「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)という本を読んだのがきっかけで、IQ(知能指数)のテストを受けました。
検査結果は、IQ 133(上位1%)ということで、MENSA(メンサ)という
IQ上位2%の人が参加できるグループにも入会申し込みをしました。
1. IQとは
以下は「IQとは?高い方が成功しやすいの?」という記事とWikiからの抜粋です。
IQ(Intelligence Quotient)とは、知能指数を意味する言葉です。
IQは、一般的に知能テストによって測定され、数値で表されます。
知能テストの結果は、その人が同年齢の人々と比べてどの程度の知能水準を持っているかを示す指標として用いられます。
ただし、IQは人間の知能を全面的に測定するものではありませんし、人間の知能の多様性や複雑さを完全にカバーするものでもありません。
とはいうものの、IQは認知機能や問題解決能力、論理的思考力などを測定する指標であり、これらの能力はビジネスにおいても重要です。
IQが高い人は、複雑な問題を迅速かつ正確に解決できるため、マネージャーやアナリストなどの役職に向いているといえます。
また、新しいアイデアや戦略を開発する際にも論理的思考力が必要とされるため、IQが高い人はそのような業務にも適しているでしょう。
一般的に、IQの平均値は100であり、標準偏差は15です。
したがって、IQが100より高い人は、平均よりも優れた知的能力を持っていることになります。
IQの数値の目安
- 130以上: 極めて高い(ギフテッドと呼ばれる特別な才能の目安になることがあります)
- 115〜129: 高い(上位5〜6%程度)
- 85〜114: 平均的(全体の約7割)
- 70〜84: ややくすぶる・境界知能
- 70未満: 知的障害の判定の目安の一つ
IQが高い人とそうでない人には、どこか違いがあるのでしょうか?
まず挙げられるのは、IQが高い人の特徴として、高い認知能力です。
IQが高い人は、一般的に論理的思考や空間認知能力などの認知能力が高いため、複雑な問題を解決する能力が優れています。
また、高い学習能力も特徴のひとつとして挙げられます。一般的に、IQが高い人は新しいことを学ぶ速度が速く、応用力も高いです。
そのため、彼らは新しい情報を受け入れ、理解するために必要なスキルを持っています。言語能力が高い、という特徴も挙げられるでしょう。
IQが高い人の多くは言語能力が高く、豊富な語彙を持っています。そのため、彼らは複雑な文章を理解し、正確に表現できます。
そのほか、集中力がある、という特徴もあります。IQが高い人は、長時間集中することができ、物事に没頭しやすい傾向があるからです。
彼らはタスクを完了するための持続的なエネルギーを持っているといえるでしょう。
創造性の高い人も多いです。
IQが高い人は、独自のアイデアやアプローチを持っています。
彼らは問題に対して新しい視点を持っており、創造的な問題解決に優れています。
この両者の特徴を合わせ、優れた問題解決能力があるといえるでしょう。
IQが高い人は、問題に辛抱強く取り組み、新たな視点から問題に対する解決策を見つける能力に優れています。それは、彼らが複雑な問題に対してロジカルにアプローチできるからです。
さらに、知識欲の高さも特徴として挙げられます。
IQが高い人は、興味を持った分野に対して深く掘り下げる知識欲が高い傾向があります。知的好奇心を持ち、学習に情熱を注ぐ人が多いです。
| 業績 | IQ | テスト/研究 | 年 |
|---|---|---|---|
| 医学博士、法学博士、哲学博士 | 125 | WAIS-R | 1987 |
| 大学卒業生 | 112 | KAIT | 2000 |
| K-BIT | 1992 | ||
| 115 | WAIS-R | ||
| 大学1-3年 | 104 | KAIT | |
| K-BIT | |||
| 105–110 | WAIS-R | ||
| 事務職および販売職 | 100–105 | ||
| 高校卒業、熟練工(電気技師、家具職人など) | 100 | KAIT | |
| WAIS-R | |||
| 97 | K-BIT | ||
| 高校1-3年(9-11年の学校教育修了) | 94 | KAIT | |
| 90 | K-BIT | ||
| 95 | WAIS-R | ||
| 半熟練工(トラック運転手、工場労働者など) | 90–95 | ||
| 小学校卒業(8年生修了) | 90 | ||
| 小学校中退(0-7年の学校教育修了) | 80–85 | ||
| 高校に進学する可能性が50/50 | 75 |
それでは、IQが高い人はどのような職業に向いているのでしょうか?
