[絵画をはじめました #1] デッサンカリキュラムを開始、現代アート作品を描く日を夢見て

最近、絵画を始めました!

以前から興味のあった絵画。。。美術館を巡る絵画鑑賞は昔からの趣味ですが、自分で絵を描くのは小学生以来です。


まずはデッサンカリキュラムのグレイスケールから挑戦、これからじっくりと時間をかけて絵画作成の勉強をして、いつの日か現代アートの抽象画に挑戦してみたいと思います。

0. 絵画との出会い

私が絵画(西洋絵画)にハマッたのは、学生時代の夏休みを利用してヨーロッパをバックパッカー旅行したときに、各国の美術館巡りをしたことがきっかけでした。

その旅行に「ヨーロッパ美術館ガイド」という本を携行して、片っ端から現地の美術館を訪れたのです。


バックパッカー旅行の起点となったロンドンのナショナルギャラリーについては、以前ブログ記事で紹介しました。

ナショナルギャラリーは、15世紀イタリア・ルネッサンスから19世紀の印象派までのヨーロッパ絵画の傑作が網羅的に揃えられている世界屈指の美術館です。

【ロンドン・ナショナルギャラリー】クリヴェリ、ロラン、サッソフェラートなど、隠れた名画10作品を観よう

以来、海外旅行の機会には必ず現地の美術館に足を運んでいます。

絵画のジャンルでは、ルネサンス期の宗教画やバロック絵画が好みですが、最近は現代アートの抽象絵画に興味が湧いています(逆に、日本では特に人気の高い印象派の絵画にはあまり関心がありません)。

自宅では、「シスター・ウェンディの名画物語」と「History Of Art」(洋書)の2冊の大著をレファレンスとして活用しています。


これまでに訪れた世界の美術館は30か所以上。

世界三大美術館と言われているルーヴル美術館(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)も制覇しました。

【これまでに訪れた代表的な美術館】
  • ルーヴル美術館(パリ)
  • オルセー美術館(パリ)
  • ポンピドゥーセンター(パリ)
  • ピカソ美術館(パリ)
  • オランジュリー美術館(パリ)
  • ナショナルギャラリー(ロンドン)
  • テートギャラリー(ロンドン)
  • ウォーレスコレクション(ロンドン)
  • ヴァチカン博物館(ローマ)
  • 国立絵画館(ローマ)
  • ウフィツィ美術館(フィレンツェ)
  • ピッティ美術館(フィレンツェ)
  • アカデミア美術館(フィレンツェ)
  • サンマルコ美術館(フィレンツェ)
  • アカデミア美術館(ヴェネツィア)
  • アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン)
  • ノイエ・ピナコテーク(ミュンヘン)
  • 国立ダーレム美術館(ベルリン)
  • ウィーン美術史美術館(ウィーン)
  • アムステルダム国立美術館(アムステルダム)
  • ゴッホ美術館(アムステルダム)
  • ベルギー王立美術館(ブリュッセル)
  • シアード国立現代美術館(リスボン)
  • エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)
  • プーシキン美術館(モスクワ)
  • ニューヨーク近代美術館(MOMA)(ニューヨーク)
  • メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
  • グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)
  • メット・クロイスターズ(ニューヨーク)
  • フリック・コレクション(ニューヨーク)
  • クロイスターズ(ニューヨーク)
これまで膨大な絵画を鑑賞したおかげで、絵の良し悪しを判断する感覚は何となく身に着いた気がします。

0.1 グレイスケール(小学生時代)

いきなり話が飛びますが、小学生時代に天体望遠鏡で月面を観察しながらクレーターのスケッチを描いたことを思い出しました。

天文学者を志し、団地のベランダから月面観測をしてクレーターのスケッチ画なんかを何枚も描いていたものです。

以下がそのスケッチ画です。

月面クレーター(ジャンサン)

自分で言うのも何ですが、小学6年生にしてはまずまずの腕前ではないでしょうか?笑

天体望遠鏡のスケッチ画も出てきました。

スリービーチ製経緯台式天体望遠鏡

グレイスケールに取り組もうと思い立ったのは、小学生時代のこのデッサン経験があったからかもしれません。

0.2 「なぜ脳はアートがわかるのか」(エリック・カンデル)

少し前ですが、ノーベル医学生理学賞の受賞者のエリック・カンデル著書「なぜ脳はアートがわかるのか」を読みました。


人が現代アートの抽象画を鑑賞するときに、脳内で科学的に何が起きているのかを解きほぐす試みが書かれています。

もちろん、脳の仕組みが科学ですべて解明されているわけではありませんが、抽象画のような作品になぜ心を動かされるのか、そのメカニズムを知るのは面白いです。

モンドリアンやクーニング、ジャクソン・ポロックの具体的な作品群を例に挙げて解説している項は特に読み応えがありました。

絵画を勉強して、いつかは現代アートの抽象絵画を自分の手で描いてみたい。。。と言う動機で、絵画を始めました。

"One small step of a man, one giant leap for mankind" 笑

まだ始めたばかりなので、果たしてそんなレベルまで到達できるのか全くわかりませんが。。。大志を抱いて絵画を楽しみたいと思います。

絵画を始めるために準備するもの

鉛筆

三菱のuni(ユニ)ですが、Hi-uni(ハイユニ)、uni(ユニ)、uni star(ユニスター)と3つのシリーズがあります。

値段は安い順に、uni star(ユニスター)< uni(ユニ)< Hi-uni(ハイユニ)なので、一般的には中間のuni(ユニ)で十分です。

6B、4B、2B、B、HB、H、2Hの7種類を全部新品で揃えるとそれなりの出費になるので、私はメルカリで出品されている中古のセット品を入手しました。


練りゴム

Amazonのノーブランド品です。


補助軸(鉛筆延長ホルダー)

