[Zwift Classics - Rund um Innsbruck (B) on Innsbruckring] 欧州タイムゾーンのインスレースに挑む


今日はZWIFTレースZwift Classics - Rund um Innsbruck (B) on Innsbruckringに参戦しました。


今週からZwift Classicsの第6週シリーズ、コースはみんな大好きInnsbruckring(通称インス)、もちろん私も大好き 笑

インスには格別のこだわりがあるので、今日のレースは絶対に負けられない。

2022年夏の最重要イベント(ちょっと大袈裟)

気合は十二分ですが、それだけで果たして勝てるのか?

1. Zwift Classics - Rund um Innsbruck (B) on Innsbruckring

全7週で争うZwift Classic Series、第6週目まで来ました。




Zwift Classicsのランキングが一時期は11位まで上がったのが、ズルズルと下がってしまい、現在47位。


ランキングを上げるためには、より速い走行タイムでフィニッシュする必要があります。

調べてみると、ランキング上位はほとんどが欧州の選手で、日本時間の夜中のレースに出ています。

また、Zwift Classicsのレースは、毎日開催されていますが、月曜日が一番人数が多い。

ということは、月曜日の日本時間の夜中のレースが、欧州のランキング上位の選手が一番多く出るので、そこで速いタイムを出せばランキングを上げることができるはず。

平日の夜中のレースに出るのは普段だと厳しいものがありますが、幸いにも今週は盆休みで仕事も少ない。

なので、日本時間午前1時11分スタートのレースを選択しました。

ちなみに、既に終了した別の時間帯の6つのレース結果のトップのタイムを調べてみました。

35分04秒(15:11のレース)

33分17秒(17:11のレース)

33分29秒(19:11のレース)

34分01秒(20:11のレース)

34分35秒(21:11のレース)

33分57秒(23:11のレース)

6つのレースのなかでは、33分17秒(17:11のレース)が最も速いので、このタイムがベンチマークになります。

午前1時11分スタートのレースを事前にチェック。

ZwiftPowerのRankingはBカテで130と、なかなかレベルが高い。


RankingではMONIOはエントリー32人のなかでトップ。。。Race Rankingが126.14まで上がってしまったのでこれは仕方ない。



ちなみにRankingの2位は、ドイツのSimon Matrosさん。

先週末のZwiftPower Tiny Raceのインスレースで優勝をかっさらわれた宿敵です。

ZwiftPower Tiny Race 3 - Innsbruckring

Matrosさんのスプリントパワーは驚異的。。。Tiny RaceではLeg Snapperを猛烈なパワーで蹂躙されました。

ZwiftPower Tiny Race 3 - Innsbruckring goal sprint

一方、ZRaceサイトでは、MONIOは6位/37人の順位予想。


Matrosさんは2位予想、優勝予想はJoey Mさん。15s 1200Wは脅威だ。


コースはInnsbruckringを2.5ラップ(距離23.5km/獲得標高214m)。Leg Snapper(通称1分坂)の新設KOMゲートがフィニッシュです。

パワーアップアイテムは、Aero、Feather, Ghostの3つのみ。

最後のスプリント勝負にどのアイテムを使うかで勝負に大きく影響します。

夕方のレースを観た限りでは、やはりLeg SnapperでFeatherを使う選手が多かったようです。

しかし、欧州の重量級選手であればFeatherは有効かもしれませんが、私のように63kgの軽量級だと、体重が10%減ってもそれほど大きな恩恵は得られないのでは。。。

一方、エアロは確実にスピードアップします。

そこで、最終ラップで温存するアイテムによって、戦略を変えることにしました。

・フェザーの場合:いつものように集団後ろからドラフティングで入って、坂の途中で点火

・エアロの場合:集団先頭でKOM区間の手前(橋の上)の平坦部でエアロ点火して単独ロングスパート

エアロの場合のロングスパートは、KOMゲートまで脚が持つか一か八かの賭けになりますが、先日のLeg Snapper自己ベストタイム41秒に、せいぜい3秒くらい長くなるだけなので、いけるだろうと判断。

そもそも、今まで通りのオーソドックスな戦法では、欧州の猛者たち相手に勝算は少ない。

ここはリスクを取ってエアロで突っ込むべきなような。。。が、果たしてうまく行くのか?

