[50代オヤジのオーディオブログが300記事投稿達成] ブログのテーマ選びのコツとは

本ブログ「モニオの部屋」の記事数が300本に達しました。


7年前に何となく始めたブログの投稿が、いつの間にか300記事にまで増えたのは、我ながら驚きです。

累積ページビューも今のペースだと年末(2020年12月)には100万PVに達する見通しで、少なからず世間の方々に役立っているのではと思うと大きな励みになります。

本ブログは、世間のブログと比較すると、アクセスも収益もごくフツーのブログです。

私のようなごく普通の50代サラリーマンのオヤジが、300記事で100万ページビューまでブログを続けてこれたのは、自分の経験や蓄積を、不特定多数の方々に役立ててもらえることが楽しいからに他なりません。

以下にブログを300本書き続けるために必要なテーマ選びやネタ探しについてまとめてみました。

1. ブログを始めたきっかけ

私がブログを始めたのは、2013年の11月26日。なんとなく、趣味のオーディオのネタをブログにしたら面白いのではないかと思い立ったのがきっかけでした。

ブログを始める前は、音元出版が運営している「ファイルウェブ」というオーディオ専門のコミュニティに「モニオ」というニックネームで投稿していました。


コミュニティへの投稿は気軽な反面、情報がフローで流れるだけなので、せっかくのノウハウや知識もごく一部の人にしか届きません。

自分が知っていることをストックとして、できるだけ多くの人に、できるだけ長い期間に渡って役立ててもらえれば。。。との思いから、ブログを立ち上げることにしました。

今更ブログなんて。。。という気持ちもありましたが、「思い立ったが吉日」ということで始めました。

多くの無料ブログサービスからGoogleのBloggerを選んだのは、検索最大手のGoogleならいろいろと便利ではないかと考えたからです。

ちなみに、ブログ名にある「モニオ」というのは、イギリスの老舗スピーカーメーカー「モニターオーディオ」に由来しています。


拙宅のリビングシアターのスピーカー(9.1ch)は、すべてモニターオーディオで統一しているので、「モニオの部屋」というのは、モニターオーディオで構築されたリビングシアターという意味です。

2. オーディオブログから雑記ブログへ

ブログを立ち上げてからの経緯は、以前の投稿「ブログが累計50万PVに到達、これまでのサイト構築の経緯を振り返りました」に詳しく書きました。

ブログが累計50万PVに到達、これまでのサイト構築の経緯を振り返りました

当初はオーディオネタ中心だった投稿が、現在は、オーディオ, お金の節約術, トライアスロン, インコ。。。と何の脈絡もない雑記ブログになっています。

過去の全期間のアクセスランキングは以下の通り。

記事アクセスランキング(全期間)

トップ記事10本のうち、7本がオーディオ・ビジュアル関係です(残りの3本は、トライアスロン、お金の節約術、カブトムシ育成日記)。

一方、過去1ヶ月の記事のアクセスランキングは以下のようになっています。

記事アクセスランキング(過去1か月間)

トップ10記事のうち、オーディオ・ビジュアル関係の記事は4本だけで、あとはお金の節約術が3本、トライアスロンが2本、インコが1本という内訳です。

オーディオ関連の記事でトップ10に入っているのは、第7位の「Volumio Spotify Connectの衝撃」のみです。

「モニオの部屋」は、今では以下のようなカテゴリを中心とした雑記ブログになっています。

本ブログ記事の分類

アクセスの安定したブログ構築については、以前の投稿「[目指せ!アクセス累計100万PV] 安定したブログサイト構築のために」に詳しく書きました。

[目指せ!アクセス累計100万PV] 安定したブログサイト構築のために

上の記事にも書きましたが、ブログのアクセス数は「テーマ選び」で9割が決まります。

また、安定したブログ運営のためには「流行り廃りのないテーマを選ぶ」ことが大事です。

ブログのアクセスを増やして効率良く収益を上げるためには、テーマは1本に絞って専門性の高いサイトにするのが鉄則なので、本ブログのようにテーマが定まっていない雑記ブログは、高いアクセス(=高い収益)を実現するのはなかなか難しいです。