こちらもAmazonのノーブランド品です。


鉛筆サヤ(鉛筆キャップ)

100円ショップCanDoで購入。4コ入りのものもあります。

1. グレイスケール(2022/12/24)

デッサンカリキュラムは「グレイスケール」からスタート。

ちなみに「デッサン」とは、「物体の形や明暗などを、平面である紙に白黒で描く」ことです。

まず、真っ白な画用紙を取り出して、ザラザラ感のある面が表なので、そちらを上にして机の上にセットします。

そして、鉛筆と定規を使って薄くマスを書き、そのマスを鉛筆を使って塗りつぶします。

画用紙の表面は、目に見えない凹凸があるので、鉛筆の芯(黒鉛)が紙表面の繊維の凹凸に絡まって定着しないと綺麗に塗りつぶすことができません。

鉛筆の種類は芯の柔らかい順に4B→3B→2B→B→HB→H→2Hの7種類。BはBlack, HはHard, FはFirmの略ですが諸説あるそうです。


濃いマスははじめは柔らかい鉛筆で塗りつぶして、あとは硬い鉛筆を立てて仕上げますが、基本的に何をどう使っても自由。

あとは練りゴムを使って濃淡の調整をします。

最初は5段階のグラデーションスケールから始めました。


上が完成したものですが、悪戦苦闘しながら塗り潰すこと3時間!

塗りつぶす順序や方法は自由なので、一心不乱に試行錯誤しながら夢中で作業をしたので、3時間はあっという間に過ぎました。

仕上がったものは、スプレーを噴きかけて表面を保護します。


5段階の次は、10段階のグラデーションスケールに取り掛かります。


一番右は塗りつぶしナシでOK、段階的にリニアな濃淡となる完成度が求められます。


少し慣れてきたか、こちらは2時間30分で完成。


グレースケールはデッサンの基本となるものなので、しっかりと訓練をする必要がありますね。

グレースケールの作り方についてはこちらの記事も参考にしました。

グレイスケールの練習と合わせて、鉛筆の削り方(先端を長く細く削る)も教えてもらいました。

デッサンカリキュラムは、立方体→円柱→球体→卵。。。と進んでゆき、10回目で手、15回目でミロのヴィーナスや自画像まで辿り着く予定です。

絵を描くというのは、他の稽古事(ピアノや書道など)と違って、家で長い時間かけて練習しなくても大丈夫だということと、一度覚えてしまえば、少しブランクがあっても忘れてしまうことはありません(反復練習の必要がない)。

2. 立方体(2023/01/11)

デッサンに関する参考書を図書館から何冊か借りてきました。


「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」には、立方体の描き方が詳しく紹介されています。


輪郭線や稜線といった基準を決めるために、比率を確認する


透視図法についての解説


光の方向と影の出方


デッサンの順序



フムフム、なるほど。。。これだけでも非常に参考になります。

今日のレッスンでは、立方体の3つの面の濃淡を正しく描くことがテーマなので、透視図法や影は無視して構わないです。

目玉クリップを使って画用紙をイーゼルに固定、まずは構図を決めるために画用紙の中心に円を描きます。

次に、その円と同じ場所に、立方体の輪郭線を描きます。


注意点は、輪郭線を濃く書きすぎないことです(輪郭線が目立ちすぎると設計図のように見えてしまう)。

モチーフの立方体の角度は自由ということだったので、左右対称ではなく左の面がやや広く見える角度にしました。


3つの面を濃淡をつけて塗りつぶすのですが、このときの線の束のことをハッチングと呼びます。

長いストロークのハッチングになりがちですが、短いストロークの緊密なハッチングのほうが(時間がかかりそうでも)早く面全体の密度を上げられるので効率的なのだそうです。

鉛筆を使って一心不乱にハッチングすること2時間あまり。。。ようやく3面とも塗りつぶし完了。


右側が不自然に真っ黒ですね 笑


練りゴムを使って画用紙に浮き出ている(単に乗っかっているだけの)黒鉛を取り除きます。


硬い鉛筆(H2)で、練りゴムをやったあとのムラを修復。しっかりと紙面に定着するように鉛筆を立てつつそーーっと描きます。


3時間かけてようやく仕上がりました。まずまずの出来か?


フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成です。

3. 円柱(2023/01/18)

まずは、いつもの「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」で予習。


正方形の中心線と長軸は一致しない。。。いきなり難しいぞ


上面と底面の中心を結んだ直線の方向が、短軸と長軸と直行する


まず円柱と円柱が落とす影を描く


回り込みや反射などの変化をていねいに整えて仕上げる


うーーむ。。。こればかりは実際に描いてみないとイメージが湧きません。

今日のレッスンからは「床の影」も描きます。

まずは、モチーフの構図を決めるため、円柱とその影の輪郭線を描きます。


円柱をもっと細く修正


ようやく上部の楕円と下部のカーブが完成、ここまで約30分


ハッチング開始。。。面積が広いのでつい荒くて雑なハッチングになりがちです

そして、脇の20分砂時計で、20分描いたら、立って離れて眺めることを忘れずに!

