[デッサンカリキュラム #10 - 足(2)] 空気遠近法で奥行きを加える

 今日の絵画教室は、デッサンカリキュラムの第10回目 - 「足」(後半)です。



前回の「足」の続きです。

3日間かけて仕上げる予定でしたが、意外にもスムースに進んだため、2日間で完成となりました。

1.

前回のカリキュラムでは、ハッチングの途中までで未完成でした。

デッサンカリキュラム #9 - 足(前半)


今日は、残りのハッチングと、羽ぼうきを使った中間色の出し方と、遠近法についても学びます。



まずは、手つかずだった上部の断面のハッチング


指の不自然なところを修正したら、羽ぼうきが登場


羽ぼうきでス――ッと全体を軽く撫でると、黒鉛が程よく取り払われて、綺麗なハーフトーンになりました。


薄くなった部分は再度HBの鉛筆で描き込みます


踵が薄かったので濃くしたり、小指の筋肉の盛り上がり感を自然に見えるように四苦八苦

また、影をしっかりと濃くしました。


先生から「影が不自然に伸びている」との指摘が。。。慌てて修正


だんだんいい感じになってきました


ここからは遠近法です

空気遠近法といって、モチーフの手前をより克明に描くことで、奥行きを出します。

中指の関節の部分、先生が手を加えて盛り上がりをハッキリとさせたのがわかります。


同じ要領で、親指と人差し指の輪郭や陰影を誇張して描きます。これは結構勇気がいる作業。。。


先生から一発OKをいただきました!


今日は開始から3時間と意外に早く完成



我ながらまずまずの出来で満足です。

次回は「棒を持つ手」どんどん難しくなっていきます。
     
[絵画教室に通い始めました] デッサンカリキュラムを開始、現代アート作品を描く日を夢見て

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