しかし、ブログのテーマにも浮き沈みがあるので、特定のテーマに絞ったブログが必ずしも高いアクセスになるというわけでもありません。

例えば、海外旅行に特化したブログサイトが、コロナの影響で旅行客が激減し、アクセスが大幅に減ってしまったということが起きています。

本サイトも、コロナの問題が発生してからは、持久系スポーツやトライアスロン大会のイベントが軒並み中止となってしまったため、そのカテゴリの記事アクセスが激減しています。

3. ブログ記事のネタ探し

ブログに書く記事のネタ探しは、ブロガー共通の悩みですね。

特に、毎日ブログを更新しているブロガーや、ブログで生計を立てているようなプロにとっては、ネタ切れは深刻な問題です。

私の場合は、ここ1~2年は年間80記事くらい(週に1~2回の投稿)ののんびりとしたペースなので、それほどのプレッシャーはありませんが、やはり、ネタ切れで困ることは良くあります。

質の低い記事を無理に大量生産すると、そのブログの評価や品位が著しく低下して、検索順位や広告収益にも悪影響を及ぼすことになります。

ではどうやって質の良い記事を書き続ければ良いのか?

それは、自分のこれまでの人生のなかで経験を積んできた得意なネタに特化して、ひたすら情報発信することに尽きると思います。

50代のオヤジになると、年齢的には人生の峠をすっかり通り越していますが、長年積み重ねてきた経験の豊かさは、圧倒的な価値があるはずです。

その経験の豊かさをブログを通して社会に還元できるのが、ブログの醍醐味といって良いでしょう。

文章が苦手だとブログ投稿を続けるのは大変かもしれませんが、自分の経験をネタにすれば、50記事くらいはあっという間に書けると思います。

私の場合は、ブログを始めた時期がトライアスロンへの挑戦を思い立った時期でもあったことから、オーディオ関係の記事を投稿しつつ、トライアスロンや持久系スポーツの体験談を記事にしました。

持久系スポーツ大会の完走記は、記憶が鮮明な当日の夜に一気に書き下ろすと、臨場感のある文章にできるのと同時に、頭のなかにパンパンになっていた思いを一気にブログに吐き出して気持ちがラクになりました。

レースの準備、スポーツギアの紹介、コースの特徴、トレーニングの方法など、自分が体験ブログを読んで参考になったことを、今度は情報を提供する立場になるわけです。

少しでも多くの人の役に立てればとの思いと、持久系スポーツの楽しさを多くの人に知ってもらいたいという気持ちで書きました。

実際、最初の数年間は、広告収入など全く念頭になく、ブログ記事が読みやすいようにと敢えて広告を排除したページ作りに徹していました。

私は運動能力はごくフツーなのですが、50代オヤジの持久系スポーツ奮闘記は、下から目線の新鮮さもあって、多くの方にアクセスをいただくようになりました。

ブログを始めて最初の50記事くらいまでは、こうして自分の得意なネタを記事にしました。

大きな目標だったアイアンマンジャパン北海道を無事に完走(2015年8月)したのが、ちょうど50記事を書いたころですが、完走後は持久系スポーツがひと段落したこともあり、ネタも切れてきました。

このあたりから、オーディオ関係と持久系スポーツ関係以外にも、映画や音楽、NFL(アメフト)観戦といった新しいテーマの記事をちらほらと書くようになりました。

新しい記事も、50代までの人生で蓄積してきた知見によるものです。

具体的には、以下のような記事です。

マタイ受難曲 カール・リヒター盤の聴き比べ
デヴィッド・リンチの最高傑作『デューン/砂の惑星』『マルホランド・ドライブ』『ツイン・ピークス』
NFL(アメフト)の2015年シーズンいよいよ開幕です