夢中で作業をしていると、どうしてもバランスが崩れたり、曲線がズレていってしまうので、離れて俯瞰するのはとても重要です。

また、モチーフ(円柱)ばかりに集中せず、床の影も同時進行で進めるというのも鉄則だそうです。

ハッチングと練りゴムの繰り返し。。。2時間ほど格闘


なんとなく仕上がったと思ったら上面が全然描けていません 笑

ハッチングは荒くならないように細かく、細かく。。。

円柱が左右対称かどうか確認するために、鏡を使ったり、画用紙を上下逆にするのも有効です。


取り敢えず全面ハッチング終わりましたというレベル


ここから細部の調整ですが、練りゴムで紙面をこすってしまい、せっかくの黒鉛が全部剥ぎ取られてしまい大失敗。。。

再びハッチングし直して、今度は練りゴムで紙面を押すようにして淡く仕上げます。

開始から3時間、ようやく完成に近づきました。


ハッチングの縦横の線が目立っているのが気になりますが、このくらいは問題ないでしょう。


床の影の輪郭線をぼかすのが上手くできませんが、このあたりで妥協しました。

こうして見直すと、上面の楕円はまずまずですが、下部の曲線がちょっと左に歪んでしまっていますね。。。鏡で良く確認しておくべきでした。

いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成です。

4.(2023/01/23)

まずは、いつもの「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」で予習。


ゆがみに注意して形をとる。。。ちゃんとした円を描けるか心配だ


ハッチングの格子跡が残らない滑らかな仕上げなんてとても無理そうだが。。。


前回の円柱よりやさしいとのことですが、果たして?

まずは、モチーフの構図を決めるため、円とその影の輪郭線を描きます。さっそく左に寄り過ぎということで、元の線を残したまま右にスライドしました。


北半球の「ハイライト」、南半球の「反射」、そして「影」の3つの濃淡をざっくりと描写。


30分経過、円の歪みはなんとか除去、まだ細かくハッチングせず、HBくらいで大まかに(鉛筆は寝かせて描きます)


影の形状もまずは濃いところだけでOK


全体のハッチングを開始


1時間30分経過、ハッチングの格子跡が残ってしまってダメダメ。。。


たびたび目をうすめて眺めると、確かに、明暗分布がクッキリとわかりますね。

モチーフと何度も見比べて、球の表面の影の濃淡を繰り返し調整を入れます。


2時間30分が経過。気が付くと画用紙の汚れが拡大。。。影を仕上げるのに夢中で北半球が全然進んでいない


2Hを寝かせず立てた状態で軽ーく、北半球を含めて球全体を細かく丁寧にハッチング


3時間30分経過。ようやくモチーフに近い球の濃淡が仕上がってきた

北半球のハイライトの部分は、練りゴムでざっくりと白く浮き上がらせました。


細かい濃淡は、うす目で見ながら2Hでそーーっと極めて軽くなぞるようにすると上手くいきました。

床の影は2Bで思い切ってゴリゴリと真っ黒にして、明暗差を際立たせます。

床の影と球の境界線は、こちらも思い切ってハッキリと!

ハッチングの跡がまだ盛大に残っていますが、遠くから見れば問題ないのでOKでしょう。


球体の濃淡は、我ながらモチーフを忠実に描写できたのでは?


3時間45分が経過。気が付くと球の左下が直線になってしまい、歪んだ形になってしまいましたが、タイムオーバー。

いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成です。

5.(2023/01/30)

今日は「いちばん丁寧な基本のデッサン」を参照して予習。


卵は横から見ると、少し左に傾いていることに注意、なるほど。


最初はやわらかいB系で描き、途中から硬めのH系を使い、グラデーションがきれいに出るようにします。

いつものようにモチーフの構図を決めるため、ざっくりと2つの卵とその影を描きます。



右の卵は左よりも小さいはずなのに、錯覚トラップでほぼ同じサイズになってしまっているので、サイズと位置を修正

影の位置も修正しましたが、しっくりと来ない


2Bの鉛筆で濃淡を3段階にざっくりと描きます


卵本体を中心にHの鉛筆でハッチング開始

1時間30分が経過、なんだか右の卵が痩せ細ってしまった!


少し膨らませました。

ハッチングが一通り済んで、卵の表面を練りゴムで消しますが、全然質感が卵っぽくない。。。


特に右の卵が全然上手く描けない、左の卵の影も右端が不自然だ


3時間が経過。。。右の卵は練りゴムで大幅に明るく、左の卵の影も大きく修正


卵の南半球が白過ぎるので、思い切って暗くしました


2Hのハッチングで細かい調整を入れる、ようやくマトモになってきた


仕上げに、影は2Bくらいで真っ黒に仕上げましょうということで、ゴリゴリと隙のないように塗りました


格闘すること3時間30分。。。ようやく完成


ちょっとアングルが違いますが、これがオリジナル


いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成。

今日は完成まで4時間近くかかりましたが、一心不乱に作業をしていると、あっという間に時間が経過して驚きます。

6. 斜めの円柱(2023/02/05)

斜めの円柱は、「いちばん丁寧な基本のデッサン」「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」のいずれにも載っていないので、予習はナシ。

ネットを検索したら、「倒れた円柱だって怖くない!」という記事が見つかりました。

以下一部引用します。


図の上段、右側は生徒が良くやってしまう失敗です。左が正しい形取りですが、この二つの違いは何かと言えば、「円柱の中心軸に対して直角に楕円の長軸が取れているかどうか」です。

円柱が直立していても横倒しになっていても、断面の楕円を描くときに必要になる長軸は円柱の中心軸に対して直角になります。これを地面に対して垂直というふうに勘違いをしてしまうと歪んだ円柱(断面が斜めにカットされた円柱)に見えてしまします。

(引用おわり)

斜めの円柱(倒れた円柱)は、皆さんも苦労しているようで、検索するといろいろ出てきました。



最初は補助線を描いて寸法の正確な円柱を。。。と試みたものの、斜めの円柱がまったく構図として決まりません。。。


筒が長過ぎるので修正。

正確な模写をいったんあきらめて、モチーフの構図を決めるため、ざっくりと円柱とその影を描き直しました。


写真だとパースが誇張されますが、実際はほとんど前方と後方の大きさは同じです。


開始から45分経過、全然マトモな形にならず悪戦苦闘ですが、とりあえず柔らかい2Bで濃淡をつけていきます。


今回もパースは無視しているので、両面の楕円が同じ形で揃っていなければいけないのですが、右の楕円が明らかに歪んでいる。。。


楕円の形が全然上手く描けないし、輪郭も極めて不自然。。。途方に暮れてしまう。

2Hでひたすらハッチング、細かい濃淡を調整しますが、やればやるほど違和感が。。。

上部の回り込みが黒すぎて、逆に下部の反射が白すぎる!


