大著、955ページの超長編です。


2月に図書館から借りてきて、何度も貸出延長を繰り返しましたが、未だに読破までは遠い道のり。。。しかし、前半200ページの内容だけでもカトリックの公教要理(カテキズム)を理解するのに絶大な助けになりました。特筆すべきは、テーマの難解さに対して、実に解り易く、現代にも十二分に通用する説得力に満ちていることです。

なぜ人は宗教を必要とするのか?なぜカトリックなのか?

そのような疑問に対して実に明解に示唆を与えてくれる名著です。

第10位 アマゾンエコードット


遅ればせながら、アマゾンエコードットの新型発売を受けて、旧型(第二世代)が6月に安価(3,240円)で放出されたのを購入しました。

アマゾンエコードット

「アレクサ」と呼び掛けると、音楽をかけてくれたり、天気を教えてくれたり、いろんな相手をしてくれます。子供たちが面白がっていろいろ使っています。個人的にはアレクサが歌う「テクノロジー♬ テクテクテクテク、テクノロジー♬」が気に入っています。

Amazon Prime会員であれば、Amazon Musicなどいろいろ多彩なサービスに活用できるのですが、残念ながらPrime会員ではない私は、アマゾンエコードットの機能をフル活用できていません。

しかし、私は最近Spotifyの3カ月無料のPremium会員になったので、アマゾンエコードットと連動させて、Spotifyの4,500万曲以上の膨大な楽曲から自由に音楽を選んで流せます。

これは便利です!

ちなみにアマゾンエコーは、「日経トレンディ」が選んだ「2018年ヒット商品ベスト30」の第5位でした。

以上が、私が選んだ2018年【個人的】ヒット商品ベスト10です。

中国関連の商品が、第1位(レノボ製ジェダイチャレンジ)、第3位(完全ワイヤレスイヤホンZHW-D06)、第7位(中国杭州)、第8位(TP-Link製 WiFi 無線LAN ルーター)、そして第10位(アマゾンエコードット)も中国製ですから、大半を占める結果となりました。中国の存在はもはや日本を圧倒しています。

ブログにまとめてみると、この1年がどんな年だったのか、振り返ることもできますね。

来年はどんな商品に出会うことになるのでしょうか。。。

(2018/11/24 追記)

忘れていた商品がありました。中華製のアクションカムA66、これはランキング上位必須でしたので、以下に紹介します。

(番外) 中華製アクションカム A66


アクションカムはGoProをはじめとしてソニーやNikonなど日本メーカーも様々な商品を出しています。最近は360度撮影や、スマホとの連動、4K動画などスペックも高機能化が進んでいます。

そんななか、アマゾンで3,980円という激安商品を見つけました。ブランドはapemanという中国のメーカーのA66という製品です。カスタマーレビューも4つ星で高評価だったので購入して試してみました。

スペック的には十分過ぎるほどです。

フルHD(1080p@30fps)モードで2時間の連続撮影
付属の防水ケースで30m防水
1.5インチカラーディスプレイ
HDMI出力
ドライブレコーダー機能
ループ録画機能
手ブレ補正(アンチシェイク)機能
動体検知機能

機能として欠けている大きなものは、WiFi機能がないこと、リモコンがないことくらいでしょうか、しかしこの価格では望むほうが間違っています。

私はこれをロードバイクに装着してスポーツカムとして利用しています。付属の防水ケースにいろいろ組み込んで固定することができました。

ロードバイクに装着

アクセサリーはこれでもかというほどギッシリ同梱されてきました。が、その多くはどうやって使うのか全くわかりません。。。なんとか試行錯誤でロードバイクに装着してみました。

APEMAN アクションカメラA66と付属品

ロードバイクに乗っている間はディスプレイを見ることができないので、基本的な操作を覚えておく必要があります。撮影中は青いインジケータ(本体横)と黄色いインジケータ(本体上)の両方が点滅しますが、ロードバイクに乗りながら確認するのはどちらもちょっと困難です。

動画撮影
・【事前設定】デフォルトは録画3分間の繰り返し録画(設定で最大10分間に変更可能)
・電源ボタン(正面レンズの横)を3秒押し続ける
・OKボタン(上部)を押すと録画開始、もう一度押すと録画終了
・録画中は青いインジケータ(本体横)と黄色いインジケータ(本体上)が点滅

写真撮影
・電源ボタン(正面レンズの横)を3秒押し続ける
・もう一度電源ボタンを押す
・OKボタンを押すたびに写真が撮れる

留意すべきは、オートパワーオフが有効になっている場合、時間が経過すると電源オンであってもディスプレイがオフになっているので、その状態でOKボタンを1回押しただけでは動画/写真撮影が始まりません。この場合は、2回押す必要があります。これを間違えると、撮りたいシーンだけ撮れていないという悲劇に繋がるので注意が必要です。

電源オンの状態のときは、上部の黄色いランプが点燈しています。

なお、設定画面を出すには、電源ボタン(正面レンズの横)を3秒押し続けてオンにしたあと、電源ボタンを3回押すと設定モードになります。

以下はロードバイクに装着してスポーツカムとして撮影した映像はこちらです(手ブレ補正:有効)。ファイル形式はmp4(1920x1080)です。

ヤビツ峠下り撮影動画

画質もブレ防止も十分なレベルで申し分ありません!

これもまた中国の製品です。中国の製品はもはや「安かろう、悪かろう」の時代を過ぎて、コストパフォーマンスが高いものばかりになりました。

こちらの記事「人気ドライブレコーダーメーカーApemanって?信頼できる?」によると、Apemanという中国の企業は、本社が深圳にあり1,000名ほどの従業員のなかなか大きな会社のようです。しかも、Apemanはモバイルバッテリーや、イヤホンで有名なあのAUKEY社の子会社ということでビックリです。。。

また、こちらのこちらの記事「製格安アクションカメラ 5,000円以下でGoProを圧倒」によると、このA66という製品はGoProキラーの代表格で、GoProは赤字経営に陥っているようです。

2018年はつくづく中国の底力を痛感した年でした。。。

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