[千葉の古民家に宿泊] 銚子サイクリング、成田のワットパクナム、北総の小江戸佐原など


友人の千葉の古民家に泊めてもらい、千葉東部(成田、銚子、佐原)を巡ってきました


滅多に訪れる機会のない千葉東部は、驚きと感動の連続でした!

0. Day 0 - 出発

11月1日~3日の3連休に、友人の実家(千葉県成田市)の古民家に泊めてもらって、千葉東部を観光してきました

10月31日(金)の夕方に東京駅に車で迎えに来てもらい、千葉に直行

途中でベトナム料理の居酒屋(君王店)に立ち寄って夕食


大通りから脇道に入った住宅街にひっそりと佇んでいます


民家と見間違う外観


生活感漂う内観


リーズナブルな価格だけど味の評判は上々



ビーフサラダ美味しい!


フーティウ(豚骨ベースの澄んだ甘めのスープ)もメチャ旨!


デザートはチェーという、様々な豆の入った甘いスイーツ


飲み喰いして3人でなんと8600円!ごちそうさまでした!

途中でナリタヤという地元スーパーに立ち寄り


古民家に到着、半年ぶりということで雑草が盛大に茂っている


築200年近くの古民家、天井が高い!


リフォームしているので家電関係はすべて揃っています


友人と恒例のゲーム大会開始

いつものモノポリーではなく、今日はハバ ゲーム スティッキーというヤツ


順番にサイコロの出た色のスティックを引き抜いて、倒れたら負けというシンプルな遊びですが、メチャクチャ面白い!


お次はライアーズダイスというゲーム


サイコロを使ったブラフ(嘘)と推理のパーティゲームです。各プレイヤーは自分が振ったサイコロの目だけを確認し、全員が振ったサイコロ全体の出目の数を予想して宣言していくという、ダウトのような駆け引きのゲーム

私は2人に惨敗 笑

夢中になってゲームに興じていたらあっという間に深夜を過ぎてしまいました!

1. Day 1 - 銚子

昨晩の大雨がウソのように上がって良い秋晴れになりました


古民家の正門


元は小御門の神主さんの邸宅


壮大な建築に歴史を感じます



民家再生奨励賞



神棚も綺麗に維持されていて素晴らしいです



裏手にある納戸、かなり年季が入っています


井戸の水を汲み上げるポンプも稼働するようになりました


庭にはモンキチョウが舞っています


見事な柿の木、奥には柚子の木も

1.1 銚子駅~屛風ヶ浦

今日は銚子まで足を延ばしてサイクリング


銚子では、銚子ポートタワー、犬吠埼灯台、地球の丸く見える丘展望館、屛風ヶ浦などの観光スポットを巡る予定です

古民家の最寄りのJR滑川駅は無人駅


ドジャースのワールドシリーズの実況を聴きながら銚子までドライブ


遠方に筑波山が、ここは千葉と茨城の県境


佐原の水郷を通ります


銚子に到着、駅前のレンタサイクルは出払っていたので、近くの自転車屋さん(一心堂サイクル)でレンタル(1日1000円)



Panasonicの電動アシストサイクル


いざ出発!


まずはランチに向かいます


良さげな店を発見


魚料理常陸




特上お刺身定食、兄弟定食、親子定食をチョイス


海鮮料理はボリューム満点、メチャ美味しかったです!


犬吠埼を目指して南下します


千葉の雄大な自然を肌に感じる


千葉科学大学


前方に屛風ヶ浦が見えてきた


名洗港海浜海岸に到着


海の先に見えるのが屏風ヶ浦


屏風ヶ浦は、主に千葉県銚子市から旭市にかけて広がる雄大な海食崖を指します。その断崖絶壁の景観から「東洋のドーバー」とも呼ばれており、国の名勝及び天然記念物に指定されています


屛風ヶ浦とカルガモ


記念撮影

1.2 屛風ヶ浦~地球の丸く見える丘展望館

次は地球の丸く見える丘展望館を目指します


地球の丸く見える丘展望館と、銚子ポートタワーの共通入館券(700円)を購入


千葉は平坦な地形なので、ちょっとした高台にある展望台からは360度の眺望が堪能できます


風力発電のプロペラがたくさん


パノラマ撮影


遠くには富士山も


チョコレートソフトをゲット

1.3 地球の丸く見える丘展望館~銚子ポートタワー/ウォッセ21

次は銚子ポートタワーへ


外川駅は銚子電鉄の終着駅



銚子駅


銚子ポートタワーへ


君ヶ浜海岸沿いに北上



海岸には激しく波が打ち付ける


銚子ポートタワーに到着


展望台から夕焼けが


ここはアマガミというアニメの聖地だそう


アマガミSSという題名でAmazon Primeで配信されてます


銚子ポートタワーに隣接するウォッセ21(水産物卸値センター)


真あじ


金目鯛



マグロ解体ショーもやっている


ここにもアマガミが


お土産屋

1.4 銚子ポートタワー/ウォッセ21~銚子駅~犬吠埼ホテル温泉

いろいろ満喫して、銚子駅に戻ります


銚子駅に到着、自転車を返却して駅前のNewDaysで醤油ソフトを!



