【シマドジョウ育成日記】メダカと同じ水槽で飼育してみよう

シマドジョウは、性格もおとなしく飼いやすいドジョウです。メダカなど他の魚と混泳させても問題なく、飼育も比較的簡単で、 食べ残しの餌など水槽のゴミも掃除してくれます。

シマドジョウが我が家にやってきたのは2年前なので、育成して3年目となりますが、今でもメダカと一緒に元気に育っています。

そんなシマドジョウですが、意外に神経質な面もあり、ストレスなく快適に飼育するためにはいくつかの工夫が必要です。

ひょうきんな表情とユーモラスな動きが観ていて飽きないシマドジョウ。ぜひ過ごしやすい環境を作って、長く育成を楽しみましょう。

1. シマドジョウがやってきた

かつては、田んぼや用水路、近所の小川などでも簡単に捕まえることができたシマドジョウですが、今ではホームセンターや熱帯魚ショップなどでも販売されています。

ウチのシマドジョウは、近所のイベント(国際動物専門学校の文化祭)で釣ったものをもらってきたのです。

ドジョウすくい

文化祭では、ちゃんと「ドジョウを飼ってみよう」というメモ書きを添えて配布しているのは立派ですね。


貰ってきたシマドジョウを観察すると、胴体に黒い縞模様の筋が通っています。口ひげは6本(一般のドジョウのヒゲは10本)。

シマドジョウ

水槽の中では静かにしていることが多いのですが、よく見ると、ヒゲをピクピクと動かしてユーモラスな表情をしているので、観ているだけでとても面白い魚です。

シマドジョウのアップ

シマドジョウは、他の小魚と一緒にしても、襲ったり食べたりしないということで、メダカと一緒の水槽で飼うことにしました。

メダカとシマドジョウの混泳

水槽に入れた途端、シマドジョウは、慣れない環境のせいで、上へ下へと神経質に泳いで落ち着きません。

激しく泳ぎ回るシマドジョウ


シマドジョウは、環境の変化に非常に敏感ということで、2~3日経つとようやく落ち着いて、水底にじっとしているようになりました。


こうして、我が家の玄関にある水槽には、メダカに加えてシマドジョウが加わることにななりました。

2. 飼育の注意点

2.1 水槽

メダカを飼っていた水槽はジェックス製のMサイズのプラスチック水槽(高さ30cm幅40cm奥行20cm)で、そこにシマドジョウも一緒にしました。



フィルターは付属のものをそのまま使っています。

ろ過機は、メダカの飼育で使っているものをそのままで問題ないと思います。私はGEXの水槽に付属してきたエアーろ過機を使用しています。

水槽は直射日光が当たらない場所に置きますが、玄関の水槽の置き場所は、冬場だけ朝の時間に陽差しが差し込むため、適度に暖かい温度が保たれます。

冬の朝は陽が差し込みます

我が家は、全館空調なので、玄関でも居室と同じ室温を保っているので、冬場や夏場でも快適な温度環境に恵まれています。

水槽には金魚の砂「新五色石<細目>」を敷いていました。

「新五色石<細目>」



「新五色石<細目>」は、見た目にもキレイで、掃除の手入れも簡単です。

新五色石<細目>

シマドジョウは、泥や細かい砂のなかに潜る性質があるのですが、この「新五色石<細目>」では潜ることができません。

そこで、「新五色石<細目>」の上から、新たに購入した「水槽の底砂」を投入しました。

「水槽の底砂」

この商品は、砂の角を加工で落としてあるので、シマドジョウの体が傷つくこともなく安心です。



使用前に、バケツに入れて、白い濁りがなくなるまで何度か水で洗ってから使用します。

「水槽の底砂」

これでシマドジョウが安心して砂に潜る環境が出来上がりました。

早速砂に潜って顔だけひょっこりと出してご満悦そう(笑)

