今日は、水彩画カリキュラムの第2回目 - 「グリザイユ」です。
「グリザイユ」とは、限られた数色の彩度の低い色だけで描く画法のことです。
今回のモチーフは、角錐角柱相貫体の石膏。角錐に長方形のブロックが突き刺さったような形で、これをグリザイユで描きます。
今日はエスキース(小下地)です。
1. 角錐角柱相貫体
角錐角柱相貫体の石膏
これを透明水彩のグリザイユ(プルシャンブルーとバーントアンバーの2色のみを使います)でモノトーンで描きます。
生徒さんのサンプル(完成図)はこちら
角錐角柱相貫体の石膏の位置決めから開始
アングルをいろいろ吟味
真上から
このアングルで決定(左に寄っているのは影を含めて描くため)
2. エスキース
水彩画のデッサンの前に、エスキース(小下地)で構図を練ります。
まずは鉛筆でスケッチ、B5のわら半紙を16等分に折り目をつけます
デスケレを利用
こんな感じです
HBの凶器鉛筆を使って全体像を
陰影を追加
三角錐の高さを少し伸ばす
四角柱の端のアングルを修正
三角錐のの底辺は正方形なので、薄く対角線を引いてバランスを確認
四角柱の反対側の端も修正
パネルを90度回転させると形に破綻がないか確認できます
付け根の部分を鋭角に調整
2時間かけて完成
まずまずの出来では?
今日はここまで、次回はいよいよ水彩画でデッサン作業です
果たしてサンプルのように上手く描けるのだろうか?
今日のノートです
今日は先生と生徒さんで映画や音楽の話で盛り上がって楽しいレッスンでした。
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