[水彩画カリキュラム #1 - 重色あそび] 透明水彩で自由に色を重ねて遊ぶ


今日は、水彩画カリキュラムの第1回目 - 「重色あそび」です。


デッサンカリキュラムは30回目でミロのヴィーナスを完成させて、今日からは水彩画カリキュラムに突入しました。

1. 透明水彩

水彩絵の具には、「透明水彩」と「不透明水彩」の2種類があります。


透明水彩は、下の色が透けるため、みずみずしい表現になります(上のリンゴの左が透明水彩、右が不透明水彩)

水彩画カリキュラム第1回の今日は、透明水彩で色を重ねて遊ぶことから始めました。


生徒さんのサンプルはどれも鮮やかでお見事!

2. 水張り

まずは、水張りという作業からスタート


水張りは、予め紙をじゅうぶん濡らし、最大まで伸長させたところで、しっかりとした台に固定して乾かす作業です


水張りテープを使って4辺をパネルに固定して準備完了


絵の具はHOLBEIN(ホルバイン)という大阪のメーカー製


パレットに暖色と寒色をそれぞれ10色ずつ選びます


つるくびという水差しを使って絵の具を薄めて使います


刷毛(ブラシ)は日本画用のものを利用


これで準備完了!

3. 重色あそび

何かテーマを決めないと始まらないので、取り敢えずカンディンスキーを真似てみる

まずは横線をスーッと描いて、ドライヤーで乾かします


カンディンスキーは早々に諦めて、あとは感性のままに 笑

絵の具が乾かないうちに上塗りしてしまうと滲んでしまうし、筆圧も一定に描くのが難しい


先週末は多摩川花火大会を観に行ったのを思い出し、そのモチーフを中心に描きました


ワカケホンセイインコの群れが空を飛んでいる感じ


ちなみに下は中三の次女が描いたワカケホンセイインコ


とても可愛がっていた想い入れもあり、なかなか上手く描けている

いろいろゴチャゴチャ書き足していったら、なんか古代文明の遺跡?みたくなってきた


まあいいか


カッターで枠から画用紙を切り離します


次回はグリザイユ画法をやります(四角柱相貫体と角錐角柱相貫体)


果たして水彩画でちゃんと描けるのか?不安しかありません 笑

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