必死の思いで終盤になんとかマトモになってきました。

最後に帯状の核の影をしっかりと黒く塗りこんで、やっと陰影にメリハリが。


ほぼ4時間近くかけて、ようやく完成です。

楕円の輪郭はいびつなままで、特に右側に向けて不自然に膨らんでしまいました。。。

床に接する部分と影の部分はまずまずの出来でしょうか。

今日も途中はどうなることかと。。。なんとか挽回できて良かった 笑

いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成。

7. かぶ(2023/02/13)

かぶは、「いちばん丁寧な基本のデッサン」「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」のいずれにも載っていないので、予習はナシ。

複雑な茎の切り口部分は描かないで済むように、かぶの置く方向を調整します。


野菜にも中心線があるので、それを意識してざっくりと構図を決めます


相変わらずフォルムが不細工ですが、取り敢えずここからスタート


Bで濃淡をつけてみましたが、全然かぶらしくない 笑


Hでハッチングしても全然良くならない、早くも1時間30分が経過


かぶのフォルムだけでなく、影の形も不自然だ


影を大幅に修正、だいぶ良くなったか


根っこの先を仕上げます


2時間30分が経過、完成には程遠い


根っこの細かいギザギザを2Hで描き込む


3時間が経過、ようやく野菜の丸みが出てきた


茎の緑色は、濃く塗ることで表現


茎の部分は繊維の方向にハッチングを入れました

上部にある表面の泥の汚れもぼんやりと書き込みました。


後半追い上げて、今日は3時間で完成。

ハッチングが横方向が目立ち過ぎています。縦方向を入れると、左右の丸み感がもっと再現できるとのことでした。

いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成。

全体の完成度は今一つですが、かぶの「ゴロっとした」感じが何とか再現できたと思います

8. 汚れたコンクリートの塊(2023/02/22)

「基礎から学ぶ鉛筆デッサン」の自然石を参考に予習をしました。
「面の方向性を捉える」「稜線の流れを捉える」が重要とのこと


うーーん、一体どうやってこの質感を表現するのだろうか。。。??


これまでのすべすべとしたモチーフと対照的な質感ですが、イメージが全く湧きません。

最初に、おおまかな構図を決めるため、スチールの棒を利用してデスクに対するモチーフの角度を確認します。


構図は結構苦手。。。何度も角度を調整して、立方体の構図を薄く描きます。


しかし何度やっても角度がおかしい。。。


一度全部消してやり直し 笑


ようやく構図が決まりました



コンクリートの塊の崩れた切り口を加えたら、ハッチングの開始

これまでの縦横斜めのハッチングではなく、HBくらいで細かい円をぐるぐると描きます。


モチーフ全体をまんべなく、ぐるぐるハッチング


45分くらいひたすら作業を続けてようやく完成


影を書き込みます。これだけで何となくコンクリートの塊の質感に似てきたのが驚き。。。


上面を練りケシで処理して、側面は縦方向のハッチングを加えると、立体感が出てきました


表面に、輪郭をぼかすことを意識して汚れや穴、凹凸を書き足します

点を打ち付けたり、荒々しく線を加えたりして、ザクザク感を表現

滑らかではない側面の切り口も、練り消しを使って濃淡のメリハリを出します

砂利や小石が露出している前面の切り口は、いったん後回しで上面と側面を先に取り掛かりました。


デッサン開始から2時間30分が経過、いよいよ「見せ場」の前面に取り掛かります


この複雑な前面を再現するのに悪戦苦闘。。。薄目で陰影の確認をしながら徐々に細かい点を追加、

今日はHや2Hは使わずほとんどHBです。

思い切ってガーーっと描いてしまうと、意外に上手くいくことを発見。

打ち付けるだけでなく、短い直線を太く重ねてみたら案外といい感じに(前面の上あたり)


側面のブツブツの黒い点は、ちょっと明瞭過ぎて失敗。。。もう少し輪郭をぼかすべきでした


デッサン開始から3時間30分が経過、ようやく仕上がりました!

後方に向かってブロックの幅が広がってしまっているのは、以前描いた斜めの円柱と同じ傾向。。。クセですね

デッサンカリキュラム #6 - 斜めの円柱

いつものように、フィキサチーフ(定着剤)を吹き付けて完成。

家族に見せたら「パパにしては上手い」と褒められ?ました!

「いちばんていねいな、基本のデッサン」の「手」を参考に予習をしました。


「モチーフは指の円柱を意識して描く」なるほど。。。

「細部を描こうとせず、手首、手のひら、指のかたまりでとらえましょう」これもなるほど。。。

まずはB系のやわらかい鉛筆で、練り消しを使ってやわらかい質感を出すように、書き進めるとあります。

9. (2023/03/01, 04)

「いちばんていねいな、基本のデッサン」の「手」を参考に予習をしました。


「モチーフは指の円柱を意識して描く」なるほど。。。

「細部を描こうとせず、手首、手のひら、指のかたまりでとらえましょう」これもなるほど。。。

まずはB系のやわらかい鉛筆で、練り消しを使ってやわらかい質感を出すように、書き進めるとあります。

最初に、どの方向から描くかを決めます。









いろいろ角度を変えてみて、最終的には指が手前に突き出したボリューム感のある角度を選択!


