[デッサンカリキュラム #32 - 金属カップ(2)] 硬めの鉛筆でメタリックな質感を表現する


今日は、デッサンカリキュラムの第32回目 - 「金属カップ」第2回目です。


金属カップは絵画スキルがもろに露呈するモチーフなので手強いですが、2回目の今日で何とか完成させたいです。

1. 金属カップ

前回はここまで

把手はもっと外に張り出してますね


卵型にいびつだった楕円を修正、把手も大幅に修正


カップ淵の光沢の幅も細く修正


把手の形状を整えました


影を右に伸ばします


Hと2Hの硬い鉛筆でハッチングすると、硬質な素材感を再現できます

カップの内側は縦方向にハッチング


内面の反射部分


底は円を描くようにハッチング


把手の反射模様を入れます


把手の付け根付近の暗さを強調


だいぶ仕上がってきた


左側の側面のハッチングには棒を使いました


把手の厚みを黒塗りで再現、映り込んでいる模様を詳細に



明暗分布、底の反射が一番明るくなるよう修正


影をBで濃くします


内面の映り込んでいる反射は、明暗分布で少し明るさを落とします

ビフォー

アフター

完成しました!


2. 屋外スケッチ

前回に続いて、二子玉川公園の紅葉の(勝手に描いた)屋外スケッチを持参して先生に見ていただきました。

実際の風景

1作目:前回のレッスンで先生に手伝ってもらって修正した作品

1作目(2023/11/24)

2作目:良いところなし。以上。

2作目(2023/12/04)

3作目:意外にも、中心の芝生部分の明るい箇所が良いと言われましたが、あとは全てボロボロ。

3作目(2023/12/07)

特に、空が濁っている。。。あれほどダメだといった白をなぜ加えたのか??(大失敗)

何を描きたいのか定まっていない、あれもこれも描き込んではダメ。

ポータブル水彩セットを屋外で使って水彩画を描くのは、まだまだ時期尚早なのでしばらくは止めましょうということに 泣

[デッサンカリキュラム #31 - 金属カップ(1)] 絵画スキルがもろに露呈する器系モチーフ

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