共通して言えることは、論理的思考や問題解決能力が必要な仕事ということです。例えば、技術者や科学者がその主なものとして挙げられるでしょう。
IQが高い人は、科学や技術分野での研究や開発に興味を持ち、高い能力を発揮することが多いです。
また、金融関係の仕事で能力を発揮する人も多くいます。IQが高い人は数学や統計学の理解力に優れていることが多いからです。そのため、複雑な数値処理や分析が行えます。投資やファイナンスの分野で活躍できるでしょう。
弁護士やコンサルタントも、IQが高い人に向いています。
IQが高い人は論理的思考能力や問題解決能力に優れているためです。
その他の仕事としては、IT関係の仕事が挙げられます。
IQが高い人は、プログラミングやシステム開発に興味を持つことが多いです。これらの分野は論理的な問題解決能力が重要になるからです。
そのため、IT分野で高い能力を発揮することが多いです。
また、教育関係の仕事も向いています。
IQが高い人は知的好奇心が旺盛なため、知識や学習に関する仕事に興味を持つことが多いです。そのため、研究や教育プログラムの開発などで高い能力を発揮するでしょう。
ただし、IQが高いからといって、必ずしもこれらの仕事にしか向かないわけではありません。また、IQが高くないからといって、これらの仕事に向いていないわけでもありません。
仕事で成果を上げられるかどうかは、論理的な問題解決能力だけでなく、人間関係や環境などにもよります。
| 職業集団 | 全検査IQの平均 |
|---|---|
| 専門的・技術的職業(医者、弁護士) | 112.4 |
| 経営者・役員(事務職員、販売員) | 103.6 |
| 熟練労働者(職人、職長) | 100.7 |
| 半熟練労働者(サービス業、農業) | 92.3 |
| 非熟練労働者(肉体労働者、農場労働者) | 87.1 |
著名人で(正式な検査結果で)130以上のIQを持つ人は以下のような人がいます。
宇治原史規(ロザン)
• IQスコア: 158
• 裏付け:
日本のテレビ番組の企画で正式なテスト(ウェクスラー式等)を受験し、高スコアを記録してJAPAN
MENSAの会員となりました。
2. ジーナ・デイヴィス(Geena Davis)
• IQスコア: 140
• 裏付け:
『テルマ&ルイーズ』などで知られるアカデミー賞受賞女優。米国の公式MENSA会員であり、アーチェリーでオリンピックのセミファイナリストにまでなった多才な頭脳の持ち主です。
3. ノーラン・グールド(Nolan Gould)
• IQスコア: 150
• 裏付け:
ドラッグコメディドラマ『モダン・ファミリー』の、少しおバカな末っ子ルーク役で有名だった俳優。役柄とは裏腹に、13歳で高校を飛び級卒業した本物のMENSA会員です。
4. パク・キョン(Block B)
• IQスコア: 156
• 裏付け: 韓国のボーイズグループ「Block
B」のメンバー。知頭派バラエティ番組『脳セク時代』への出演をきっかけにMENSAの試験を受け、上位1%の成績で合格・入会したことで話題になりました。
5. シャロン・ストーン(Sharon Stone)
• IQスコア: 154
• 裏付け:
映画『氷の微笑』で有名なハリウッド女優。幼少期にギフテッド向けの正式な知能検査を受け、15歳で大学に飛び級入学した経歴を持っています。
6. ハ・ヨンジュ(Ha Yeon-joo)
• IQスコア: 156
• 裏付け:
『マイ・シークレット・ホテル』などに出演する韓国の女優。心理戦を繰り広げる頭脳派番組『ザ・ジーニアス』でも活躍し、MENSA会員であることを公表しています。
7. スティーヴ・マーティン(Steve Martin)
• IQスコア: 142
• 裏付け:
『ピンクパンサー』などで知られるアメリカの伝説的コメディ俳優。カリフォルニア州立大学で哲学を専攻し、一時は教授を目指していたほどの頭脳を持ち、MENSA会員としても広く知られています。
8. ドルフ・ラングレン(Dolph Lundgren)
• IQスコア: 160
• 裏付け:
『ロッキー4』のドラゴ役などで知られるアクション俳優。肉体派のイメージが強いですが、シドニー大学で化学工学の修士号を取得し、名門マサチューセッツ工科大学(MIT)の奨学生にも選ばれた超エリートです。
9. 岩崎ひろみ
• IQスコア: 154
• 裏付け:
NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』のヒロインなどで知られる日本の実力派女優。過去に受験した正式な知能検査で130を大きく超える154を記録しています。
10. こうちゃん(元QuizKnock)
• IQスコア: 120〜130超(特定指標)
• 裏付け:
東大発の知識集団「QuizKnock」の元メンバー。自身のYouTubeチャンネルにて、医療機関で受給した「WAIS-IV」の正確な結果(全検査IQは120、ただしワーキングメモリや言語理解など特定の群指数で130超の突出)を公表し、検査の仕組みを詳しく解説しています。
(抜粋おわり)
最近では、Travis Japan(トラビス・ジャパン)の川島如恵留(かわしま
のえる)がJAPAN MENSAの会員になった(IQ130以上)ことを公表しています。
ちなみに東大生の平均IQは俗説では「120」と言われています。
なお、アルバート・アインシュタインのIQは180とも200とも言われていますが、正式な検査を受けていないので憶測の域を超えません。
また、IQの値が高すぎると、常人離れした感覚のせいで周囲と孤立してしまうということもあります。
2. WAIS-IV知能検査(IQテスト)
それでは、IQはどのようにして測定されるのでしょうか?