不思議に美味しいソフトクリームでした


銚子駅からは、銚子電鉄に乗ってみます



銚子電鉄の本銚子駅のホームから外川駅方面には、真っ直ぐな線路沿いに生い茂った緑の草木がトンネルを形成していて、恋のトンネルと言われています


電車を待っている間に夕焼けに!


各停車駅の紹介



銚子電鉄は経営難で崖っぷちだそうで、正式名称は「犬吠崖っぷちライン」に 笑


電車が到着


以下は恋のトンネル区間の映像です


残念ながら日が暮れてしまい何も見えず。。。私は車内で居眠りしてしまい、犬吠埼駅で起こしてもらう羽目に 笑

気を取り直して、温泉に向かいます


犬吠埼ホテルの日帰り温泉


温泉は素晴らしかったですが、下の写真のような犬吠埼の絶景は夜で全く見えず 笑


銚子から成田への帰りの途中にナリタヤに立ち寄って食材を調達、小御門の古民家で夕食を済ませました

2. Day 2 - 佐原

朝から庭の芝刈り


2.1. ワットパクナム

近所にあるタイのワットパクナム 日本別院


畑のなかに忽然とタイの派手な寺院が現れる


千葉県成田市にあるワットパクナム日本別院は、タイの有名寺院ワット・パークナムの日本における別院です



本格的なタイ式建築が特徴で、日本にいることを忘れさせる異国情緒が味わえます。タイ人、日本人を問わず誰でも自由に参拝や見学が可能です


今日は市場(フリーマーケット)の日


フリーマーケット開場に向けて着々と準備が


蛇がモチーフのド派手な飾り付け



野菜類


肉類


チキンがウマそう


1800円


ガパオライス、カオマンカイ、パッタイいずれも700円と良心的



焼きもち、さつまあげ


コオロギのから揚げなんてのも


メニューがタイ語で読めないけど全部500円


ド迫力の寺院



狛犬ならぬ象とライオン


靴を脱いで内観



内観は無料です


ワチラロンコン国王の母であるシリキット王太后が2025年10月24日に93歳で死去しました


黄金の仏像



パノラマ撮影


内観もド派手


うーんこれは仏教徒の階級か何かか?


寺院の周辺


仏像が曜日ごとに鎮座している




右の僧侶は最初本物の人間かと思った


実にリアル



タイ語なんでわからない


再びフリーマーケット会場へ


ドライアイスのスモーク


ロイクラトンここ、とは?


なんか線香を灯した花の飾りが水面に



手前では花を売っている



「ロイクラトン」は、タイで古くから続く灯籠流しの風習、またはその時期にタイ全土で開催される「水の祭典」と呼ばれる祭りのこと

毎年、タイの旧暦12月の満月の夜に行われます。2025年の主要な祭りの日程は11月5日(水)です


ソンクラーン祭り(4月)、ロイクラトン祭り(10月~11月)のイベント時には、敷地内に屋台が30~60店ほど並び、タイ料理等がなんと無料で提供されるそうです!

無料の理由は、無料で提供することでお客さんがたくさん訪れるきっかけとなり、お供物が増える等でお寺に貢献でき、結果として出店者の功徳が積めると考えられているからで、無料をきっかけに観光客が訪れるのは大歓迎なんだそうです


鶏とナマズも焼き始めた


衣料も若干


タイ本場ラーメン 700円


スープも美味、麺もコシがあって超美味しかった!



スイーツ各種


だんだん客が増えてきた


友人が買ったのは、ホーンモックプラー(魚のハーブ包み蒸し、ココナッツカレー風味)


怖ろしくスパイシーでした!

2.2. 佐原

佐原(さわら)は北総の小江戸と呼ばれている地区です



街並みから江戸時代の繁栄を垣間見ることができます



水路があって屋根瓦の町屋建築があって


以前訪れた鳥取県の倉吉市と、町並みの雰囲気が驚くほど似ているではないですか!