レース前に仮眠を取るつもりでしたが、目が冴えてしまい、ストレッチや無意味にソワソワしながら開始時間を待ちました。

2. 走行記

レースはBカテで53人が参戦、まずまずの大人数、日本人はMONIOだけ 笑


午前1時11分スタート


何としても勝つぞ~


最初のアイテムはGhost、即捨てる


1ラップ目は意外なほどのスローペース、もっとハイペースにならないとランキングが上がらないが。。。

石畳区間に突入


最初のLeg Snapper


心拍170、脚を極力温存することに


心拍175、予想以上にスローペース


心拍183、10倍出さないように


後半さらに緩んでKOMをくぐる


下りは軽量で不利なので、踏み込んで前に出る作戦


うまく前に出た、トップでスーパータック


10秒以上脚を休める、が、重量級にガンガン抜かれる


19位、上り返しでガツンと踏む


3位、うまくスーパータックに!


最初のLeg Snapperは上手く行った


Leg Snapper1本目の映像です


疲れを感じない、金曜インスAでしごかれた成果だ


2ラップ目突入、心拍も落ち着く


フェザーが出た


途中仕掛けがチョイチョイ入るも


ムリせず脚を温存


徹底的に省エネ走行


踏んでも


すぐに脚を休ませる


石畳区間、ペースは変わらない


Leg Snapper 2本目


脚を徹底的に温存


フェザー点火


先頭に食らい付く


心拍185、ムリせず


下りで踏み込む


1位、スーパータック、1ラップ目と全く同じパターン


と思ったら、57km/h超えてるのにスーパータックにならない!


一気に15人に抜かれた。。。慌てて踏み込む


ハアハア。。。ムダに脚を使ってしまった


5位に戻して、再び脚休め、今度は上手く行った


Leg Snapper2本目の映像です


心拍175と高止まりだが、エアロも手に入れた


ここで3人が抜け出した


踏み込んで追いかける、が、


考え直して止める、まだ6km以上あるので必ず追い付くはず


案の定追い付いた 笑


最終ラップに突入


低燃費走行に徹する


残り3.6km、レースが動くが


残り3km、再び集団に


省エネを続けていたら


あ、え?


一瞬の隙に千切られた!


幸いすぐに追い付いた


危なかったー


石畳区間、Pittさんが3秒差で逃げているが、必ず追い抜ける


運命のLeg Snapper手前の橋、前に出る

いよいよ勝負だ。。。


エアロ点火で早掛けアウタートップ


集団から抜け出す


一か八かの奇襲作戦


誰よりも先に10倍で仕掛けた


45km/h


46km/h


トップのPittさんが見えたそのとき。。。


背後から赤のフェザーは宿敵Matrosさん!


Matrosさん13.0w/kg。。。笑


Matrosさんに抜かれる、Pittさんは抜いたが


1位にさせるものか


が、早掛けした分キツイ。。。。パワーが。。。


心拍189、1位は諦めて、2位死守のために限界突破


フィニッシュラインはKOMゲート超えた少し先に


2位でフィニッシュ


ゴールスプリントの映像です


またしてもMatrosさんにトップを持って行かれた。。。


インス勝てなかった


Matrosさんに完敗だった


床に倒れ込んで動けない。。。両脚の太ももの激痛が尋常でなく、痛みが退くまで悶絶。

こんな苛烈はレースはいつ以来だろう。。。今までのインスレースで一番キツかった。

3. 結果

距離: 23.52km
時間:33分25秒
標高: 214m
平均速度: 42.2km/h
平均心拍数: 170bpm
平均ケイデンス:80rpm
平均パワー: 231W
カロリー: 488kCal

順位はB完走46人中2位でした

 

  