HBを凶器になるくらい尖がらせて削ります


カッターで芯がポッキリ折れないように注意しながらなんとか完成。


この鉛筆を寝かせた状態で、まずはモチーフの構図をふんわりと描きます。


石膏の足を固定している四角の台に、枠に合うように切り取った画用紙を乗せて平面を作ります。


レイアウトを決めるために、DESKEL-Bというデッサンスケールを利用しました


画用紙にDESKEL-Bと同じグリッドを薄く描いて、それを拠り所に構図を決めます


枠線は練り消しですぐに消去


先ほど準備した凶器鉛筆を使ってデッサン開始


まずは陰影だけで、指の細かいところは無視


親指と小指は残りの3本の指とは独立して甲から伸びているので、そこを修正しました


夢中で鉛筆の芯の腹でデッサンしていたら、ポキッと鉛筆の芯が折れてしまいました。。。

気を取り直してカッターで凶器鉛筆を再び作ります 笑

まだ全然足らしく見えないが。。。何となくモチーフ全体像はひとまず完成


凶器鉛筆からHのハッチングに切替えます。

要領は、以前の円柱のように、ストレートに長い方向は同じ方向に、曲線部分はぐるりと曲がったハッチングを意識します。

デッサン開始から2時間経過で、まだこのレベル


指や足首はそれぞれ円筒だと思ってその方向にハッチングします。

親指と小指の先が特に難しい。。。悪戦苦闘しながらひたすらハッチング

影もしっかりと描きます

気が付いたらデッサン開始から3時間半経過、まだハッチングさえ終わっていない 笑

デッサンカリキュラム #9 - 足(前半)

4時間近くかけて、初日はここで終了

黒々と日焼けした足になってしまいましたが、濃淡はあとで練り消しで調整可能なので今は気にしません。

今回はデッサンスケールを使ったおかげでモチーフの形状の模写はまずまずでは?


毎回ですが、無我夢中で取り掛かるので時間があっという間に過ぎ去ります。

日付が変わって3/4、残りのハッチングと、羽ぼうきを使った中間色の出し方と、遠近法も取り入れます。



まずは、手つかずだった上部の断面のハッチング


指の不自然なところを修正したら、羽ぼうきが登場


羽ぼうきでス――ッと全体を軽く撫でると、黒鉛が程よく取り払われて、綺麗なハーフトーンになりました。


薄くなった部分は再度HBの鉛筆で描き込みます


踵が薄かったので濃くしたり、小指の筋肉の盛り上がり感を自然に見えるように四苦八苦

また、影をしっかりと濃くしました。


影が不自然に伸びているので修正


だんだんいい感じになってきました


ここからは遠近法です

空気遠近法といって、モチーフの手前をより克明に描くことで、奥行きを出します。

中指の関節の部分、盛り上がりをハッキリとさせました


同じ要領で、親指と人差し指の輪郭や陰影を誇張して描きます。これは結構勇気がいる作業。。。



今日は開始から3時間と意外に早く完成



我ながらまずまずの出来で満足です。

10. 棒を持つ手(2023/03/20, 26)

初めにどのアングルから描くかを決めてから、構図を取ります。


親指がわずかに見えて、右側の断面も少し見える角度です。


影を考慮していないので、左に4cmくらい移動します。


影をすっかり忘れていました。。。反省


構図を決めたら、例の凶器鉛筆でざっくりと濃淡を描きます。


手首が細くなってしまったり、棒の位置がおかしかったりと、修正を重ねます。


手の甲のハート型の濃淡がなかなか難しいです。。。


スタートしてから2時間、ここからはHの鉛筆に変えて手首のハッチングを始めます。

ハッチングのストロークが雑になってアトリエ内にガリガリ音が鳴り響きます 笑

ハッチングは、鉛筆を立てて、ストロークで音が出ないように丁寧に進めるのが基本ですね。


ハッチングを丁寧に改善したら、確かにきめ細かなトーンになってきました!

スタートから3時間30分、今日はここまで。


周囲の汚れを練りケシで消して、とりあえず完成



手の甲の立体感を表現するのは次回ですね。

日が変わって3/26、今日は手の甲の凹凸や隆起をハッチングで仕上げていきます。


棒を塗るところから開始


手の甲の隆起の表現がまだなので、Hの鉛筆でハッチングで濃淡を加えていきます


親指がずんぐりむっくり感があるので、下半分をハッチングで暗くしました


若干引き締まってきたか?


のっぺり感のある手首にも陰影を加えました。


手の甲の筋は、筋肉の筋を意識して描きました


だいぶ完成に近くなってきた


手の甲を全体的に暗くしたところ、全体的に濃淡のダイナミックレンジが狭くなってしまい、石膏像がブロンズ像に見えてしまう症状に!

