【エクステラジャパンに向けて】幕張海浜公園でMTB初練習してきました

突然思い付いたエクステラジャパンへの挑戦。人生初のMTB(マウンテンバイク)を練習するために、Lumina主催の「XTERRA JAPAN CHALLENGE」練習会①に参加してきました。


同じエクステラジャパンを目指す有志が土曜日朝の幕張海浜公園に集結、アテネ五輪日本代表の竹谷賢二さん指導のもと、みっちりとMTB練習で汗をかいてきました。

基本のフォームやバランスの取り方をしっかりやって、後半は公園のMTBコースを皆で疾走して、MTBの楽しさにすっかりハマってしまいました!

実は、練習会の前々日に、購入したばかりのマウンテンバイクで派手に転倒、右肩を打撲してしまいました。慣れないウィリーを見様見真似して河川敷の砂利道で着地した際に前輪がスリップ、あまりの痛さにしばらくは動くこともできませんでした。


痛みもこらえて、ドクターストップ?も振り切って、しかしMTBの練習会は怪我を押して行って本当に良かった!と思える素晴らしいものでした。

1. XTERRA JAPAN CHALLENGE

今回参加した練習会 XTERRA JAPAN CHALLENGE は、Triathlon Luminaのサイトで偶然見つけたプログラムで、9月15日(日)に群馬県の丸沼で5年振りに開催される、オフロード版トライアスロンの「エクステラ・ジャパン」の練習会(全3回)とレース参加費がセットになったものです。


詳細は以下のとおり。

【スケジュール】

5月18日(土)9:00-13:00 @幕張海浜公園
MTB基本練習①「MTBに慣れよう!」          
・まずはロードでMTBに乗り、止まる、曲がる、漕ぐの基本練習。
・オフロードでのフィールドワーク。

6月16日(日)9:00-13:00 @幕張海浜公園
MTB基本練習②「不整地ライドのスキルを習得しよう!」
・不整地での基本練習。
・障害物を乗り越える。
・アップダウンのテクニック。

7月7日(日) 北竜湖オフロードトライアスロン大会 (参加は任意)

8月3日(土) 9:00-13:00 @常陸太田ふるさとの森
実戦練習「MTB総仕上げ」           
・実践的スキル練習。降りる、担ぐなど。
・MTB2時間走+トレイルラン  

9月15日(日)レース「XTERRA JAPAN MARUNUMA」本番 @群馬県・丸沼

■開催場
千葉県 茨城県 長野県 群馬県

■指導   竹谷賢二

■参加費  36,600円(税込)※レース参加費込

■定員   20名

指導は、「アテネ五輪MTB日本代表のTKこと竹谷賢二さんが担当し、TKも当日一緒にレースに参戦します。MTBやトレイルラン初心者にも丁寧に指導しますので、安心して参加いただけます」とのこと。

チャリダーでもお馴染みの竹谷賢二さんに直々に指導していただけるなんて、なかなかない機会です!

TKこと竹谷賢二さん(Luminaのサイトより引用)

レース参加費だけでも22,550円(早割)27,500円(通常)なのに、3回の練習会込みのこの値段はとても良心的、というかこれは申し込むしかない!という感じで、エクステラジャパンのエントリーも兼ねて勢いでポチッと申込をしてしまいました。

2. XTERRA JAPAN 2019 Marunuma

XTERRA JAPAN CHALLENGEに申し込んだ時点では、私はXTERRA(エクステラ)という競技についてほとんど何も知りませんでした。

オフロード版のトライアスロン、スイム1.2km マウンテンバイク25km トレラン10kmを競う競技です。

ただでさえ過酷なトライアスロンなのに、ロードでなくMTB、ランはトレランとは一体どんな世界なのでしょうか。。。なんか惹かれるものが(笑)


ITUの世界選手権もある世界40ケ国で開催されている国際競技ですが、国内での開催は4年振り(前回は2015年北海道開催、丸沼での開催は2014年以来5年振り)ということですが、国内でトライアスロンをやっている人のなかでは知名度も決して高くない大会です。

実際、9月開催のエクステラジャパンのチャンピオンシップ(3種目)は定員がわずか200名です。


マウンテンバイクが必要ということで、急遽GIANTのFathom1というマウンテンバイクを購入したことは以前のブログに書きました。

【初めてのマウンテンバイク】ジャイアントのFATHOM1(ファゾム)を購入、エクステラジャパン2019に向けて練習開始!