砂から顔だけ出しています

隠れ家として、同じくジェックスの「小さな和の庭」を入れていますが、こちらにも入って休んでいたりします。




隠れ家で休憩

シマドジョウの飼育で一番注意すべきは、ドジョウが水面から外にジャンプして飛び出してしまい、外で干乾びて死んでしまうことです。

普段は水底に沈んでいるシマドジョウですが、突然激しく泳ぎ出すと相当なジャンプ力を持っているので、水槽から飛び出さないように工夫が必要です。

私は、100円ショップでネットを購入して、水槽の蓋の開口部にビニールテープで貼り付けました。

蓋をネットで覆う

餌やりのときは、このネットを少しめくれば簡単にできるので、便利です。

ごく僅かな隙間からも飛び出してしまうので、隙間はしっかりとネットで塞いでおく必要があります。

実は、一度シマドジョウがネットの隙間から飛び出してしまい、あやうく干乾びて死んでしまうところでした。

このときは発見までに2時間くらい?だったので、飛び出して床で埃だらけになったドジョウを水槽に戻したら、やがて元気になりました。

2.2 エサ

シマドジョウは雑食なので、何でも食べます。

メダカと混泳させているので、水槽の底床に落ちたメダカの餌の食べ残しも食べてくれます。

市販品のエサでは、ザリガニのエサのような沈殿性のものが良いです。100円ショップでも売っているので手軽に手に入るもので大丈夫です。

市販のエサ

シマドジョウも生き物なので、同じエサよりも、たまには違う種類のエサをあげたほうが喜びます。

水が汚れない程度に、豆腐や、ミジンコなどをあげます。

2.3 水の交換

水の交換は一気にすべてを変えてしまうと、せっかくの善玉バクテリアもいなくなってしまうし、何より環境の激変はシマドジョウには一番ストレスになるので、最悪死んでしまいます。

蒸発などで水槽の水が少なくなったら、その都度、水道水を一日置いて塩素カルキを抜いたものを注ぎ足すのが良いです。

また、シマドジョウも糞をするので、水底にはゴミ(シマドジョウも食べない)が堆積してくるので、これは、水槽の中の水を交換せずに、「水作 プロホース」という製品で吸い出してしまいましょう。



2.4 メダカとの混泳

体の大きさで一回り小さいメダカが目の前を悠々と泳いでも、シマドジョウは一向に気にしません。

メダカには無関心

メダカは水面に近い場所を大抵は泳ぐのに対して、シマドジョウは水底に沈んでいることが多いので、あまり居住空間が重ならないのかもしれません。

しかし、メダカは最初7匹くらいいたのですが、シマドジョウと混泳させてから、少しづつ死んでしまい、今ではたった1匹になってしまいました。

メダカの死亡原因が、寿命なのか、シマドジョウとの混泳かどうか不明ですが、あまり多くのメダカとシマドジョウを同じ水槽で飼うのは避けたほうが良いようです。

メダカが死亡するのは、突然で、水槽のなかで白い綿のようなものに覆われて動かなくなっている場合がほとんどです。

シマドジョウに攻撃された痕跡は見当たりませんでした。

Mサイズのプラスチック水槽(高さ30cm幅40cm奥行20cm)であれば、メダカ2匹とシマドジョウ2匹くらいが理想的だと思います。

3. シマドジョウの寿命

シマドジョウの平均寿命は野生で1~2年程度で飼育の場合での平均寿命は3年程度となります。 固体によって寿命が変わり全ての個体が長生きする訳ではありませんが飼育が上手ければ6年近く長生きしてくれる固体も存在するようです(シマドジョウの飼育方法!特徴や寿命、餌など飼育のポイントをご紹介!サイトから引用)

ドジョウのなかには10年以上の寿命の種類もいますが、シマドジョウはそれほど大きく成長することはありません。

ちなみにシマドジョウの人口飼育下での繁殖は極めて難しいそうで、ほとんど繁殖はしないと言って良いでしょう。


以上、シマドジョウの飼育についてでした。

メダカだけだとちょっと飽きてしまう水槽のなかに、シマドジョウを混泳させると、変化が増えて面白いと思います。

メダカと一緒にぜひシマドジョウを飼ってみませんか?

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