IQテストは、数学的な問題、言語理解、空間認知、論理的思考、記憶力など、さまざまな認知的な能力を測定するために作成されたテストです。
IQテストは専門家によって作成され、標準化されており、一般的には筆記試験やコンピュータによるテストなどが用いられます。
IQテストは、さまざまなタイプがありますが、最も一般的なタイプは「Universal
Nonverbal Intelligence」です。
このテストは、人種や文化の違いに関係なく、誰にでも平等に適用されます。
数学的な問題、言語能力、空間認知、論理的思考、記憶力などの認知的な能力を測定するために作成されたテストです。
そのほかのIQテストの例としては、Wechsler Adult Intelligence
Scale(WAIS)やStanford-Binet Intelligence Scale、Differential Ability
Scales、Peabody Individual Achievement Testなどがあります。
これらのテストでは、標準得点またはパーセンテージでスコアを計算し、個人のIQを評価します。
WAIS(ウェイス)は、アメリカの心理学者デビッド・ウェクスラーが開発した、成人向けの個別式知能検査です(正式名称:Wechsler
Adult Intelligence Scale)。
※なお、児童向けの「WISC(ウィスク)」は最新版の「WISC-V(ウィスク・ファイブ)」が日本でも導入されていますが、成人向けのWAISの日本国内における最新版は「WAIS-IV(ウェイス・フォー)」です(16歳0ヶ月〜90歳11ヶ月が対象)。
海外(米国等)では「WAIS-V」が登場していますが、日本版のリリース時期は未定です。
WAISは単に「IQ(知能指数)の高さ」を測るだけのテストではありません。受検者の認知の特性(得意なこと・苦手なことのバランス)を細かく分析し、日常生活や仕事での「困りごと」の原因や対策を見つけるために使われます。
• 全検査IQ(FSIQ):
全体的な知能の水準(平均値は100に設定されています)。
• 主要指標(4つの領域):
- 言語理解(VCI): 言葉を使って考える力、語彙力、文化的・日常的な知識。
- 知覚推理(PRI): 見た情報を視覚的に理解し、論理的に推理・解決する力。
- ワーキングメモリー(WMI): 耳や目で得た情報を一時的に頭の中に保持し、処理する力(暗算や指示を覚えて作業するなど)。
- 処理速度(PSI): 目で見た情報をすばやく正確に書き写したり、単純作業をこなしたりするスピード。
検査を行うと、総合的な知能指数である全検査IQ(FSIQ)に加え、人間の脳の働きを4つの側面に分けた「4つの指標得点」が算出されます。いずれも同年齢の集団を「100」とした場合の相対的な位置づけ(平均は90〜109)として算出されます。
WAIS-IVは、主に医療機関(精神科・心療内科)、大学附属の心理相談室、民間のカウンセリング・心理検査機関で受けることができます。
私は、家の近所にある「にこたまカウンセリングセンター」という場所に予約を入れてWAIS-IV知能テストを受けました。
〒158-0094 東京都世田谷区玉川4丁目12−12番16号 チロル玉川 305号室
(出典:公式ホームページ)
◆知能検査(WAIS-Ⅳ,WISC-Ⅴ)
▷WAIS-Ⅳ(成人版 16歳0か月~90歳11ヶ月)22000円(税込)
※検査実施・報告書作成・結果説明の面談含む
▷WISC-Ⅴ(小児版 5歳0か月~16歳11ヶ月)22000円(税込)
※検査実施・報告書作成・結果説明の面談含む
途中休憩を入れても問題ありませんが、私は一気呵成に済ませたかったので休憩は入れませんでした。
検査内容は非公開で、検査キットも一般には販売されておらず、内容は厳しく管理されています。
WAIS-IV 検査キット
| 項目 | 解釈 | |
|---|---|---|
| 全検査IQ | 全般的な知的水準 | |
|
群指数 |
言語理解(VCI) | 言語的なことに対する理解や把握の能力 |
| 知覚推理(PRI) | 目で見て物事を理解したり操作したりする能力 | |
| ワーキングメモリー(WMI) | 記憶や注意集中力に関する能力 | |
| 処理速度(PSI) | 手先の器用さやスピードに関する能力 | |
|
言語理解 |
類似 | 概念を理解し、推理する能力 |
| 単語 | 単語の知識や言語概念の形成について | |
| 知識 | 一般的な事実に関する知識の量や学習について | |
| 理解 | 社会性や一般常識を理解する能力 | |
|
知覚推理 |
積木模様 | 抽象的な視覚刺激を分析して統合する能力 |
| 行列推理 | 流動性知能や視覚性知能、空間に関する能力 | |
| パズル | 視覚刺激の分析に関する能力 | |
| バランス | 量的な推理、類比的な推理の能力 | |
| 絵の完成 | 重要なところとそうではないところの見分けの能力 | |
|
ワーキングメモリー |
数唱 | 記憶力や注意力に関する能力 |
| 算数 | 計算能力や記憶力に関する能力 | |
| 語音整列 | 記憶力、継次処理、注意力に関する能力 | |
|
処理速度 |
記号探し | 作業効率や集中力に関する能力 |
| 符号 | 視覚的な認知やスピードに関する能力 | |
| 絵の抹消 | 選択的な注意や運動に関する能力 |
最初のテストは図形のパズルでした(こちらのサイトからの画像を引用します)。
いくつかのブロックを組み合わせて、絵に示された図形と同じものを作るというものです。