新しいテーマを記事にすると、同じテーマで派生記事を書くといった広がりが出てくるので、自然と記事数も増えてゆきます。

マタイ受難曲は、カール・リヒター指揮以外の名盤聴き比べやヨハネ受難曲の名盤聴き比べに、デヴィッド・リンチ監督の映画は合計3本の記事に、NFL観戦の記事は、その後3本の試合観戦記に繋がりました。

マタイ受難曲 名盤聴き比べ(リヒター盤以外)
『ブルー・ベルベット』『ワイルド・アット・ハート』『ロスト・ハイウェイ』続・デヴィッド・リンチの最高傑作
NFL(アメフト) Week10 ジャガーズ対レイブンズ こんな試合ってアリ!?

結果、これまでのオーディオと持久系スポーツという2大テーマ中心から、映画、音楽、NFL、旅行、お金の節約術といった自分自身の人生で興味を持ったあらゆるテーマを扱うようにブログの性格が変わりました。

やがて。。。記事数が100本を超えたあたりで、いよいよネタ切れとなり、最初の大きな壁に突き当たりました。

2016年から2017年の2年間は、ブログ記事数はわずかに20本と、ブログの更新頻度は激減してしまったのです。

ちなみに、半休眠状態だったこの2年間に投稿した記事のなかには、数年後に大きくアクセスを伸ばすことになる記事が含まれています。

カブトムシ育成日記~産卵から羽化まで

ひとつは、「カブトムシ育成日記」の記事です。累計で14600アクセスを記録しており、本ブログでも最も読まれている記事のひとつです。

「カブトムシ育成日記」がここまでアクセスが増えた理由は、おそらく、カブトムシの生涯を2年間(2世代)に渡って交尾→産卵→孵化→幼虫→蛹→羽化と時系列ごとに詳細に記録紹介したブログ記事が他になかったからだと思います。

本ブログではたった一つの昆虫関係の記事ですが、カブトムシ飼育専門のブログや、昆虫専門のブログよりも上位に検索結果で表示されます。

下は、Google検索(2019/07/19)でというキーワードでGoogle検索した結果です。本ブログの記事が上位表示されているのがわかります。

Google検索「カブトムシ、羽化」の結果

調子に乗って、その後、「オカヤドカリ育成日記」「シマドジョウ育成日記」を書きましたが、それぞれ2000アクセス、1000アクセスと、どちらもそれほど伸びません。なかなか一筋縄には行きませんね。。。

【オカヤドカリ育成日記】宿替えで成長、3年目を迎えました
【シマドジョウ育成日記】メダカと同じ水槽で飼育してみよう

もうひとつ、数年後に大きくアクセスを伸ばすことになった記事がこちらです。

miniDVビデオを撮影日時ごとにファイル分割してDV-AVIで保存する

この記事は、投稿後2年間はほとんどアクセスがなかったのですが、コロナの影響で自宅で暇を持て余した人たちが、どうやら昔のミニDVテープの整理を始めたようで、2020年4月ごろから急激にアクセスが増え、今では10,000近いアクセスになりました。

今では、「DVテープ、取り込み」のキーワード検索では堂々の1位を誇っています。

検索パフォーマンス

2018年には、心機一転でブログのURL引っ越しを敢行しました。

しかし、「サイトにリダイレクトディレクティブがありません」というエラー(HTML でリダイレクトして301認定されない問題)を解決できず、これまで何年にもわたって蓄積されてきた貴重なGoogleの検索実績がゼロリセットされてしまうという最悪の結果を招いてしまいました。

当然ながら、アクセスは一気に落ち込み、2018年5月には月間わずか1,536PVという4年前の水準まで激減してしまいました。

ブログネタも枯渇していたのですが、数年前の自分の家づくりの経験を記事にしたり、近所の知られざる子供の遊び場記事を5本書いたり、アルバム名盤ベスト10記事を5本書いたりと、知恵を絞ってブログ投稿を続けました。