マウンテンバイクの普及率について調べてみると、日本は諸外国と比較してマウンテンバイクよりロードバイクのほうが普及している数少ない国なのだそうです。

「平成自転車ブーム総括 MTBに熱狂し、ストリートではメッセンジャーが激走、令和元年はどうなる?」の記事によると、このマウンテンバイク市場の急激な収縮は原因が不明なのだそうです。

エクステラについて情報はネット検索してもとても少ないなか、以下のYouTubeのビデオを発見して愕然としました!

Technical Mountain Bike Paths of XTERRA

ビデオのなかでは選手が次々と転倒、落車、有り得ないくらいの急坂、岩場、猛スピードで木の下を通過。。。エクステラのMTB過激過ぎ。。。というか私のようなMTBド素人が果たして五体満足で帰還できるのか??

追い打ちをかけるように、Today Is A Good Dayという過去のエクステラジャパンの完走ブログを読んでさらに驚愕。このブログの著者はMTBレースで表彰台に上がるようなレベルの高いアスリートの方のようですが、以下抜粋します。。。

【スイム】
湖の標高は1400m。空気が薄かった様子。
普段なら5ストロークに1ブレスで泳ぐのに、
それをやってると苦しくて分け分からなくなる。プチパニック状態w
それに気付いて息を整える為に一旦ストップ。
そこからは3ストロークに1ブレスで泳ぐも、それでもギリギリ。
2周回目に入ってある程度落ち着くもスピードアップできず。
終始苦しいままスイムアップ。

【バイク】
シングルトラックのテクニカルな登りが続き、
トライアルの選手じゃなきゃ乗ったまま登れないだろ!ってセクションが
ちょいちょい出てくる。
少し乗って、降りてバイクを担いでギャップを乗り越え、傾斜が緩まるまで
バイクを押しては走り、また少し乗って、降りてバイクを担いで・・・
という繰り返し。
斜度もギャップも容赦なく厳しくなっていく。

そんなセクションを我慢して越えると、
今度はまるで王滝100kmのようなダブトラ(林道)登り。
じわじわじわじわひたすら登らされる。5kmくらいひたすら登り。
もうお腹いっぱい!!もう嫌って所まで登ると突然右折してシングルトラックへ・・・
こっからは富士見のBコースか!?って斜度を
フカフカの踏み固められてない湿ったコンディションで下って行く。
そりゃ転ぶ。転がる。コントロール不能。
上半身フルパワーでバイクをコントロールして下って行く。
終始フルブレーキで握力もなくなるし、登りの疲れも重なって上半身ボロボロ。
あれだけ時間かけて登ったのにあっという間に降りてくる・・・。
もうちょっと気持ちよいセクションとかで、楽しませてくれてもいいのにと
思いつつもバイクセクション終了へ。

【ラン】
まずは湖の湖畔沿いをランニング。
湖畔といっても森と湖の僅かな隙間にある岩場。
ガレガレの傾斜のある岩場をひたすら走る。
途中、腰くらいある岩を越えたり、脇から生えた木をくぐったり。
獣道すらない。そこにはただの岩あるのみ。

片斜面だしスグ横は湖だし、
気を抜くと足場が崩れそうで神経質に足を置いて進んでいく。

岩場を乗り切ると、目の前には土の崖。
上からロープが2本垂れている。
しがみついて登れいう。

湖畔を走っているときは疲れてるとは言え、まぁ軽快に足が前に出た。
しかし垂直に近い崖をよじ登ろうとすると裏腿に力が入らない!
バイクで酷使した部分がここで来た。登るのがツライ。