問題が進むにつれて徐々にブロックの数が増えていき、難易度が高くなります。
提示された図形を完成させるのに、4枚の断片図のどれを選ぶかという出題もありました。
また、足し算、引き算の暗算や、数字の羅列を聞いて、それと同じ順序で答えるテストもありました。
最初は4つくらいの数字ですが、徐々に増えて、最後は10個くらいの数字だったと思います。
そして、同じ順序だけでなく、逆順にして回答したり、羅列から数の少ない順番に並び替えて回答したり、いろいろなバリエーションがありました。
言語理解の検査では、単語の意味を問われたり、二つの単語に共通するものは何かを回答したり、一般常識を試すものでした。
3. IQテスト結果
WAIS-IV知能テストを受けてから2週間後、テスト結果が出ました。
FSIQ(Full Scale IQ -
全検査IQ)の結果は133と、パーセンタイル99%(上位1%)という結果になりました。
以下にグラフを再掲します。
これは、IQの数値の130以上:
極めて高い(ギフテッドと呼ばれる特別な才能の目安になることがあります)に該当します。
所見に解説されているように、私のケースは、言語理解(117)と知覚推理(135)に稀な差があることが特記されています。
特に、2つの言葉の共通点を理解するのが苦手であり、物事を深読みしてしまう傾向が見られました。
一方、算数課題では、ほとんどすべての設問において適切に暗算処理を行う様子が見られました。
日常を振り返ると、クレジットカードの16桁を覚えていたり、数字の暗記は割と得意なほうだという自覚はあります。
また、パズルやパターン認識は以前から得意なほうでした。
いずれにせよ、IQ133のパーセンタイル99%(上位1%)というテスト結果は、全く想定していなかったので、自分でも驚きでした。
4. アルジャーノンに花束を
今回IQに興味を持って今回のWAIS-IV知能テストを受けるきっかけになったのが、「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)という本でした。
『アルジャーノンに花束を』は、知能向上手術を受けた知的障害を持つ青年と、同じ手術を受けた白いハツカネズミの運命を描いた物語です。
1959年に中編小説として発表され、翌年ヒューゴー賞短編小説部門を受賞。1966年に長編小説として改作されて発表され、翌年ネビュラ賞
長編小説部門を受賞しています。
主人公は32歳でパン屋に勤める、幼児程度の知能(IQ
68)を持つ青年チャーリイ・ゴードン。
脳外科手術の実験でチャーリイはIQ185の天才的な知能を手に入れ、同じ手術を受けた白いハツカネズミ「アルジャーノン」も動物としては驚異的な知能を持つようになります。
天才になる一方で、周囲の人々がこれまで自分をバカにしていたことや、過去の家族との辛い記憶を理解し、孤独や怒りに苦しむようになります。
やがて先行して手術を受けていたアルジャーノンに異変(知能の退行と死)が訪れ、チャーリイ自身も元に知的障害のあった状態へと戻っていくという悲しい物語です。
主人公チャーリイの知能がどんどん高くなるにつれて、二重人格のような症状に苦しむところは、非常に共感するものがありました。
というのも。。。私も実は、ここ数年、エイリアンに乗っ取られたかのような感覚が強くなって、離人症のような状況が続いているからです。
二重人格といっても、かつての攻撃的な性格が鳴りを潜めて、温厚な性格になったせいか、家族や友人には好評ですが
笑
これは、還暦で引退して、仕事を辞めたのも影響しているような気もします。
5. IQの特徴
IQには遺伝的な影響が大きい一方、生まれたときに一生のIQが完全に決まっているわけではありません。
また、IQを構成する認知能力は一様ではなく、年齢、教育、健康、生活環境などによって異なる変化をします。
さらに、「集団の平均IQの差」「個人のIQの差」「遺伝率」は、互いに関連はありますが、別の問題です。この3つを混同しないことが、IQを科学的に理解するうえで非常に重要です。
5.1 IQは先天的か、それとも伸ばせるのか?
結論は、遺伝的な素質と環境の両方が影響する、です。
先天的要因:遺伝的な素質
脳の発達、神経回路の形成、情報処理速度、注意力、作業記憶などに遺伝的な影響があります。これらはIQに関係する能力の基盤になります。
後天的要因:環境と経験
教育、読書、語彙の獲得、栄養、睡眠、病気、ストレス、社会経済的環境などが、認知能力の発達やIQ検査の成績に影響します。
行動遺伝学では、遺伝の影響を「遺伝率(heritability)」という統計量で表します。
一般に、知能の遺伝率については次のような傾向が報告されています。
対象 遺伝率の大まかな目安
幼児期 約20〜40%
学童期・思春期 約40〜60%
成人期 約50〜70%
一部の高齢成人の研究 約60〜80%
これらは研究を概観するための幅であり、全人類に適用できる固定値ではありません。測定方法、年齢、対象集団、環境によって異なります。
ここで、特に重要な注意点があります。
「IQの遺伝率が70%」とは、あなたのIQの70%が遺伝で決まり、残り30%を努力で変えられる、という意味ではありません。
遺伝率は、特定の集団におけるIQの個人差のうち、遺伝的な違いと統計的に関連する部分の割合です。
例えば、ある社会でIQの遺伝率が70%だったとしても、教育環境を大幅に改善した場合に集団の平均IQが上がる可能性はあります。
逆に、遺伝率が高いことから、個人のIQをどの程度伸ばせるかを計算することもできません。
IQは努力で伸ばせる場合があります。
ただし、能力そのものの向上と、IQ検査の点数の上昇を区別する必要があります。