まさに、自分の人生の棚卸しに近いものがありました。

その甲斐があり、検索パフォーマンスは徐々に以前の水準に回復し、2018年の年末には、ブログ記事数150本、アクセス数は1万PV/月、累計アクセスも50万PVに達しました。

検索パフォーマンスの回復

50万PVに達したのを契機に、独自ドメイン(www.monionoheya.com)を取得しました。

アクセスを効率的に増やして、さらに多くの人にリーチすることにより、「誰かの役に立つ情報を発信する」から、「より多くの人の役に立つ情報を発信する」を目指すことにしたのです。

また、Googleアナリティクスを導入して、アクセス分析も本格的に始めました。

ブログ開設から5年目にして、ようやく本腰を入れ始めたのです。

2019年には本格的に持久系スポーツに復帰したこともあり、1年半のうちに150本以上のブログ記事を書きました(2019年は88本、2020年6月現在で66本)。

これは、年平均100本(3日に1本)のハイペースです。

ページビューも、平均10,000PV/月(2019年1月)が、わずか1年で平均30,000PV/月(2020年1月)と、一気に3倍に増加しました。

しかし、ブログネタは5年間で既に枯渇状態だったはずが、なぜ150本も新しい記事が書けたのでしょうか?

150本の内訳を調べてみました。

オーディオ/ビジュアル 14
トライアスロン/持久系スポーツ 36
音楽 7
映画 9
NFL 2
お金の節約術 18
ブログ 10
スターウォーズ 4
旅行 5
新製品レビュー 7
本 4
インコ 10
その他 16

内訳からは、トライアスロン/持久系スポーツが36本と突出している以外は、幅広いテーマに広く浅く分散しているのがわかります。

テーマを絞らないブログサイトはアクセスを集める観点では決して効率的ではないのですが。。。(この件は後ほど触れます)

150本も新しい記事が書けた理由は、これまでの人生経験をベースにした記事とは異なり、50代で新しく出会った事柄に、50代ならではの独自の視点を盛り込んで記事にしたからです。

以下カテゴリごとの状況です。

3.1 トライアスロン/持久系スポーツ

トライアスロン/持久系スポーツの記事は、本数が多い割にはアクセス数はそれほど伸びていません。

これは、コロナの影響でスポーツイベントが軒並み中止や延期になってしまった影響も大きいのですが、それ以上に、私が発信するトライアスロン/持久系スポーツ記事に対する潜在ニーズそのものが少ないことが原因だと思います。

そんななか、50代でハマってしまったマウンテンバイク(MTB)の記事15本は、文字通り身体を張っての奮闘記がウケたのか、かなりのアクセスを獲得することができました。

[マウンテンバイク1年目の初心者ですが] ジャイアントのMTBファゾムで走破したコースと大会を振り返る

3.2 オーディオ/ビジュアル

驚いたのが、オーディオ/ビジュアル記事14本のうち、4本がいわゆるグーグル砲に引っ掛かり、アクセス激増に繋がったことです。

グーグル砲に引っ掛かったのは以下の4本の記事。


[Volumio Spotify Connectの衝撃] Spotifyを最高音質で聴くためには
[LepaiのLP-2020A+デジタルアンプとRasPiのI²S接続] は本当に神オーディオだった
[Lepaiの神アンプ LP-2020A+] 類似品に注意!Lepaiの正規品はLEPYとここが違う
[ブルーレイの読み込みができない場合には] 故障したディーガを格安で修復する方法

グーグル砲とは、正式名称はGoogle Discoverという、Googleサイトのおススメトピックとしてデフォルトのぺージに掲載されることを指します。

投稿した記事が幸運にもGoogle Discoverにピックアップされると、アクセスが一気に増加して、1日のうちに3800アクセスという大量のトラフィックが発生しています。



下の画面は、スマホのGoogleアプリを立ち上げたスクリーンショットですが、[ブルーレイの読み込みができない場合には] の記事がトップ画面にハイライトされています。

Google砲 [ブルーレイの読み込みができない場合には] 

