[ZwiftのAlpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)に挑戦] 1時間ではキツかった超級山岳

Zwiftで名物のルートAlpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)を走ってみました。


Alpe du Zwiftは、距離12.2km、獲得標高1,042m、平均勾配8.5%というZwiftで最大の山岳コースです*が、1時間以内で完走できればそれなりの健脚の証明になるということですが、結果は1時間2分12秒と1時間を切ることはできませんでした。

*追記 2020年7月にフランスのルート「Ven-Top」(距離20.9km、獲得標高1,534m)が新設されてAlpe du Zwiftを抜きました。

以下Alpe du Zwiftの完走記です。

(2020年9月7日 追記)
2020年11月8日 追記)

1. Road to Sky

Road to Skyは、Watopiaにある最長クライムを登る最短ルートです。

Road to Sky

距離:19.9km
獲得標高:1140m

Road to Skyは、前半の7.6kmの遺跡コースを過ぎると、Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト、距離12.2km、獲得標高1,042m、平均勾配8.5%)という山岳コースに入ります。

Alp du Zwiftは、ツール・ド・フランスで有名なラルプ・デュエズ(L'Alpe-d'Huez)をそっくり模倣したコースとなっており、コーナー(セクター)の数も同じく21です。

ラルプ・デュエズ(距離13.8km、獲得標高1,130m、平均勾配8.1%)はツール・ド・フランスの象徴であり、最大の勝負どころです。1997年にマルコ・パンターニが記録した37分35秒が最速記録となっています(Wikiより)。

ラルプ・デュエズ(Wikiより引用)

ツール・ド・フランス第12ステージの後半で登場するコースですが、大勢の観客が選手を覆うようにして応援するシーンは有名ですね。

ツール・ド・フランス(シクロワイアードより引用)

ツール・ド・フランス第12ステージハイライト

また、このAlpe du Zwiftの走破タイムを1.5倍すると、富士ヒルクライムのタイムに近くなるらしく、60分で登れれば富士ヒルの90分以内走破、つまりブロンズと同等の脚力という証明になります。

つまり、このRoad to Skyは、Zwift最大の超級山岳ルートAlpe du Zwiftの、最大の腕試しコースなのです。

ZWIFT Insiderによると、PWRごとの予想タイムは以下のとおりです。
  • 2 w/kg: 90 minutes
  • 2.5 w/kg 75 minutes
  • 3 w/kg: 62 minutes
  • 3.5 w/kg: 55 minutes
  • 4 w/kg: 49 minutes
  • 4.5 w/kg: 44 minutes
  • 5 w/kg: 40 minutes
  • 5.5 w/kg: 37 minutes
  • 6 w/kg: 35 minutes
  • 6.5 w/kg: 32 minutes
ちなみに、このRoad To Sky(アルプ)でワークアウトに取り組むのが、効率良くXPを稼ぐ方法です。

以下再び、「ZWIFTでより多くのXPを稼いで効率よくレベル上げをする方法」というサイトからの引用です。

具体的に獲得できるXPは概ね下記の通り。

Warm up/Cool down 1分あたり5~6XP
ゾーンブロック 1分あたり10XP
Intervals 1分あたり12XP
free ride 1分あたり5XP

フラットなコースではワークアウトよりも距離でXPを稼いだ方が効率が良いのですが、Road To Sky(ALPE DU ZWIFT)のようにひたすら登るコースの場合は速度が出ないため、ワークアウトをやる方が多くのXPを稼げます。そしてこれはAlpe限定ですが、Alpeを登りきった時のルーレットですでに持っているアイテムを引いた場合にはボーナスXPを獲得できます。さらにさらに、下りでは全くペダリングせずに13km(260XP)を獲得できます。

そのため、レベル12に達してRoad To Skyが解禁されたら下記方法でレベル上げをすることをおすすめします。

(引用おわり)