明暗の幅を拡げるために、一番明るい指の関節と断面の周囲などを練りケシを使って明るく修正


仕上げは羽ぼうきで軽くサッと全体を掃いました


ようやく完成


今日も夢中で取り組んだらあっという間に時間が経過しました。

11. (2023/04/03, 12, 17)

ミケランジェロの耳の石膏です。

どの方向からでも良いということなので、照明の当たり具合も考えて、立体感を演出できそうな縦置きに決めました。


用紙も縦横どちらでもいいのですが、影が長く伸びていることもあり、横方向を選択。

まずはスケールを利用してモチーフのポジションを決めました。


画用紙に薄くグリッドを書いて、例の凶器鉛筆でモチーフをざっくりと描きます。


石膏の板も良く観察すると結構な凹凸がありますね


石膏から突き出している立体感を描くのが難しそうです。。。


陰影だけを意識してBで黒く塗りつぶしました

最初は全体をバーーッと能天気に塗りつぶして、明るい部分はあとから練りケシで浮き上がらせればOKです。


次に耳の細部に取り掛かるも、なかなか上手く描けません。。。


そこで、実際の石膏をいろいろな角度から観察して、耳の構造を調べてみることに。

すると、耳たぶや内側の凹凸の状況が良く把握できるようになり、イメージが掴めるようになりました。


Hのハッチングで全体を丁寧に仕上げていきます。

上の金属の部分はなかなか上手く行かなかったのですが、少しずつ金属感が出てきました。


気が付いたら開始から4時間、夜の11時に。。。デッサンの時間はいつもあっという間に過ぎていきます。今日はここまで。


耳の細部と立体感がまだたりですが、前半にしてはまずまずの進捗ではないでしょうか?


立体感がまだまだなので、次回はそこがポイントになりそうです。

日が変わって4/12、前回は以下の状況で終わりましたが、耳がボードから手前に立体的に浮き出している雰囲気が欠けています。


ふっくらとした耳たぶになっていないし、中央部の耳の穴の周囲の突起部も未完成ですね。


いろいろと修正箇所が多く、気に入らない場所ばかりが目立つ。。。


まずは思い切って練りケシで気に入らない箇所を消してしまいました!


形態模写に立ち返ります


以下参考までに耳の名称

出典:耳介の名称

耳の穴近辺は全部やり直し


が、何度書き込んでも中央の三角形の箇所(耳輪脚)の突起した雰囲気が出せません。。。


一方、耳輪(上部の厚い外周)の厚みや立体感は、線を鮮明にしたら改善しました


再び突起部、思い切って右側に大きく位置移動


すると。。。何となく耳輪脚が前に出てきました


耳垂には陰影を書き込んで立体感が出てきました


再び耳輪脚、何となくつまめるような感じになりました


全体的に白く浮き上がり過ぎているので、耳の内側を塗りつぶしたところ、さらに立体感が!


影も増やせておどろおどろしい雰囲気に


今日はこれにて終了



形態をつかむのに困ったら、再度、明暗分布を捉えるプロセスに戻るのが重要ですね。

あまり局所の形だけに拘らずに、まずは基本の明暗分布に立ち返るのが大切ということを学びました。

日が変わって4/17、今日で3回目、以下はこれまでの進捗です。

1回目 - 耳が額にのめり込んでいて立体感がありません。



2回目 - 少しづつ立体感が出てきましたが、ハッチングが荒く、細部も未完成


3回目の今日は、何としても耳たぶが飛び出している立体感と、影もしっかりと描いておどろおどろしい雰囲気を出したい。


最初に、耳たぶの部分など気に入らない部分を練りケシで消して、大幅にやり直し。


やり直したら俄然良くなった 笑


特にこの部分、幾重にも立体感が出てきた


耳たぶは平面的でまだ改善の余地あり


全体的にハッチングが雑で縦の線が目立つので、きめ細かく縦横斜めにHでハッチングをかけました


地面との接点もしっかりと黒く塗りつぶし


明るい箇所は練りケシをチョイと使ってダイナミックレンジを広く


金具の部分は特に苦労しました 笑


影の濃い部分はBを使って、残りはHでひたすら縦横斜めにハッチング


耳にも練りケシでス――ッと筋を入れたら立体感がより一層目立つように


耳たぶも暗い部分を加えたらふっくらと改善


ようやく完成しました!



3回目でずいぶん完成度が上がりました!今回は自分的にも満足です。

12. 棒を持つ手その2(2023/04/24, 5/8)

まずは、どのアングルを描くかを決めます。

正面

正面やや左

斜め方向

真横

正面からは遠近感があって迫力があるのですが、手首がほとんど見えないのもあって、構図がとても難しい。

斜め方向は指が主役になって面白そうですが、いろいろ悩んで一番オーソドックスな真横に決定。


影が描きやすいように画用紙を挟みます。


いつもと違って照明は右側から


HBの凶器鉛筆を使って芯の腹で明暗分布から


以前やったモチーフなので描きやすい


明暗分布のはずが、線が中心になってしまう


影も同時並行で進めて全体の陰影のバランスをチェック


親指がナメクジのようにヘナ~っとして力がない、指の関節もおかしい


小指も全然ダメだ


爪の部分の明暗分布にも苦戦


母指球筋をもっと強調しなければ。。。

おかしい箇所は練りケシで消去してやり直し、親指の関節も書き直し


すると。。。まずまずの出来に


HBの凶器鉛筆からHでのハッチングに切替

今日は特に気を付けて音がでないように、急がないように。。。

で、1時間あまり夢中でハッチングしていたら、あっという間に時間が来ました。


ハッチングはまだ半分も終わっていませんが、なかなか進みました!


今日はハッチングをゆっくり丁寧にやりましたが、このペースなら次回で完成できそうです。

日が変わって5/8、まずは前回の終了時点のチェック


モチーフの構図は最初から上手く決めることができたおかげで、途中までハッチングを進めることができました。



今日は母指球筋(親指の付け根)の膨らみの表現と、それぞれの指を完成させます。

改めて石膏と見比べてみると、明暗分布がハッキリしておらず全体的に日焼け状態。


そこで、照明が当たる上半分を全体的に練りケシで消去しました


また、明るい部分が全体にまんべなく分散してしまっている。。。これは明暗分布がしっかりできていない証拠。

一番明るいのは、親指と、人差し指。それ以外の指や不必要に明るい下の部分を暗く修正


他の部分はHと2Hを使ってハッチング、今日は特に意識して音が出ないように丁寧に短いストロークを意識します。



ほぼ完成かと思いきや、中央の明るい箇所の位置が左に寄り過ぎていることが発覚!