ChatGPTに聞いてみました

Q: 佐原と倉吉市は雰囲気が似ているのはなぜ

A: とても良い観察ですね。実は、千葉県の佐原(香取市佐原)と鳥取県の倉吉市は、地理的にも文化的にも離れていますが、町並みの雰囲気が驚くほど似ていると感じる人が多いです。
それには、いくつか共通する歴史的・地理的背景があります👇

🏘 共通点1:江戸〜明治期の商人町として栄えた

両方とも、江戸時代から明治にかけて商業の中心地として発展しました。

佐原:利根川水運の拠点で、「東の小江戸」と呼ばれた。伊能忠敬など豪商も多く、関東の物流の要。

倉吉:山陰地方の物資集積地であり、打吹川沿いに商家が並んだ「白壁土蔵のまち」として栄えた。

つまりどちらも「川とともに発展した商人町」で、川沿いの土蔵・町屋・石橋などが風情を作っているんです。

🏯 共通点2:白壁・木格子・土蔵などの建築様式

両市とも、江戸〜明治の建物が保存されていて、

白壁土蔵(白漆喰仕上げ)

木格子やなまこ壁

屋根瓦の町屋建築
などが連なる街並み。

これらは「日本の伝統的商家建築」の典型で、保存状態が良いため、時代の空気を今も感じられるのです。

🌊 共通点3:水のある風景

佐原 → 小野川沿いに柳並木と舟運の風景。

倉吉 → 玉川沿いに白壁と石橋。

どちらも「川 × 古い町並み × 柳並木 × 石橋」という構図があり、視覚的にも非常に似ています。

🧭 共通点4:観光整備の方向性

どちらも「古い町並みを観光資源として保存・活用」しています。

伝統的建造物群保存地区(佐原は2000年、倉吉は1998年に選定)

観光舟・レトロ喫茶・資料館など、観光演出の仕方も似ています。

🎨 結論

佐原と倉吉市が似ているのは偶然ではなく、

「川沿いの商人町として栄え、江戸〜明治の町並みを白壁と土蔵で保存している」
という共通の発展構造と景観要素があるためです。

なるほどぉ~!!

渡し船も通っている


旧三菱銀行佐原支店を見学



歴史のある展示物が豊富に展示




金庫室跡



当時のワープロやTV


「ピアノは弾かないでね」でも椅子には「大切に弾いてください」?


測量で有名な伊能忠敬は佐原出身


「50歳を過ぎて天文学を就学」なんと共通点が!!!


三菱館入口


銀行の窓口の再現


東京駅に似ている


旧三菱銀行佐原支店を見学のあとは、運河沿いを散策

中村屋商店


手作りカヌレに惹かれる


お土産にゲット、お店のおばさん曰く、息子がやっている高級レストランがこの奥にあってそこで作っている、そうな


運河沿いに散歩


街並みが素晴らしい、観光客多いけどインバウンドはとても少ない


金蜜堂


ショコラパフェ 2000円


SNS映えするスイーツ


とってもいい感じ


佐原の大祭カレンダー、スゴイ


佐原街ぐるみ博物館


どこを撮っても絵になる~







小野川に掛かる中橋




純米酒、芋焼酎、古酒


さわら町屋館


ここのトイレがスゴイらしい


入ってみると。。。


おおおおおー!佐原おそるべし 笑


単色の街並みが威厳を放つ





佐野屋


ここが舟めぐりの拠点


伊能忠敬旧宅







「この一歩から」(測量の日)


ちなみに伊能図はここまで精度が高かったのは驚き


さきほどのカヌレのレストラン「リストランテ カーザ アルベラータ」




こちらでは中村屋商店の宣伝、クロスマーケティング


伊能忠敬記念館


NIPPONIAの宿泊システム


築100年以上の歴史的建造物を改修した複数の棟からなる分散型ホテル 


八坂神社


いやー佐原という街の底力を感じました!

2.2. BBQ

午後は、友人の親族を呼んで古民家でBBQ

道の駅 水の郷さわらで買い出し


ここはSUPもできるスポットのよう


フリーマーケット開催中でした


帰宅してBBQの準備


食材が次々と!


炭火に肉汁が垂れると火力がマシマシに


こうしてBBQも盛況のうちに終了

夜は恒例のゲーム大会、今日はカタンに初挑戦


『カタン』は、無人島「カタン島」を舞台に、プレイヤーが資源を集めて島を開拓し、最も早く勝利ポイントを10点獲得することを目指すボードゲームです。世界中で数千万個以上販売されている大ヒット作品


City作らないでまさかのビギナーズラック勝利 笑


連日の夜更かしですが、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます

3. Day 3 - 撤収/帰宅

今日は雲ひとつない快晴に


シジミチョウ


トンボ


都会ではまず見ないジョロウグモ


柿の木



竹藪


さすがに疲れもあって、今日は特に観光をせずに撤収することに

道の駅 発酵の里こうざきでランチ


とんかつ定食、旨かった~


なんと、道の駅から東京駅八重洲口までの高速バスを発見!


佐倉のアウトレット経由で帰れる


自宅まで2時間34分(バスの所要時間は1時間31分)


時間どおりに八重洲口に到着


これにて3泊4日の千葉観光は終了

古民家に宿泊しての観光はメチャクチャ楽しかった!また来たい!

今回招待してくれた友人には心から感謝です

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