[デッサンカリキュラム #20 - 布を持つ手(3)] 3回目でもOKが出ず完成は次回に持ち越し

今日の絵画教室は、デッサンカリキュラムの第20回目 - 「布を持つ手」(その3)です。


前回でOKが出なかったのですが、ほぼ完成しているのであとはハッチングだけ(のはず)。

1. 布を持つ手

前回(その2)は下の状態で終了でした。


今日はまず親指の修正から


黒い影をしっかり塗りつぶしたら、ぼってり違和感がなくなりました


次は手の甲の明暗分布、左半分をもっと暗くします


2か所を修正してたら、今度は先生から「手首の角度と長さが違う」と指摘が


確かに鋭角に曲がり過ぎていますね


手首を修正


今日の主な作業はひたすら手の甲や指を中心にハッチング


今さらですが、手の甲にはどこも必ず起伏があり、平坦な箇所はありません。

丁寧なハッチングを心掛けて濃淡を加えます。


だいぶ完成に近づいた?

先生から「人差し指をもう少し太く」と「影との間に筋を入れましょう」と指摘が


確かに力強いはずの人差し指がいつの間にかやせ細ってしまったので、太く修正


次は、親指と人差し指の間のふっくらした場所(ここも消えてしまった)を描き込む


一度練りケシで消して


修正


回り込みの影も太く修正


先生から「完成に近づきましたね」と!

手前の布の部分をハッキリとさせます。


布を絞って明暗を強調することでリアルな感じに


他のしわも遠近法で目立つように誇張


空気遠近法というこのテクニックは以前のカリキュラムで教えてもらったものです。
ついに完成かと思いきや。。。OKはもらえませんでした(3回=12時間でも完成できなかったのは初めて) 泣

以下はこれまでの変遷です

1回目

2回目

3回目


次回は布の正面部分のディテールと、日焼けの修正、石膏に入った継ぎ目など明細部を仕上げる予定です。

[デッサンカリキュラム #18 - 布を持つ手(前半)] 明暗分布を徹底して描き込む [デッサンカリキュラム #19 - 布を持つ手(その2)] 明暗分布を固めたら次はハッチング

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