ZwiftPowerではMONIOのタイムは33分01秒、これはベンチマークの33分17秒(17:11のレース)よりも16秒速い。

なので、午前1時11分スタートのレースに出たのは正解でした。

ちなみにこの後の午前3:11スタートのレースも、トップは33分54秒と、午前1時11分スタートのレースよりも遅いペースでした。

33分54秒(03:11のレース)

以下はStravaのセグメント分析です。


通算155回目のLeg Snapperのタイムは、0:41と、昨日の自己ベスト記録と同じタイムでした。

以下は過去155回のLeg Snapperのタイムをグラフにしたものです。


20本目くらいで自己ベスト54秒をマークしてからずーっと停滞していますが、100本目くらいから限界突破して、150本目で41秒の自己ベストをマークしました。

継続は力なり。。。100本以上(インス30レースくらい)走ると新しい世界が開けますね。

以下はZwiftPowerの結果です。


Resultsは142.38でしたが、現在のRace Rankingが126.14なので、Gainはつきませんでした。

ZwiftPower Tiny Race以外のレースで150を切ったResultsが付いたのも初めてでした。



ZwiftPowerではBカテ43人中2位。

ZRaceの順位予測の6位は覆すことができた。


以下はここまでのZwift Classics(16戦)の戦績です。


2位が3回と、なかなか優勝はできませんね。。。

以下はIntervalsの結果です。



Wbalのグラフを見ると、2回のKOMで相当疲弊していますが、省エネ走行に徹したおかげか、3回目のKOMにはフルパワーで突入することができました。

レース後にMatrosさんからStravaに

"Great race! You pushed me to my absolute limits... 🤢🙌🏼 Cheers! 🍻" 

とメッセージが。


MatrosさんのYouTubeにレース終盤10kmが!

Zwift Classics 2022 - Rund um Innsbruck (B)
 - Final 10 km

Matrosさん。。。笑みを浮かべながら心拍220でゴールする姿はまさにビースト 笑

Matrosさんとはこれで2勝3敗になりました(でも勝った記憶がない 笑)。


以下はフルバージョンの映像です。

Zwift Classics - Rund um Innsbruck (B) on Innsbruckring (01:11AM)
(33:22)

シゲさんのYouTubeライブ中継では、数時間前のAカテレースを中継しており、私も序盤だけ観戦しました。

【ZWIFT】KOMゴールは渡さない。
zwift classics(A)Innsbruckring 23km

シゲさんAカテというのがスゴイです。

これは余談ですが。。。1年前に初めてZwift Classicsに挑戦したのが、今日と同じRund um Innsbruck (B) on Innsbruckringでした。

[ZWIFT CLASSICS - Rund Am Innsbruck (Far East) C2] 不甲斐ないレース遍歴に新たな1ページが 笑

1本目のLeg Snapperでわけもわからず千切れてしまい、C2完走22人中19位と大玉砕。

これがインスとの出会いでした 笑

このときはRaceRankingは330.97でした。1年前と比べるとだいぶ走れるようになった。。。

Zwift Classicsのランキングは、まだ更新されていませんが、今日のタイム33分02秒は上位だと思うので、ランキングが上がると良いのですが。。。

(2022/08/17 追記)
Zwift Classicsのランキングが更新されました。


47位から38位に上昇。狙いどおりでした。

Bの日本人トップはebiさん(29位)、さすがです。

そして既に5勝を挙げているSudoさんが36位。しかし6戦で5勝は凄過ぎ。

インスで勝ちをさらっていったMatrosさんは、なんとMONIOの次の39位です。Matrosさんは6戦で6勝とパーフェクト。

残すはあと1戦(TT)。

9秒差のSudoさんを何とか逆転したいが、実力的に全然レベチなのでまずムリでしょう。

Matrosさんには11秒差でリードしてはいるが。。。最終戦で逆転を喰らう気がしてならない(相手も意識しているのは間違いない)。

果たして来週の最終戦でどんな結果になるのか。。。

[ZWIFT(ズイフト)レース走行記] まとめ記事

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