研究上、比較的確かなものから順に整理します。
方法 科学的にわかっていること
教育・学校教育の継続 IQ検査の成績や認知能力にプラスの影響が認められる研究がある
読書・語彙学習・数学学習 知識や言語能力、特定の推論能力を伸ばせる
栄養・健康状態の改善 栄養不足や特定の健康問題がある場合、認知機能の改善につながり得る
睡眠不足の解消 注意力、作業記憶、処理能力などの改善が期待できる
脳トレ・ワーキングメモリ訓練
練習した課題では上達しやすいが、一般的な知能への転移は限定的な場合が多い
教育の効果については、学校教育の年数が増えるとIQ検査の成績も上昇するという研究結果が、複数の研究をまとめた分析で報告されています。
一方、成人が特定のパズルや脳トレを毎日行えば、IQ全体が大幅に上昇するという確かな根拠はありません。
IQはどこまで伸ばせるのかは、科学的に明確な答えが出ていない部分です。
例えば、IQ100の人が訓練によってIQ130になることは、一般的なトレーニングだけで実現できると確立されていません。一方、発達環境の改善、教育、健康状態の回復などによって、認知能力や検査成績が改善することはあります。
また、IQ検査には測定誤差があり、同じ人が再検査を受けると点数が変わることもあります。検査への慣れ、使用する検査、体調なども関係します。
したがって、次の3つは別々に考えるべきです。
- IQスコア:標準化された検査で測った相対的な成績
- 認知能力:推論、記憶、言語、処理速度などの能力
-
専門能力・知識:数学、物理学、外国語など、学習や経験によって発達する能力
IQスコアが大きく変わらなくても、専門知識や問題解決能力が大幅に向上することは十分にあります。
大人になってからでも、IQを高める方法はいくつかあるといわれています。まずは、読書や学習です。
IQを高めるには、新しい知識を学び、知識を蓄積することが重要です。
課外活動や趣味として読書をしたり、オンライン学習やワークショップ、研究に積極的に参加したりするのが良いようです。
また、パズルや論理問題を解くのもひとつの方法です。IQは論理的思考能力や問題解決能力に関連しているため、パズルや論理問題を解いて訓練するとよいでしょう。
数独やクロスワードパズル、チェス、囲碁などのゲームが効果的だといわれています。
そのほか、運動も重要です。
運動は健康的な体を作るだけでなく、脳機能を向上させるためにも役立ちます。さらに、運動はストレスを軽減し、血液や酸素を脳に送ることで脳細胞を活性化させます。
勉強ばかりするのではなく、適度な運動も心がける必要があります。
食生活も大切です。
健康的な食生活は脳の機能を向上させるために必要だからです。脳に必要な栄養素を含む野菜や果物、ナッツ、魚などを積極的に摂るとよいと言われます。
これらの方法を取り入れることで、脳の機能を改善し、より効率的に問題を解決する能力を向上させることができるでしょう。
ただし、IQは遺伝要因も大きいという説があることも留意しておく必要があります。そのため、誰でも確実にこれらの方法によってIQを効果的に高められるというわけではありません。
5.2 IQは遺伝するのか?
はい。IQに関係する認知能力には、遺伝的な影響があることが確立しています。
ただし、「IQを決める単一の遺伝子」があるわけではありません。
米国国立医学図書館の MedlinePlus Genetics
も、知能は多数の遺伝的要因と環境要因の影響を受ける複雑な形質と説明しています。
ではIQは父親と母親からどのように受け継ぐのか?
子どもは通常、核DNAの約半分を母親から、残りの約半分を父親から受け継ぎます。
しかし、IQは単純に「父親のIQと母親のIQを平均した値」になるわけではありません。
理由は主に4つあります。
- 多数の遺伝子が関係する。 知能に関連する遺伝的変異は数多くあり、それぞれの影響は一般に小さいものです。
- 遺伝子の組み合わせが異なる。 兄弟姉妹でも、親から受け継ぐ遺伝的変異の組み合わせは異なります。
- 環境が影響する。 同じような遺伝的素質を持っていても、教育や経験によって発達の仕方は変わります。
- 遺伝子と環境は相互作用する。 例えば、ある分野への関心が強い人ほど自発的に学習し、その経験がさらに能力を伸ばすことがあります。
- つまり、親のIQは子どものIQを考えるうえで参考になる情報ですが、子どものIQを確定するものではありません。
次に、IQの高い親からは、IQの高い子どもが生まれるのか?
統計的には、その傾向があります。ただし、必ずそうなるわけではありません。
ここで重要なのが「平均への回帰」という現象です。
例えば、親のIQが非常に高い場合、子どものIQも平均より高い傾向が期待されますが、子どものIQは親の極端に高い値ほど極端にはならない傾向があります。
仮に親のIQが140でも、子どものIQが140になると予測できるわけではありません。
これは遺伝的要因だけでなく、測定誤差、環境、兄弟姉妹間の遺伝的な違いなどが関係するためです。
2-3. 遺伝子検査でIQを予測できるのか?
現在の遺伝学では、知能に関連する多数の遺伝的変異を統計的に調べる研究が進んでいます。
しかし、現時点でDNA検査によって個人のIQを正確に算出できるわけではありません。知能に関連する遺伝的変異を集計したスコアにも予測上の限界があり、本人の実際の認知能力を直接測定するWAISなどの心理検査とは異なります。
MedlinePlus+1
結論:遺伝はIQの重要な要因ですが、遺伝だけで個人のIQが決まるという考え方は正しくありません。
5.3 人種・性別によってIQは異なるのか?