ダウンヒルで酷使した上半身もロープをしっかりひきつけれない。
一気にスピードダウン。

ソコからは道なき?山の中を走りまわる。
ここら辺は結構楽しいw
目印の黄色いテープ探してそれに向かって這い回る感じのコース。

山で遭難しても「あ、こっちは道ないから折り返そう」って思うような所を突き進む。
沢を登り、崖を登り、倒木を乗り越え、沢に飛び降り、転がり降りる。

途中からロープセクションは不安定で延びるロープに体重預けるよりも、
ロープ無視して四つん這いで地面掴んで登る方が楽だと気付く。

。。。もはや言葉も出ません。。。

3. TKの「MTB基本練習<ホップ>」

話を練習会に戻します。

5月18日(日)はMTB基本練習①です。個別のプログラムとしてもこちらに掲載されています。

練習会当日の朝、私は車にMTBを乗せて自宅を出て幕張に向かいました。


幕張海浜公園のマウンテンバイクコースは有名らしいですが、幕張海浜公園G駐車場という場所がカーナビに登録されておらず、辿り着くのに少々迷いました。

幕張海浜公園駐車場

千葉県精神科医療センターのすぐ脇の小道を入ったところでした。料金は前払いで1日600円、8:30~17:30営業です。

駐車場にはすでにMTBのライダーさんたちが揃っていました。


早速MTBをトランクから降ろして前輪を組みます。慣れない組立てに四苦八苦、痛い右腕をかばいながらの作業なのでなかなか時間がかかりましたが、何とか完了。

ペダルが片面SPDだったので、靴は少し迷いましたが、SPDクリートの靴を履くことにしました。

時刻になったので駐車場に集合。参加者は全部で12人くらい。まずは自己紹介をします。

今日の参加者は全員がトライアスロン経験者。みなさん私と違って身体は引き締まっているし、ウェアもガチでとても強そうです!

なかには、既にエクステラを完走経験されている強者の方もチラホラ。

ぱっと見、若いアスリートが多く、もしかしたら自分が最年長ではと思いました。

MTB初心者は私を含めて3人くらい。初心者の人がいてホッとしました。

シングルトラックとは?初めて聞く言葉ばかりです。

今日はLimunaの担当者の方と、写真撮影の方、そしてXTERAA事務局の方も来ていただいてサポート体制は万全です。

竹谷賢二さんがまず今日のメニューの説明をしてくれました。

MTBはロードバイクとは違うテクニックが必要だけど、基本的な乗り方・走り方には共通点も多く、ロードバイクをいい加減に乗っているのはMTBの乗り方を見るとすぐにわかってしまうそうです。

(ロードバイクをいい加減に乗っている人、それはまさに私です!)

まずはタイヤと地面の接地の感覚を覚えましょうということで、MTBの前後輪の空気をフカフカになるまで敢えて抜くことから始まりました。

ノズルを開いて空気を抜くと、中から充填剤の黄色い液体が出てきました。これってシーラントって言うんでしたっけ?とにかく何もかも初めての体験です。

ロードバイクの場合は、基本的に常に平坦な地面とタイヤが接地しているわけですが、MTBの場合は、そうとも限らないので、如何に地面とのグリップの感覚を身に着けるのが大事とのこと。

サドルの高さは通常より3cmくらい低くセッティングするほうが練習しやすいとのことで、私はショップでセットしてもらった位置より3cmくらい下げました。

早速その空気の抜けたタイヤの状態で、駐車場を何度かゆっくりと周回します。



上体を前後左右に動かして、体重の加重を前傾にしたり後傾にしたり、後傾のときは、サドルから尻を落として後輪のタイヤの上くらいまで落とします。

MTBは体重の前傾と後傾を繰り返すと、その反動で、ペダルを踏み込まなくてもある程度前に進みます。

次に、ゆっくりとした速度のままペダルの踏み込みを確認します。12時から3時の位置で脚で踏み込んだときのタイヤの感触とフロントサスペンションの沈み込み具合を感じながら、前に進みます。