Road to Skyは、レベル12でアンロックされるということでしたが、私の場合はなぜかレベル10でアンロックされました。

2. Alpe du Zwift

5月26日(火)の夜、Alpe du Zwiftに初挑戦しました。

とにかく先入観ナシで走ってみようということで、スタートからFTP値の231をキープすることを心掛けました。

スタートしてしばらくすると前方に雪に覆われた山脈が見えてきます。


遺跡区間の終点(5km地点)は、分岐点となっていて大きなゲートがあります。直進するとAlpe du Zwiftのスタートです。


Alpe du Zwiftに入ると、画面の右側は21のセクターのマップ、全長12.44kmのうち現在の距離数の表示が出てきます。

左側には21セクターそれぞれのラップが記録されていきます。


早速勾配が11%と厳しくなってきました。247Wで踏ん張っても11km/hとノロノロです。


300m地点、まだ頑張れそうです。

300m

400m地点、ペースは維持できていますが、そろそろ休みたくなってきました(汗)

400m

500m地点、やっと半分上りました。雪景色の周囲とは対照的に、暑さで死にそうです。。

500m

600m地点、一気にペースが落ちてきました。200Wもキープできません。。。

600m

700m地点、もはやゾンビ状態。それでも休まずに進むことに(涙)

700m

800m地点、我慢できずに脚を休めて30秒くらい休憩。

800m

900m地点。なんとか900m地点まで1時間切りしてやろうと、レッドゾーンで踏み込み続け、59分51秒とギリギリ1時間切りで到着!


そして、900mを超えたところで体力が完全に枯渇してしまい、3本ローラーから落車してしまいました。

再びローラーに乗ったものの、全然真っ直ぐに走れません。。。

あまりに走れなくなっているので、部屋の灯りをつけてローラー台を調べてみたら、落車の衝撃で前後のローラーをつないでいるベルトが脱落していました。

前のローラーが連動して回らなければ、さすがにローラー漕ぐことはできませんね。。。

実はこのとき大きな勘違いをしていました。

1時間切りを目指すタイムは、スタートからの積算タイム(59:51)ではなく、小さく表示されているAlpe du Zwiftに入ってからのタイム(50:38)だったのです。。。

950m地点。ローラー落車などで、大幅にペースダウン。


どうせ1時間切れなかったからもう無理は止めようと(本当はまだ55分01秒なのですが)。

1000m地点。150Wくらいで流していると、後ろからライダーたちにガンガン追い抜かされました。


そして。。。1058m地点でルート完走しました!380XPゲット。


1時間10分も切れなかった。。。とぼんやりと考えていたら、画面に「62:12:59」と出て、ここで計測タイムの勘違いをしていたことに初めて気付きました!(笑)

Alpe du Zwiftの最初の完走タイムは「62:12:59」、つまり1時間2分12秒でした。


完走タイムはスタート時点からのタイムではなく、遺跡区間を過ぎてからのタイムなんですね。

もっと早く気付いていれば。。。

そもそも、最初の遺跡区間の5kmはガンガン飛ばさずにのんびり走って体力温存すれば良かったのでは??


まあ次回頑張りましょう(笑)

ゴール後はAlpeの山頂をのんびりと堪能します。


下りは何もしなくても超高速です。試しに400Wで踏み込んでみたところ、76km/h出ました。


そしてライド終了。。。



以下はStravaの区間分析です。ZWIFTをStravaと連携させると、Stravaで詳しいデータを分析できるので便利です。

下のように、Road to SkyのAlpe du Zwiftの区間だけのデータを抽出して分析することができます。これはZWIFTにはない機能です。

平均11.8km/h
パワー207W
ケイデンス平均76

Stravaの区間分析

Alpe du Zwiftの完走タイムは1時間2分12秒でした。

Alpe du Zwift区間に入る前から飛ばしたのが1時間切りできなかった敗因かもしれません。

しかし、自宅にいながらツール・ド・フランスの超級山岳が楽しめるなんて、素晴らしいですね!

3. 再挑戦

最初の挑戦は、区間に入る前から踏み込んで飛ばしてしまったので、ならば区間の前はのんびり走れば1時間切り行けるだろうと考え、2週間後に再挑戦することに。

しかも、今回は実走のバイクも、重いエアロホイール(FFWDF6R)から、軽い登坂向けのZondaにホイールを換装して万全の備えです。

いよいよスタート。


Alpe du Zwift区間に入るまでは100Wくらいでのんびりと走ります。が、なんだか脚が重く感じます。。。


遺跡区間はずっと100W未満でチンタラ走り続けます。


 Alpe du Zwift区間に入ると右側の表示が登坂ルート表示に切り替わりました。ここからは踏ん張ります。


100m上りました。なんだか調子が出ません。。。


200m。前回よりもペースが遅い。。。


300m。220Wしか出していないのに、もう疲れてしまいました。しかし暑い。。。


この日は前日よりも5℃も高い最高26.6℃で、湿度も高かったようで、全身汗グッショリです。なんだかサーキュレーターの風も弱かったようで、ちょっと失敗だったかもしれません。

