[ZHQ FutureWorks Circuit Race (B)] 勝利に最も近づいた瞬間は、ゴールスプリントで夢と散りました


今日は一昨日と同じくZWIFTのレースZHQ FutureWorks Circuit Race (B) に参戦しました。



一昨日はゴールスプリント勝負で僅差で後続集団トップでゴールしたので、今日こそはさらに上位入賞を狙いました。


狙い通り、最後まで先頭集団に混じって、ラストのゴールスプリントでは残り500mで先頭集団に残り絶好のポジション。


エアロブーストまで温存していたので、入賞はもちろん、人生初の3位以内のポディウムまで狙える、千載一遇の大チャンスでした。


結果は。。。完走者10名中8位という、今回も、まさかの不甲斐ない順位に沈みました。


一昨日のゴールスプリント勝利で喜んでいたのも束の間、再び奈落の底に突き落とされた気持ちです。


以下、その不甲斐ないレースの顛末です。

1. ZHQ FutureWorks Circuit Race - Anti-sandbagging (B)

DESCRIPTION

ABOUT

Crit City Races are brought to you by the folks at Zwift HQ and may feature a few tweaks from standard races. It's a race so there is no ride leader but maybe an occasional special guest!. Go for the win, a personal best, or just try to get the best workout possible. Results are shown as you cross the finish line. Good luck Zwifters!


CATEGORIES

A: 4.0-6.0 w/kg

B: 3.2-3.9 w/kg

C: 2.5 /kg-3.1 w/kg

D: 1.0- 2.49 w/kg


コースは、ParisのChamps-Elyseesを2周(距離16.4km、標高92m)です。


一昨日の走行記はこちらです。


[ZHQ FutureWorks Circuit Race (B)] 終わり良ければすべて良し。。。これはZWIFTレース中毒か?


2. 走行記

今日は最初から入賞を狙うつもりで走るので、攻撃的なレッドカラーのXTERRAジャージと、ショッキングピンクのホイールで参戦、そしてノーヘル(笑)。


いつもはギリギリにログインするのですが、今日は余裕をもって10分以上前にスタンバイ、脚をクルクル回して入念にウォームアップ、気合入れ過ぎか?

参加者はカテゴリーはBのみで12名。かなり少ない。。。


今日こそ、何としても入賞、あわよくば3位以内を


スタートしました!が、なんか意外にもスローペース


3km地点、トップを走っています


最初のアイテムは。。。


要らんスチームローラーか。。。


4km地点の緩やかな上り区間は、一昨日のレースで千切られたポイント、気合で先頭に出て走ります


4.5km地点を通過、上り区間では誰も千切られず、12名の集団で進みます


4.5km地点、心拍数は178と結構苦しい


常に先頭に千切られないよう警戒


先頭に飛び出ますが気にしません


後ろを見ると、後続の数名との差が開いたようです


5km地点を通過、ペースはあまり上がりません


後続が合流して集団は11人に増えました


トンネルでスピードアップ、だんだん苦しくなってきた


トンネルの出口の急坂は勢いでクリア


集団が縦に間延びしてしまい、マズい状況に!


が、再び団子状態に復帰、今日は誰も仕掛けてきません


フェザーウェイトをゲット


3%の上り坂で利用


徐々に先頭との距離が広がってマズいことに!


ゲートをくぐったら、運良くエアロブーストをゲット

が、そんなことより、先頭集団から2秒も遅れている!


ここはなぜか先頭集団がスローダウンして、運良く集団復帰できました

そのときの映像です


危うく千切られるところでした。。。イヤイヤ危なかった


Rowanさんが飛び出してますが、私には追う余力がありません

良く見ると、もはや200W出せてません、脚がかなりマズい


太ももがすでにパンパン状態に


それでも集団トップで気を吐きます


後ろを見ると、集団は9人に減っています


今日はトロンバイク少ないですね


集団は明らかにペースダウン、ひょっとしてこれは勝機あるのでは?


残り1.5km


残り1.3km、ラストの6%上りを気合いれてクリア


残り1km、現在トップ!


しかし、ずるずると集団最後尾(8位)まで後退


力尽きそうになってしまい、ここでやむを得ずダンシング

残りあと500mで再びトップ、やや飛び出し過ぎ


エアロブーストも温存していたので、あとはゴールスプリントさえ決まれば、表彰台、いや優勝も狙えるのでは!!?

残り300m、ダンシング開始!!


現在2位でトップを追う絶好の展開に!

ここでエアロブーストを点火!!

このときが、優勝という夢に最も近づいた瞬間だったかもしれません。。。


残り200m

優勝に向かってゴォーーー!(笑)

。。ありゃ?