まず、人種、民族、国籍は同じ概念ではありません。
IQ検査の平均点は、国や地域、時代、対象集団によって異なることがあります。しかし、観測された平均点の差が、そのまま生得的な知能の差や遺伝的な差を示すわけではありません。
例えば、以下のような要因が検査成績に影響します。
- 教育の質と就学年数
- 幼少期の栄養状態や健康状態
- 貧困、ストレス、環境中の有害物質への曝露
- 使用言語と検査問題の文化的な適合性
- 検査の実施方法、標準化の時期、標本の代表性
特に、異なる国や時代のIQスコアを比較する場合、同じ尺度で測定されているかを慎重に確認する必要があります。
重要なのは、人種間のIQ平均値に差が報告されたとしても、その原因が遺伝であるとは直ちに結論できないということです。
人類の集団間には遺伝的な違いがありますが、社会的に分類された人種間のIQ差を、遺伝的な差によって説明できるとする十分な科学的証拠は確立していません。遺伝学と文化・社会環境を混同しないことが重要です。
また、特定の国の平均IQを一つの数値で示したランキングには、検査方法や標本の質などに問題があるものもあります。そうしたランキングを、国民全体の生まれつきの知能の順位と解釈することはできません。
では男性と女性でIQに差はあるのか?
一般知能(総合的なIQ)については、男性と女性の平均値に大きな一貫した差があるとは認められていません。
一方、個別の認知能力では、平均的な差が報告される領域があります。
認知能力 研究で報告されている平均的傾向
言語能力・読解 一部の課題で女性が有利な傾向
空間認知の一部 一部の課題で男性が有利な傾向
数学能力 課題、年齢、文化、教育環境によって結果が異なる
一般知能(総合IQ) 平均値の差は小さいか、明確でないことが多い
こうした傾向は、すべての男性・女性に当てはまるわけではありません。個人差が大きく、分布は大きく重なっています。研究上の結論も、測定する能力や検査の種類によって変わります。
例えば、ある空間認知課題で男性の平均点が高くても、特定の女性が特定の男性より優れた成績を取ることは珍しくありません。
したがって、「男性は女性より頭がよい」「女性は男性より頭がよい」と一般化することは、科学的に適切ではありません。
5.4 年齢とともにIQは変化するのか?
変化します。ただし、すべての認知能力が同じ年齢でピークを迎えるわけではありません。
ここで重要なのは、IQを一つの数字として見るのではなく、複数の認知能力に分解して考えることです。
心理学では、認知能力を大きく「流動性知能」と「結晶性知能」に分ける考え方があります。
流動性知能(Fluid Intelligence):新しい問題を解く能力
- 初めて見る問題の論理的推論
- 抽象的なパターンの発見
- 情報処理速度
- 作業記憶を使った問題解決
平均的には若年成人期に高く、その後は徐々に低下する能力が多いとされています。
結晶性知能(Crystallized Intelligence):知識や経験を活用する能力
- 語彙力や言語理解
- 一般知識
- 学習して身につけた概念
- 長年の経験を活用した判断
平均的には中年期から高齢期まで維持・向上する能力が多く、非常に高齢になると低下することもあります。
この区分は、認知加齢研究で広く用いられています。ただし、両者は完全に独立した能力ではありません。
次の表は、各能力の典型的な傾向を概略化したものです。すべての人に共通する厳密なピーク年齢を示したものではありません。
年齢層 認知能力の一般的傾向
幼児期〜10代 認知能力が急速に発達する
10代後半〜20代 処理速度や一部の流動性能力が高い水準に達する
30〜40代 一部の処理速度・流動性能力が徐々に低下する一方、知識や経験が蓄積する
50〜60代 語彙・専門知識・経験に基づく能力が維持される人が多い
70代以降 多くの認知能力で平均的な低下が進みやすくなるが、個人差が大きい
この傾向は、認知加齢に関する研究の総説や長期追跡研究と整合しています。
例えば、60歳でWAIS-IVの全検査IQ(FSIQ)が133だったとしても、20歳のときのIQが133だったかどうかは、現在の検査結果だけではわかりません。
考えられるのは、例えば次のようなケースです。
- 若い頃から一般知能が高く、現在も高い水準を維持している。
-
若い頃は特定の認知能力が相対的に高く、現在は言語理解や蓄積した知識が強みになっている。
-
年齢とともに認知能力の構成が変化しているが、総合IQは高い水準にある。
いずれも一般論としては考えられますが、個人の過去のIQを現在の結果だけから確定することはできません。
また、IQ検査は同年齢の人との比較を基本とするため、60歳の人のIQ133と20歳の人のIQ133は、それぞれの年齢集団の中で同じ標準得点を示していても、個々の認知能力の実測値が同じとは限りません。
認知能力には平均的な年齢変化がありますが、個人差も大きく、変化の速度は人によって異なります。
さらに、ある人のIQが数十年にわたって高い相対的位置を維持することと、その人の処理速度などが若い頃と同じ水準であることは別です。
長期追跡研究のメタ分析では、成人期以降の認知能力は相対的に安定している一方、年齢による変化の大きさは能力の種類によって異なると報告されています。
つまり、年齢による認知能力の変化は避けられない部分があるものの、知識、学習、経験を通じて発達する能力もあり、年齢だけでその人の知的な可能性を判断することはできません。
5.5 人類全体のIQは上がっているのか?