この部分です


確かに石膏をみると、手首の付け根付近ですね


練りケシで思い切って大手術した上で、右に位置をずらしました


薄く伸びている影も書き込みました

さらに指の陰影を濃くしたところ、指が奥にしっかりと収まった感じに


羽根ぼうきでササっと表面を掃い、浮き出ている黒鉛を取り除きました



無事に完成しました

13. 布を持つ手(2023/05/10, 15, 24, 6/3)

どの方向からのデッサンにするかは自由なので、じっくりと時間をかけて吟味 笑


やや前方左サイドが一番簡単そうです


親指が見える角度にしたい


真正面からが一番迫力がありそうなのですが、遠近感を出すのに難易度が高過ぎるので断念。


やや見下ろすアングルにするため、台を一段下げました


真上からだとモチーフが手に見えない。。。


少し角度をつけて親指がギリギリ見えるアングルに決めました



画用紙はデッサンで初めての縦方向です


まずは例の凶器鉛筆で明暗分布からスタート、寝かしたHBのハラで描きます


線を書かずに明暗だけでいいのですが、どうしても線を描いてしまう。。。

凶器鉛筆での明暗分布は、あとでいくらでも練りケシで簡単に消去できるのがメリットです。


手首の長さや布の形状などバランスを整えるのに四苦八苦。。。


8段階の明暗分布を意識して、例えば手の甲の左側をもっと暗くするなど調整


指の関節をしっかりと描き込んだり、人差し指の筋肉や皮の突っ張り度合など、連続性を意識して修正を加えます


布のヒダ部分の明暗をつけたり、影をBで濃くしたり


明暗分布を意識して描き進めると、思った以上にグングンと進捗。。。!

荒く描き込んだ部分を、Hでハッチング気味に細かく調整を入れました。



まずまずの出来ではないでしょうか?


下が1回目終了時点です


この深い溝はまだまだ改善の余地あり


指の濃淡はまずまずの出来


手首の部分はのぺーとし過ぎでダイナミックさが不足


布のしわの質感を出すのが難易度が高い


断面はまだ未完成


次回は本格的にハッチングに入ります。果たして完成できるかどうか?

日が変わって5/15、前回は下の状態で終了でした。



日を置いて改めて見直すと、全体的に明るい部分が多くて明暗分布が甘いですね。。。


手の甲の右側や人差し指はもっと明るいので、練りケシで消去


影は石膏の断面よりももっと暗くしなければダメ


人差し指ものっぺりし過ぎ


影を3Bで濃く塗って、手首に陰影をつけて、石膏の断面も書き足しました


指の間のV字のくぼみも陰影をはっきりと

Before

After

ここも塗りつぶす

Before

After

だいぶ明暗分布のメリハリがつきました


人差し指の輪郭の明るい線を消去


小指を暗くして立体感を出す


中指の先端を丸める


だいぶ完成に近づいたのでは?


陰影をさらにクッキリと


親指の爪は大幅に修正


断面の境界の輪郭を浮き立たせる


薬指は余計な関節(本来はない)を消去


なかなか納得の行く形にならず


もう一度仕上げのハッチング


今日はこれで時間切れ



次回は仕上げのハッチングで完成の予定です。

日が変わって5/24、前回は下の状態で終了でした。


今日はまず親指の修正から


黒い影をしっかり塗りつぶしたら、ぼってり違和感がなくなりました


次は手の甲の明暗分布、左半分をもっと暗くします


2か所を修正してたら、手首の角度と長さがおかしくなってしまう


鋭角に曲がり過ぎていますね


手首を修正


今日の主な作業はひたすら手の甲や指を中心にハッチング


今さらですが、手の甲にはどこも必ず起伏があり、平坦な箇所はありません。

丁寧なハッチングを心掛けて濃淡を加えます。


だいぶ完成に近づいた?

人差し指をもう少し太く、影との間に筋を入れる


確かに力強いはずの人差し指がいつの間にかやせ細ってしまったので、太く修正


次は、親指と人差し指の間のふっくらした場所(ここも消えてしまった)を描き込む


一度練りケシで消して


修正


回り込みの影も太く修正


だんだん完成に近づいてきた

手前の布の部分をハッキリとさせます。


布を絞って明暗を強調することでリアルな感じに


他のしわも空気遠近法で目立つように誇張


次回は布の正面部分のディテールと、日焼けの修正、石膏に入った継ぎ目など明細部を仕上げる予定です。

日が変わって6/3、前回は下の状態で終了でした。


ほとんど完成したつもりだったのですが、布の正面部分のディテールと、日焼けの修正、石膏に入った継ぎ目など、明細な部分はまだ修正の余地アリ。

まずは羽ブラシで浮いた黒鉛を掃うのと、しっかりと固着させます。


羽ブラシはハッチングと違い、左右にある程度力を入れてバサバサとやってOK。

羽ブラシの後は、明暗分布が曖昧になった箇所を修正します。常に明暗分布に立ち返るのが基本。


全体的に日焼け気味なので、練り消しを使って明るい部分を思い切って白くしました。

手首の部分


人差し指


中指にも白くスーッと


明暗分布のメリハリが戻って来た


台座と影の暗い部分はより暗くします


右端のこの台座の部分も練りケシでやり直し

ビフォー

右端の台座部も暗く

アフター

この暗い部分が単調すぎる

ビフォー

暗いなかにも陰影をつける

アフター

布のひだの陰影と台座の断面が曖昧

ビフォー

遠近感を出すために大げさに

アフター

大分仕上がってきた!