オーディオ/ビジュアル記事14本のうち、4本がGoogle Discoverにピックアップされたということは、モニオの部屋のブログは、やはりオーディオ/ビジュアルネタの専門性が強みになるという立証になりました。

3.3 お金の節約術

「お金の節約術」は、最近新たに設定したテーマです。

これまでも、おススメのクレジットカード選びについていくつか記事にしましたが、新電力プランやディズニーリゾート割引の記事は、過去1ヶ月の記事のアクセスランキングでそれぞれ4位、8位とアクセスが集中しました。

電力自由化で東京電力の「電化上手」プランからの乗換えを検討してみました
【東京ディズニーリゾートも割引⁉】クラブオフとベネフィットステーションを使いこなしてオトクに生活しよう

「お金の節約術」のテーマは、対象ユーザーの母集団が非常に大きいテーマなので、ブログ数も非常に多く、注目を集めるのも大変なのですが、多くの人に役に立つ記事であれば、アクセスは大幅に増加します。

例えば、「激安通販アプリの中華ショッピングサイトWishで買い物をしてみました」という記事は、これまで15600アクセスを記録しており、全期間のアクセスランキングでも第5位の人気記事になっています。

激安通販アプリの中華ショッピングサイトWishで買い物をしてみました

Wishの記事がアクセスを集めた理由は、実際にいくつかオーダーを入れてみた体験談(失敗談)を記事にしたのがウケたのだと思います。

私は、これまで200枚以上のクレジットカードを駆使してきたように、お金の節約術は得意なテーマでした。

本ブログが雑記ブログとなったのはこうした経緯からでした。

4. テーマ選びの注意点

ブログのテーマは、自分の得意なものを選べばよいのですが、注意すべき点が2つあります。

4.1 寄せ集め記事は価値がない

まず、いくら自分が興味があって得意なテーマだとしても、世間一般の意見や情報をただ単に寄せ集めたような記事は、ほとんど何の価値も生まないということです。

自分自身の言葉で考えをハッキリと主張することが何よりも大切なのです。

もしかしたら間違った考え、偏った考えかもしれませんが、それでも全然構いません。

事実を意図的に歪曲させて情報発信することは、決して行うべきではないし、場合によっては許されないことですが、ブログ発信者の専門性にしっかりと裏付けされた主張であれば、その情報発信は必ず価値を生みます。

逆に、何の専門性も持たない一般人が、例えば日本の政治や世界の経済情勢についていくら自らの主張をブログを通して訴えたところで、何の価値も生まないでしょう。

ブログの文章の書き方についても、「私はこうではないかと思います」という曖昧な表現よりも、「私はこうだと信じています」という確定的な表現のほうが説得力があって適切です。

微妙なのが、何らかの社会問題がニュースになると、いち早くそのニュース記事や(デマや憶測も含めた)関連情報、例えば容疑者や犠牲者の略歴などをまとめ記事にして発信するブログです。

まとめ記事にもそれなりに需要がある以上、それもユーザーの求めるものに応えていると言えばそれまでなのですが、このような流行り廃りの激しいテーマを扱うブログは、あっという間に記事の価値がなくなってしまいます。

評価の高い「GoogleAdsenseマネタイズの教科書」という書籍によると、ブログの目指すべき姿は、「自動販売機のように放っておいても何年も自動で稼いでくれるサイト」です。



新商品のレビュー記事や、流行りの店やイベントに関する記事は、記事の更新などメンテナンスをしっかりしないとあっという間にアクセスが減ってしまいます。

記事の量産を目指すのではなく、質の高い、なおかつ流行り廃りのないテーマ、極論をいえば「100年前も100年後も内容が変わらない」ものを選ぶことが、長期間にわたって安定したブログ運営に繋がるのです。

4.2 注目を集めることを目的化しない

そして、2つ目の注意点は、注目を集めることを目的化してはいけないということです。

それは、ブログへのアクセスを増やすとか、注目を集めるとか、広告収入を増やす目的から、とにかく過激で扇動的なタイトルや、事実歪曲もしくはギリギリグレーゾーンの内容に作り上げて情報発信することは絶対に避けるべきということです。