「進化」には、少なくとも2つの意味があります。
-
生物学的進化:世代を通じて、集団内の遺伝的変異の頻度が変化すること。
-
文化的・社会的な進歩:教育、知識、技術、生活環境などが改善されること。
この2つは区別する必要があります。
20世紀、人類のIQは上昇してきました。
心理学では、世代を追うごとにIQ検査の成績が上昇する現象を「フリン効果(Flynn
effect)」と呼びます。
メタ分析で推定された平均的な上昇幅:約2〜3 IQポイント/10年
2015年のメタ分析では、31か国の約400万人のデータを分析し、1909〜2013年にかけてのIQ検査成績の上昇を報告しています。2014年の別のメタ分析でも、複数の検査において同程度の世代間上昇が認められました。
これは主に過去の世代間比較の平均値です。現在も同じ速度で上昇し続けているという意味ではありません。
では、なぜ上昇したのでしょうか。
候補となる要因には、以下のようなものがあります。
- 学校教育の普及と教育内容の変化
- 栄養状態や医療の改善
- 幼少期の感染症や健康上の問題の減少
- 抽象的な記号や図形を扱う機会の増加
- 生活環境や認知的な要求の変化
ただし、フリン効果のすべてを説明する単一の原因は確立していません。要因の寄与は国、時代、検査の種類によって異なると考えられています。
教育や健康環境が改善すれば、認知能力や検査成績が向上する可能性があります。一方、フリン効果は国や時代によって変化し、上昇が弱まったり、逆方向の変化が観測されたりすることもあります。
また、知能に関係する遺伝的変異が自然選択によってどのように変化するかは、環境、遺伝子同士の相互作用、集団の構造などにも依存します。
そのため、将来の人類が遺伝的に現在より賢くなると断言することも、反対に知能が低下すると断言することもできません。
20世紀を通じて人類の平均IQは上昇し続けていましたが、1970年代半ば以降は先進国の一部で低下へと転じています。
20世紀に起きた上昇(フリン効果)
• 上昇の傾向:
20世紀の間、世界の平均IQスコアは10年あたり約3ポイントのペースで上昇していました(発見者の名前にちなみフリン効果と呼ばれます)。
• 主な要因:
栄養状態の改善、衛生環境や健康状態の向上、義務教育の普及、抽象的な思考を求める社会環境への適応などが挙げられます。
1975年以降の逆転現象(逆フリン効果)
• 低下の傾向:
ノルウェー、イギリス、スウェーデン、フランス、デンマークなどの一部の先進国では、1970年代半ば(1975年頃)を境にIQスコアが世代ごとに低下する「逆フリン効果(ネガティブ・フリン効果)」が確認されています。
• 主な要因:
教育方針や学習環境の変化、読書量の減少、デジタル機器やインターネット中心のライフスタイルによる思考力・情報処理スタイルの変化などが指摘されていますが、決定的な原因はまだ完全には解明されていません。
IQの詳細については、「人間知能の正体」(Ian K
Deary著)も参考になります。
6. IQとEQの関係
IQに対してEQ(Emotional Intelligence
Quotient:心の知能指数)という指標があります。
EQとは、日本語で「心の知能指数」と訳される、自分や他人の感情を認識・理解し、それを適切にコントロール・活用する能力のことです。
EQを測定する方法には、主に4つのアプローチ(自己申告式、能力検査型、他者評価、状況判断テスト)があります。目的が個人の自己分析か、あるいは企業の採用や研修かによって使い分けられます。
EQは、感情の認識や管理、他者との関係性構築などを測定する指標であり、ビジネスにおいては、チームワークやリーダーシップなどに必要とされます。
また、人とのコミュニケーション能力や交渉力、プレゼンテーション能力などのソフトスキルも重要です。
また、EQは、個人の興味や適性、経験などが、仕事に向いているかどうかの重要な要素となります。
特に、ビジネスにおいて成功するためには、IQの高さだけでなくEQの高さやソフトスキルも重要です。
たとえIQが高くても、人とのコミュニケーションが苦手だったり、感情を制御できなかったりすると、ビジネスにおいて成功することは難しいでしょう。
実際のビジネスや研究では、以下の標準化されたアセスメントツールが利用されています。
• MSCEIT(メイヤー・サロベイ・カルーソEQテスト)
• 特徴:
EQの生みの親である心理学者たちが開発した能力検査型の代表格。
• 測定項目:
感情の「知覚・活用・理解・管理」の4分野を、写真や状況判断のクイズ形式で客観的に測定します。
• EQi 2.0(Bar-On EQ-i)
• 特徴:
世界中で最も広く利用されている自己申告式のEQテストの一つ。
• 測定項目:
自己認識、自己表現、人間関係、意思決定、ストレス耐性の5領域(15の要素)を評価します。
• ESCI(感情・社会的コンピテンシーインベントリ)
• 特徴:
ダニエル・ゴールマンのモデルをベースにした360度評価(他者評価形式)のツール。
• 測定項目:
リーダーシップやチームワークなど、実際の職場で発揮されている対人スキルを可視化します。
• 日本独自のEQテスト(EQIなど)
• 特徴:
日本の文化や職場環境、独自の行動特性に合わせて開発されたアセスメント。自然な日本語で回答でき、導入コストが比較的低いことから、国内企業の採用や研修で多く使われています。
IQ(知能指数)は先天的な要素が大きいとされますが、EQは後天的なトレーニングや意識によって、大人になってからでも十分に高めることができる能力です。