次に石膏の継ぎ目を新たに描き込みます

中指の真ん中


手の甲に水平に入った継ぎ目、練りケシでスーッと白く筋を入れるといい感じに!


甲の部分も白い筋を加える


人差し指の左側の白い筋が分離していたので修正

ビフォー

アフター

これで人差し指がグッと主張するように


完成まであと少し!人差し指と中指の間の布のひだを明瞭化

ビフォー

アフター

ようやく完成しました!


石膏のモチーフ



以下はこれまでの変遷です

1回目

2回目

3回目

4回目

全体写真だと3回目と4回目の違いはあまりハッキリしませんが、ディテールはいろいろ修正が入って完成度が上がりました。

トータル16時間かけて完成。。。満足度の高い仕上がりとなりました。

14. 大顔面(2023/06/11, 22)

石膏顔面のモデルは、ローマ皇帝ルキウス・ウェルス帝という人物です。


これまでの4倍の大きさの画用紙(B3)にデスケル(デッサンスケール)の枠と同じように縦4横4の16分割に薄く線を引きます。


デスケルを通してモチーフを観察して、線とモチーフの交差するポイントを画用紙に記入


モチーフの視線の方向(左)のスペースをやや大きめに取るのがコツ


12コのポイントを線で薄く結んだら、残りの直線は全て消去、これで位置決めが完了


次に、例の凶器鉛筆(HBを凶器になるくらい尖がらせて削ったもの)で明暗分布を


輪郭を描くのではなく、明暗だけを8段階くらいに意識して描き込みます


輪郭を加えるとだんだん顔らしくなってきました


実物と比較


鼻の角度、髪の毛の右側のボリューム感など、まだまだ修正が必要


眉間の感覚ももう少し広い


髪の毛はもっとボリュームを


明暗分布が甘い


右側は練りケシで消去してガッツリと描き直し


大分良くなったか


あごひげのディテールも描き込む


両眼がなかなか上手くいかない


面取りの境界を意識して描き込む


頭髪も面取りを強調


威厳のある眼つきの再現が難しい


ここまでは非常に順調に進みます


両眼の違和感は、左眼が横に広がり過ぎているのが原因


左眼は次回までに修正


右目はそのままでOK


あとはハッチング作業を残すのみです

日が変わって6/12、以下が前回のカリキュラム終了段階のデッサンです。


明暗分布まで進みましたが、B3サイズの大きな画用紙なので、このあとのハッチング作業は相当な時間がかかります。



ダイニングテーブルの上に画用紙をセットして作業を開始、iPadの写真を参照にハッチングを進めます。

しかし、この姿勢だとずっと立ちっぱなしで疲れてしまいます。。。


髪の毛の部分をハッチングしただけで疲労困憊


そこで、大昔にIKEAで買った子供用のイーゼルを引っ張り出して利用することに!


【IKEA】モーラ MALA 木製イーゼル 2way(ホワイトボード&黒板)
サイズ
高さ:118cm
横幅:62cm
厚み:4㎝(折り畳んだ状態)
重さ:6.5㎏

まさかこれが再び役に立つ日が来るとは。。。

イーゼルを引っ張り出して埃を掃いセッティング、場所は寝室の片隅 笑


メガネクリップは使えなかったので、長めのクリップと棒磁石で画用紙を固定


早速ハッチング作業を再開


明暗分布の上からHや2Hを使って丁寧に短いストロークを意識します


1時間ほど作業してこの日(15日)は終了

翌日からは椅子も持ってきて、間接照明も増やしました


大画面ということもあり、右手の小指球部(てのひらの下の部分)があっという間に真っ黒に。。。それが画用紙の至るところに広がってしまいました

2時間ほど作業してこの日(18日)は終了


汚れが広がらないように、ハッチングの場所は左上から右下の順番に進めます


構図の修正も加えます、具体的には鼻の幅を拡げたり、左眼を狭めたり、右側の髪の毛のボリュームを増やしたり


石膏の微妙なくぼみや欠けている箇所も忠実に描き込む


いつの間にか二重になってしまった 笑


急いで修正


上面はだいだいOKなので、鼻から下に取り掛かります


口の位置が全然上過ぎることに気付いた


思い切って全部消してしまいました!


3時間ほど作業してこの日(19日)は終了


翌日、口の位置の修正からガッツリと作業


顎のハッチングまで夢中で作業、気が付いたら画用紙の右側が手でこすれて派手に汚れていますね


右上の部分は照明の関係で乱反射していますが本当は真っ黒です


眼に活力が出てきた


鼻の下の複雑な形状も何とか再現


あごひげもハッチング完了


イーゼルから外して明るい照明の場所で撮影


これで完成か



4時間ほど作業してこの日(20日)は終了

翌日、さっそく日焼け状態を修正します

練りケシをそーっと軽く押しただけではほとんど変わらないので、ある程度を力を入れてギュッギュッと押し当てます(決して引っ張らない)


髪の毛の部分、眼の下などを鼻の明るさと同じくくらいに調整


1時間ほどの作業


ようやく完了


だいぶ日焼けが収まったような


明るい場所に移動して撮影


上部

中部

下部

トドメでおでこをさらに明るくして完成




トータル16時間もかかりました!

これでデッサンカリキュラムはひととおり終了。

絵画をはじめてからはや半年が経ちましたが、ようやく絵らしくなってきましたね!(自画自賛)

[クロッキーのデモンストレーション] 自由通りギャラリー(目黒区)で実演を観覧

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