[デッサンカリキュラム #13 - 耳(1)] 陰影と立体感をどう描くか

  今日の絵画教室は、デッサンカリキュラムの第13回目 - 「耳」(1/3)です。


ミケランジェロのダビデ像の耳と鼻のどちらから先にやるか選択できたので、耳からスタートすることに。

立体感を如何に引き出すかが挑戦です。

1.

ミケランジェロの耳の石膏です。

どの方向からでも良いということなので、照明の当たり具合も考えて、立体感を演出できそうな縦置きに決めました。


用紙も縦横どちらでもいいのですが、影が長く伸びていることもあり、横方向を選択。

まずはスケールを利用してモチーフのポジションを決めました。


画用紙に薄くグリッドを書いて、例の凶器鉛筆でモチーフをざっくりと描きます。


石膏の板も良く観察すると結構な凹凸がありますね


石膏から突き出している立体感を描くのが難しそうです。。。


陰影だけを意識してBで黒く塗りつぶしました

最初は全体をバーーッと能天気に塗りつぶして、明るい部分はあとから練りケシで浮き上がらせればOKです。


次に耳の細部に取り掛かるも、なかなか上手く描けません。。。


そこで、実際の石膏をいろいろな角度から観察して、耳の構造を調べてみることに。

すると、耳たぶや内側の凹凸の状況が良く把握できるようになり、イメージが掴めるようになりました。


Hのハッチングで全体を丁寧に仕上げていきます。

上の金属の部分はなかなか上手く行かず、先生にも助けていただいて金属感が出てきました。


気が付いたら開始から4時間、夜の11時に。。。デッサンの時間はいつもあっという間に過ぎていきます。今日はここまで。


耳の細部と立体感がまだたりですが、前半にしてはまずまずの進捗ではないでしょうか?


立体感がまだまだなので、次回はそこがポイントになりそうです。

[絵画教室に通い始めました] デッサンカリキュラムを開始、現代アート作品を描く日を夢見て

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