EQに関する文献として、私は以下の「EQリーダーシップ」を読んだことがあります(ずいぶん以前ですが)。
著者は、6つのリーダーシップ・スタイルに分類しています。
前向きなリーダーシップスタイル:ビジョン型 / コーチ型 / 関係重視型
/ 民主型
危険なリーダーシップスタイル :ペースセッター型/ 強制型
前向きなリーダーシップを包括する概念が、「共鳴型リーダーシップ」です。
7. MENSA(メンサ)に入会
MENSA(メンサ)とは、1946年にイギリスで創設された、全人口の内上位2%のIQ(知能指数)の持ち主であれば、誰でも入れる国際グループです。
(てっぺいさんのXの投稿より)
メンサは、世界100ヶ国以上、10万人以上の会員を持つ国際的グループです。
メンサはメンバー同士の知的交流の場を提供します。
その活動は、講義、ミーティング、会報、特定の趣味を持つグループ、
地域レベル・国レベル・世界レベルのイベントによる交流を含んでいます。
そして知能に関するプロジェクトでメンサの内部や外部の研究者への協力を行います。
その日本支部がJAPAN MENSAで、日本には7,000人を超える(2025年3月末現在)の会員がいます。
JAPAN MENSAに入会するには、「指定の知能検査の証明書を提出する」
または「主催テストに合格する」 の2つの方法があります。
(てっぺいさんのXの投稿より)
「指定の知能検査の証明書を提出する」
というのは、前述のWAIS-IVのような知能検査を受けて、その結果を提出して審査を受けることです。
上位2%なので、審査に通るにはIQ 130以上が目安とされています。
一方、主催テストは各都道府県で毎月1回程度の頻度で開催されていますが、満員の場合が多いです。
入会テストの日程と開催を確認の上、申し込みして、テスト(約1時間)を受けます。
(以下はMENSAの公式ページからの引用です)
受験された方には、合否のみを後日メールで通知致します。
テストの内容、練習問題、採点方法、採点結果等は公開しておらず、またお問い合わせ頂いても一切お答え出来ません。
不合格の場合、前回受験より1年以上あけると、生涯のうち3回まで受けることが出来ます。
受験料は11,000円(税込)です。テストに合格した場合は、別途入会金・会員証発行費・年会費をお支払いください。
合格者は案内に従って、入会手続きを行います。別途入会金3,000円・入会された年の年会費(3,000円を月割り)・入会された翌年の年会費3,000円・会員証発行料2,000円が必要です。
(引用おわり)
私も今回のWAIS-IV知能検査の証明書を送って、入会の申込みをしました。
MENSAではオフ会も開催されているようなので、参加してみようと思います。
また、MENSAとは別に、高IQ者認定支援機構という一般財団法人もあります。
高IQ者認定支援機構は、特別な適性や高い知能を持つ人材を発掘し、その能力を社会や企業、研究機関で活かせるよう支援することを目的に設立された日本の一般財団法人です。
• 設立日:2019年4月1日
• 所在地:東京都千代田区
• 代表・創設者:松本徹三
主な活動と特徴
• 独自開発の知能検査「CAMS(キャムズ)」
•
同機構は、独自の高域知能検査であるCAMSを開発・実施しています。
•
図形の行列推理に重点を置いており、単にスピードを競うのではなく、時間をかけて難問に取り組むことで「閃き」や深い思考力を見る方式をとっています。
• 設立の背景・目的
•
日本のAIやサイバー、先端技術分野における人材不足を背景に、いわゆる「浮きこぼれ」と呼ばれるような特異な才能を持つ人々を発掘することを狙いとしています。
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選抜した高IQ者と、彼らを求める企業や研究機関をつなぐ役割を担っています。
• 生きづらさの支援
•
知能指数が極めて高いために、周囲とのコミュニケーションや学校・社会生活で「生きづらさ」を感じている人々を理解し、支援する取り組みも行われています。
独自開発の知能検査「CAMS(キャムズ)」をベースにしているところが、MENSAとは異なるようです。
機会があればこちらも詳しく調べてみようと思います。
6. まとめ
今回自分のIQが133と結果が出て、大変驚きました。
IQにはいろいろな要因があることがわかりましたが、思い当たるものとしては、運動の習慣があります。
私は40代でメタボ寸前まで肥満化したのをきっかけに、マラソン、トライアスロンなどさまざまな持久系スポーツに取り組んできましたが、それがIQと何らかの影響があるのでしょうか??
また、最近こそ年間100冊ペースで読んでいますが、大人になるまで読書とは縁のない人生でした。
社会人では、どこにでもいるような凡庸なサラリーマン人生を送ってきたので、特にクリエイティブな仕事や専門能力が必要な職種も経験していません。
敢えて得意なことを挙げれば、ダジャレが上手い(と勝手に思っている)ことくらいでしょうか。。。(ダジャレがうまいのは誰じゃれ? 笑)
私がこれまで信条としてきた「人が普通やらないことを敢えてやってみる」というのも、IQと何か関係あるのでしょうか。。。
IQについてはまだ未知の領域が多いようで、これからの研究の進展にも期待したいと思います。













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