マスメディアは、テレビや新聞、ネットという媒体を使って、あらゆる情報を発信していますが、報道の使命からは程遠い、単なる注目集めや広告収入アップを目的とした情報発信があまりにも多いのが残念ながら現状です。

フェイクニュースといっても、簡単に騙されるような明白なウソの代わりに、「(都合の悪い点だけ)言及しない自由」や「(都合の良い点だけ)切り取り」といった詭弁を駆使して、高度に捏造された情報発信が後を絶ちません。

「フェイクニュースに騙されるほど馬鹿じゃない」と過信している賢い人ほど、このような巧妙な情報発信に(本人が意識していないうちに)操作されてしまうのです。

フェイクニュースについては、以下の「フェイクニュースの見分け方」という書籍が詳しくおススメです。



マスメディアでは、フェイクニュースや偏向報道は社会問題となって制裁を受けることになりますが、個人のブログではどうなるでしょか?

個人のブログの場合は、短期的にはアクセスの増加や収益アップに繋がることもあるかもしれませんが、長期的にはそのようなブログは淘汰されて、発信者の信頼度も失墜するのは間違いないと思います。

正直なところ、私自身も、ブログを書いていると、つい、「こういう刺激的なタイトルで注目を集めよう」とか、「ちょっと過激なテーマを選んでアクセスアップを狙おう」という誘惑に駆られることが少なからずあります。

SEO対策としてアクセスアップに繋がるタイトルやテーマ選びというのは、マーケティング活動の一環としては必然で、それ自身が非難されるものではありません。

しかし、アクセスを増やすこと自体が目的のブログ記事は、たとえ内容に捏造や詭弁がなかったとしても、長期的にはブログの品質と品格を落とすことになります。

5. これからの記事ネタ

これまで投稿した300記事は、どれも全身全霊で書いた内容の濃い記事ばかり、ゴミ記事はゼロだと自負しています。

一記事あたりの文字数は、一般的なブログの目安である2000文字を大きく上回る15,000文字、かなりのボリュームです。

元はオーディオと持久系スポーツを2大ルーツとして成長してきた本ブログですが、オーディオも持久系スポーツもまだまだ探求を続けていきたいと思います。

下は、私のオーディオの世界観をまとめた6年前の記事です。

私にはオーディオの夢がある

私には夢がある。

いつか、自分の音楽と動画がたったひとつのライブラリで管理できる日が来るという夢が。。。

この夢を実現するまでは、これからもオーディオ趣味の試行錯誤を続けながら、ブログ記事を書き続けるつもりです。

また、持久系スポーツについても、その種目の多様さを記事にしました。

【持久系/耐久系スポーツいろいろ】マラソン、トライアスロン、アドベンチャーレースほか全23種目

世の中は広く、マラソンやトライアスロンをはじめとする持久系スポーツは23種目もあるのです。

私が知っている世界は、全23種目のうち、まだ8種目のみ。

50代になって、体力的にも昔のようにはいきませんが、これからも持久系/耐久系スポーツの世界を探求しながら、ブログ記事を書き続けるつもりです。

新しいチャレンジを続ければ、まだまだブログ記事のネタ不足になる心配はなさそうですね。

実は、ブログを始めてから、記事になるネタを日常生活で常に探すという習慣が身に付きました。

例えば、何か面白い事を見つけると、必ず写真を撮って記録を残すようになったのも、その表れだと思います。

新しいことに常に好奇心を抱き、先入観に囚われずにさまざまなことに興味を持つ良いきっかけにもなっていると思います。

50代も中盤を過ぎると、将来のリタイア後の生活を考えてしまいますが、人生100年時代を楽しく生きるためには、お金と健康はもちろん、たくさんの友人と多彩な趣味を持ち合わせることが大事だと思います。

そんな新しい趣味との出会いをこれからもブログに書き綴っていければと思います。

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