ちょうど、スイムのスカーリングで水を掴むのと同じ要領で、タイヤで地面をしっかりグリップする感覚だそうです。竹谷コーチのアドバイスは本当にわかりやすいです。

マウンテンバイクは、急な傾斜を上れるように、軽いギアが多いのですが、高速走行に向いている重いギアはありません。ロードバイクとの大きな違いです。

軽いギアにしてチェーンとの噛み合いの感覚を身に着けます。

次に、駐車場から芝生の公園内に移動しました。


一番軽いギアにして12時から3時の位置だけ踏み込んで進む練習です。私のMTBはギア比が特に軽いのか、なかなか前に進まず苦労します。

再び駐車場に戻り、今度は抜いた空気を元に戻します。

駐車場の車の枠線を利用して、そのなかで右回り、左回り、S字といろいろ練習をします。狭い枠線のなかをはみ出さずにゆっくりMTBをコントロールするのは至難の業です。

どの程度ハンドルが切れるのか、体験しながら学びます。

SPDのペダルのままだと怖いので、さすがに片方のクリートは外して練習しました。

そして、次は、みんなでMTBコースを走りましょうということで、再び公園のなかに移動、人生初のMTBコースを走りました!

コース案内

1周800mほどのコンパクトなコースですが、途中にコブがあったり、起伏に富んだ走り甲斐のあるコースです。

幕張海浜公園MTBコース

MTB初心者の私は大興奮!

途中のコブでは思わず前のめりになってしまったり、急斜面では焦って軽いギアにチェンジしたり、悪路でガタガタとハンドルを取られそうになったりと、スリル満点です。

実際、MTB経験者のライダーも何人か転んでいたりしたので、決してやさしい初心者向けのコースというわけではなさそうです。

次はコースをいったん離れて、芝生の広場に移動。S字スラロームの練習です。狭い植樹のまわりを各自周って、外加重、内加重の両方を練習します。

内加重(曲がる方向に身体をずらず)は、安定するメリットの反面、バイクが身体から離れるため、いざという時の車体の建て直しが難しいこと、外加重はその反対です。


S字スラロームは方向を変えたりいろいろバリエーションを加えてみっちりと練習しました。竹谷コーチにもマンツーマンで丁寧に教えていただきました。

やがて、勾配のある練習場にやってきました。如何にもMTBの練習場といった場所にテンションが上がります。


ここで竹谷賢二さんが急坂の上り下りのテクニックを説明してくれました。上りは体重を前にかけて、下りは逆に後ろにして、常に体が地面に対して垂直になるようにすること。


これはなかなか手ごわい練習になりました。幸いに誰も落車しませんでしたが、スピードを見誤って突入すれば当然坂の途中で失速、そして悲惨な結果が待っています。。。


慣れてくると、最初は手ごわそうだと思える急坂も、なんとか上れることがわかり、MTBがいよいよ楽しく思えてきました。


私は体重がまだ後ろに残っているとの指摘を受けました。もっと上体を前にしなければ。。


坂の練習が終わったところで、昼の休憩。近くのコンビニまで皆で自走して、水分補給などで一服しました。

今日は気温が25度まで上がる予報でしたが、初夏のような気候です。

コンビニでの休憩中に竹谷コーチと雑談。エクステラってどの程度大変なんですか?と素朴な質問も。

コースはいろいろ大変だけど、MTB初心者でも4か月あれば何とかなりますよ、ということでした。

ただし、雨が降ったり気候が変わると全く違うレースになるそうで、皆でMTB担いで歩いたりするそうです。

うーーん、しかしエクステラジャパンのコースに関する情報があまりにも少なすぎで、何のイメージも掴めません。。。

休憩後は、再びMTBコースに出て、3周ほど仕上げの練習。



練習で覚えたカーブのときの内外体重移動を意識してやってみますが、まだなかなか慣れません。。。

急坂ではグイっと力を入れ過ぎて後輪をスリップさせてしまいました。後ろのベテランライダーの方からアドバイスをいただきます。とっさの判断のためには常にペダルを踏み続けるのが良いとのこと、勉強になりました。

それでも無事に落車もせず第1回の練習会を終えることができました。

最後は全員笑顔で記念写真。


竹谷コーチ、Limunaの皆さん、そしてエクステラジャパンの方、いろいろ有難うございました!

次回の練習会は6月16日(土)です。練習会のみのエントリーもLuminaで受付中です。

ということで、今日は充実した練習会でした。

いやーしかしMTB面白い!

すっかりハマりました。

竹谷コーチ監修の「自転車ライディングテクニック」も参考にして、教えていただいたことをしっかりとコソ練して少しでも上達しようと思います。

コメント