400m。もはや200W出せません。


頭がクラクラしてきました。。。体調も絶不調です。キツ過ぎる。。。


500m。渾身の力を絞って400W近く出して、ちょうど30分で通過。しかし残り500m以上を30分以内で走るのは絶望的です。


もはやこれ以上はムリとここで断念。DNFすることに。


Uターンしてダウンヒルもせず、ここでZwiftを終了しました。


この不調は一体何でしょうか。。。とにかく頭がガンガンして気持ち悪く、しばらくはまともに動けませんでした。

こうして、2回目の挑戦も1時間切り失敗に終わりました。

余裕で1時間切りできるだろうという予測は、全く甘かったです。。。

うーむAlpe du Zwiftおそるべし!

50000mのトロンバイクが遠ざかってゆくような気がしました。

まだまだZwiftで頑張ってから、いつの日か再々挑戦したいと思います。

上り坂が得意な人には、Alpe du Zwiftは上り甲斐のある素晴らしいルートだと思います。

脚力に自信のある人は、いきなりFour Horsemen(89.3km、2,112m)に挑戦するのもアリかもしれません。

以上、Alpe du Zwiftの走行記でした。


(以下 2020年9月7日 追記)

4. 3度目の挑戦

3度目の挑戦は、Four Horsemenのルートを走ったときでした。

このときは途中でスマホのバッテリーが切れてしまい、スクリーンショットはありません。

Stravaの記録

Stravaの記録によると、1時間28分08秒、平均パワーは175Wでした。

Four Horsemenはかなりキツイルートで、Alpe du Zwiftを上り終えたところでヘロヘロになり、あとはゾンビ状態でした。

5. 4度目の挑戦(Quatch Quest)

4度目の挑戦は、Quatch Questのルートを走ったときで、4度目の正直で1時間切りを果たせました。


[Zwift - Quatch Quest] ラストはAlpe du Zwift!坂嫌いには試練の山岳コース
平均12.8km/h
パワー216W
ケイデンス平均75

Stravaの区間分析

57分19秒と結構ギリギリだったことを考えると、どうやら最初の190Wという目算が低すぎて、1時間切るためには平均200W以上のパワーが必要だったようです。

6. 5度目の挑戦(Tour of Fire and Ice)

5度目の挑戦は、Tour of Fire and Iceのルートを走ったとき(Quatch Questの翌日)で、4iiiiのパワーメーターを新たに装着した直後でした。

パワーメーターだとこれまでのzPowerより出力が抑えられてしまうようで、結果は64分28秒32と、1時間切りできませんでした。


[Zwift - Tour of Fire and Ice] パワーメーター導入でAlpe du Zwiftに再挑戦
平均11.4km/h
パワー193W
ケイデンス平均82


Stravaの区間分析

このときは、セクター15までは平均210W以上で踏み込んだのですが、セクター14で160Wと一気にパワー低下、その後のセクターは、181W, 202W, 191W, 200W, 194W, 183W, 179W, 195W, 190W, 193Wと、借金を重ねて万事休すでした。

7. 6度目の挑戦(The Uber Pretzel)

6度目の挑戦は、The Uber Pretzelのルートを走ったときでした。さすがにこの難コースの終盤のAlpe du Zwiftでの1時間切りは最初から諦めていました。

Alpe du Zwiftの途中で、夕食で1時間も休憩を取ってしまいました。。。


[Zwift - The Uber Pretzel] Watopiaで距離(128km)と獲得標高(2335m)が最も長いルートに挑戦
平均5.1km/h
パワー144W
ケイデンス平均60

休憩後は、僅かづつではありますが、最後の力を振り絞ってペースアップしました。141W、142W、143W、145W、148W、154W、155W、156W、158W、161W、170W。。。


普段ならなんてことないパワーですが、さすがに長距離走ったあとではこれが限界でした。

とはいえ、143分はあまりに遅すぎですね。。。

5度目の完走ということで、「熱いクライマー」(Alpe du Zwiftに5回登りました)のアチーブメントがアンロックされました。


8. 7度目の挑戦(Road to Sky)