他の選手もいっせいにエアロブーストを点火!?

そして10倍近くのとんでもないパワーで、一瞬にして抜き去られました


私はもう、脚が売り切れてしまい、400Wも出せません。。。

下はそのときの各選手のパワーを拡大したものです


みんな8倍以上でスプリントしているのに、私だけ5.6倍というショボイ数値。。。


そして、後続の二人の選手にまで追い抜かれました


MONIOが7人の圧倒的なパワーに取り囲まれています(笑)


ゴール直前50mでエアロブーストも切れてしまい、ついに集団最後尾(8位)にまで後退


以下はラスト500mの動画です


見事なまでの大逆転負け



パワーグラフを見ると、序盤で踏み込み過ぎだったかもしれません



いつも通り、自転車から崩れ落ちるようにソファに倒れ込み、しばらく動けません。。。太ももの筋肉がミシミシと痛い


一昨日は、歓喜のうちにゼエゼエ息をしていましたが、今日は、絶望と悔しさにまみれての悶絶です

3. 結果

距離: 16.7km
時間:23分59秒
標高: 91m
平均速度: 41.9km/h
平均心拍数: 173bpm
平均ケイデンス:68rpm
平均パワー: 224W(PWR 3.4w/kg)
カロリー: 355kCal

正確なゴールタイムは23分37秒。前回は23分28秒だったので、9秒遅い結果です。

カテゴリーBでは完走者10名中8位


上位の選手には300W超えの超B級パワーライダーはいませんでした。

以下はZwiftPowerの結果です。


一昨日のレースとほとんど似た数値が並んでいますね。大きな違いは、15秒と30秒のパワー出力、すなわちゴールスプリントのパワーです。

各選手のプロフィールは以下のとおり、重量級選手ばかりではありませんでした。


優勝やポディウムどころか、6位以内入賞さえ果たせなかった。。。

なぜ負けたか?

ゴールスプリントの実力差といえばそれまでです。

一昨日のレースの疲れも残っていたかもしれません。

それでも、自滅の要因もありました。

特に、残り700mの地点で、集団に遅れてしまい、止む無くダンシングして脚を削ってしまったのは失敗でした。

最後のスプリントがまったく力が入らなかったのは、そのせいです。

あの場面は、どんなに苦しくても、最後まで集団の前方にしぶとく付いて行くべきでした。

パワーの差を見ると、どう転んでも私には3位以内のチャンスはなかったと思います。

それでも、一昨日のようなスプリントができていれば、6位入賞は十分に行けたはず。

いやはや。。。

ZWIFTレースは、そう簡単に勝たせてはもらえませんね、当たり前か(笑)

コメント

  1. 周りはトロンよりコースに向いたバイクセッティングなのと、あとはモニオさんのケイデンスが低いことが勝てない理由かと。

    流して走っているときは70rpm程度で良いのですがゴールスプリントになると効率度外視で110rpm以上に上げるのが普通です。(できればアウタートップで)
    そのために余程脚に自信があるとき以外は、スプリント勝負に備えてなるべく先頭を牽かず脚を温存、集団の中で前後移動しすぎない、ゴール前は出来るだけ後ろから捲るのが大事です。

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    1. アドバイス多謝です!
      このレースはトロンバイクが少なかったのですが、コースに向いたバイクを選ぶべきだったのですね、納得です。
      ケイデンスは以前から低目なのですが、ゴールスプリントでは110rpmまで上げるのが普通とは知りませんでした。さすがにアウタートップでは無理なので、これからはできるだけ上げるように心がけることにします。
      このレースは、集団に千切られることを警戒するあまり、トップに出過ぎたのも敗因でした。集団のなかで前後移動しないように走るのもなかなか難しいですが、今後のレースでは留意しようと思います。

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  2. 110rpmというのはフロント52Tリア11Tタイヤ25Cで回したとき60km/hを超えるための回転速度です。プロが平坦スプリント70-80km/h出せる話から逆算するとプロは140rpm以上でアウタートップ踏めるってことなんですね。
    そんなわけでプロ並みは無理ですが、ポジションや踏み方の工夫・練習で、ある程度まで非力な素人でもスプリント出来るようになる。それが短時間レースが多くスプリンター・パンチャーが有利なZwiftの中で、脚質スプリンターでない人が上位に入るカラクリです。

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    1. なるほどカラクリよく理解できました。
      スプリントもいろいろな工夫が大事ということですね。
      スムースなギアチェンジも大切だとどこかで読んだことがあります。
      コメントありがとうございます、次のレースが楽しみになりました。

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