7度目の挑戦は、9月に入ってRoad to Skyのルートを再走したときでした。前回のThe Uber Pretzelから1か月以上経っており、久しぶりの挑戦です。

この1か月はZWIFTレースが面白くなって、ほとんどヒルクライムルートは走っていませんでした。

脚力もPWRのカテゴリーがCからBにレベルアップしたので、腕試し(脚試し)で挑戦することにしました。

結果、パワメ装着後では初めてとなる1時間切り(57分39秒)ができました。


平均12.7km/h
パワー206W
ケイデンス平均86
平均心拍数169
Stravaの区間分析

平均心拍数が169と高いですが、今回はいつも以上に特にしんどかったです。。。

21のセクターすべてで平均200W以上をマーク、安定してパワーを維持できたのが1時間切りできた勝因だと思います。


ちなみにバイクはTrek Emonda、ホイールはZwiftのノーマルホイールでした。

全7回の結果は、2勝5敗(パワメでは1勝2敗)です。

1度目× 62分12秒(zPower) 207W
2度目× DNF(zPower) N/A
3度目× 88分08秒(zPower) 175W
4度目〇 57分19秒(zPower) 216W
5度目× 64分28秒(パワメ) 193W
6度目× 143分05秒(パワメ) 144W
7度目〇 57分39秒(パワメ) 206W

データから、205~210W(PWR 3.3~3.4w/kg)平均で走れば、なんとかギリギリ1時間切りができる計算ですね。

PWR 3.3~3.4w/kgは、ZWIFTのカテゴリーではBカテゴリー(3.2~4.0w/kg)になります。

なるほど確かに私はBカテゴリーに上がったばかりだったので、何とか1時間切りができたということで辻褄が合います。

Alpe du Zwiftは、ヒルクライムが苦手な私には試練なのですが、トロンバイクを手に入れるためには、まだまだ何度か挑戦するしかないですね。。。

(2020/11/08追記)

9. 8度目以降の挑戦(Road to Sky)

8度目以降の挑戦は、Absa Cape Epicというワークアウト(全16回)のほとんどを、Road to Skyで走ったので、合計で15回上りました(途中でUターンが5回)。

ワークアウトは決められたペースで走るため、Alpe du Zwiftの記録を狙うことはできませんが、合計登坂回数が『ドM級』アチーブメントバッジの25回に迫りました。

そこで、『ドM級』アチーブメントがアンロックされる記念すべき25回目の挑戦は、気合を入れて、自己ベスト更新を狙うことに。

これまでの自己ベスト57分39秒は、パワー平均206W、21のセクターすべてで平均200W以上をマークしていたので、それを上回るペースで行く必要があります。

自己ベスト更新で57分切り、あわよくば55分切りを狙い、パワーはFTP値219Wを目安に、前半のセクターはすべて平均220W以上をマークして、後半は平均210W以上をマークすることを目標にしました。

フレームとホイールは先日獲得したSpecialized『Tarmac Pro』+Lightweight『Meilenstein』の最軽量セットです。



緊張からか、ウォームアップで早くも心拍数が159と高いです。。。


計画通り、前半のセクターはすべて平均220W以上をマーク。心拍数は167程度まで上がっています。


しかし、この後心拍計の接続が途切れてしまいました。

後半のセクターに入っても、210Wに下がることなく頑張って平均220W以上をキープ、いつものセクター6ではラップPBを更新、パワーアップアイテムをゲットしました(あまり関係ないですが)。


そして、セクター1を回っていよいよラストのストレートに入ります。


そして、ラストは渾身の力を振り絞って、54分15秒と55分切りでゴール!
PBを3分以上も更新する会心の出来でした。


平均13.5km/h
パワー224W
ケイデンス平均62
平均心拍数40 (途中で途切れた)

Stravaの区間分析

パワー平均224WはFTP値219Wを上回っており、我ながら良く頑張ったと思います。Abse Cape Epicのワークアウトの効果が大きかったですね。

ただ、残念なことに、25回目でアンロックされるはずの『ドM級』アチーブメントはなぜか貰えませんでした。。。

どうやらZwiftのサーバ側の問題のようで、今後も『ドM級』が出るまで根気よくAlpeを上らなければならないようです。

(2020/11/09追記)

26回目の挑戦でようやく『ドM級』がアンロックされました!


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