[ZWIFT Racing League | WTRL (B) on Road to Ruins] チーム対抗第1戦の結果は果たして?


今日はZWIFT Racing LeagueのWTRLレース第1戦ZWIFT Racing League | WTRL - Mixed/Men's ATLANTIC C DIV1 (B) on Road to Ruinsに参戦しました。


ついにやってきた人生初のチーム対抗レース初戦の日 笑

半年前にTMRに加わったときには、こんなガチのレースに参戦することになるとは夢にも。。。

序盤のZ坂で何としてでも先頭集団に千切られないことと、素早いバイクチェンジを目標にします。

レースはBカテゴリー全12チームの71人でスタート。TMRチームは6名が出走。

穏やかなスタートで、そのままZ坂に突入。

試走と同じく、平均350wを心掛けて踏み込みます、が、周囲のハイペースにつられて400wを超えてしまい、橋の手前で心拍は限界値の189まで上昇。

ここでメロ監督からのボイチャ激励に力をもらって、限界を超えたパワーを発揮。橋の途中でついに先頭集団に追い付きました!

何とか序盤の難所をクリア。

その後は、先頭集団のドラフティングに乗って、当初予定していたバイクチェンジ箇所を超えて、ダートを進みます。

Jungle Circuitの下り切ったところまでS-Works/DTSWISSで走り切り、ゲートをくぐって再びダートの上り区間に入るポイントでバイクチェンジ。

ところが。。。

あれほど事前に練習したにも関わらず、バイクチェンジのマウス操作をミスってしまい、トランジションにまさかの35秒も費やすという大失態!

必死に後続の集団を追いかけて、バイクチェンジ前の27位まで戻しました。

しかし。。。

ダートから再びアスファルト路面に戻るバイクチェンジのポイントでは、35位まで後退。

再びバイクチェンジでS-Works/DTSWISSに戻しますが、またしてもトランジションにもたついて、19秒も費やしてしまいました。

幸いなことに、先をゆくパックに追い付いて4名でダウンヒル。

その後、後続の15名くらいの集団に追い付かれてしまい、20人近くの大集団で最後のゴールスプリントに突入。

スプリント勝負は、残り1kmから先頭にしっかりとベタ付きして、集団後方47位から一気に14人を追い抜いて、残り250mで集団トップに!

そのままゴールかと思いきや。。。残り100mで猛烈なダッシュをかけてきた4人の選手に追い抜かれてしまい、37位でフィニッシュ。

完走68名中37位で初のチーム対抗レースは終了しました。

Z坂のタイム2分43秒は、試走のときの自己ベスト(2分51秒)を大幅に更新(5分間の4.7w/kgも自己ベストタイ記録)。

Z坂を乗り切れたのは、メロ監督の激励のおかげです。

個人戦だったら間違いなく千切れていたでしょう。

Road to Ruinsのタイム49分06秒も、試走の時の自己ベスト(49分09秒)を僅かに上回りました。

最後のスプリントで4人に追い抜かれてしまったのは無念でしたが、心拍数190で限界でした。

バイクチェンジをまさかの大失敗してしまったのは想定外でしたが、これもレースのうちですね。

いやはや。。。初めてのチーム対抗レースは激烈でしたがエキサイティングそのものでした。

1. ZWIFT Racing League | WTRL - Mixed/Men's ATLANTIC C DIV1 (B) on Road to Ruins

ZWIFT Racing League(ZRL)とは、WTRL(World Tactical Racing League)という団体がZWIFTで開催するチーム戦です。

通常のZWIFTレースと違い、WTRLのサイトにエントリーしないと参加できません。

また、正しい体重の申告や、使用機材に関するルールも厳しく、できる限りフェアな条件でレースを行うように厳しい基準が設けられています。

まさに、ZWIFTでもガチ中のガチレース 笑

2021/22 シーズン3は、以下のように8戦が予定されており、それぞれルールも異なります。


第1戦のアイテムは上のとおり、フェザー、ドラフト、スチームローラの3種類のみ。

レース結果の順位に応じてチームポイントが以下のように与えられます(第1戦はセグメントポイントはありません)。


優勝は40ポイント、以下順位が下がるにつれてポイントは減りますが、とにかくできる良い順位でフィニッシュすることがチーム貢献に繋がります。

チームTMRからはAチーム(6名)とBチーム(6名)が登録しました。


コースはWatopiaのRoad to Ruinsを1周回(30.2km、獲得標高276m)です。



序盤は小島の通称Z坂(佐渡ヶ島周回のZ坂に似ている)を経由して、Jungle Circuitを周回したのち、Volcanoを経由してスタート地点に戻ってくるルートです。

ZwiftPowerを見ると。。。RankingはBカテで121、まあWTRLのZRLなんでこのハイレベルは仕方ないですね。


出走予定者のRace Rankingもチェックしてみると。。。MONIOは12位。まあRace Rankingはあまり当てにはなりません。


ZRaceサイトの順位予想ではMONIOは71人中19位と高く出ましたが果たして?



2. 走行記

レースはBカテゴリー全12チームの71人でスタート。

TMRチームは6名が出走(Alienwareの黒いジャージ)


午後8時31分スタート


序盤は平穏なペース


海底トンネルの上りも平穏、この先のZ坂に皆パワーを温存の様子


いよいよ序盤最大の難所、Z坂に突入


350w平均を心掛ける


ガンガン順位を落とすが気にしない


心拍が早くも183とマズい状況に。。。


まだ橋の手前なのに心拍188、もはや限界値


が、422wまで上げて先頭集団を追う


橋の手前でついに心拍189、マジで発狂するほどキツイ。。。


メロ監督からの指示に助けられてジワジワと距離を縮める


激励に力をもらって、ついに追い付いた!


集団でJungle Circuit方面に


ここで千切れたら元も子もない


ずー-っと心拍180以上、ゾンビ化しているのに走れてる 笑


100m標識を過ぎてようやく下り坂


ドラフティングでようやく心拍が落ち着く


Z坂からJungle Climbの映像です


ダート区間に突入


本来はここでバイクチェンジの予定だが


集団ドラフティングでそのまま進むことに


10km地点を通過、ダートの下りが続く


トンネル内の路面はロードバイクに有利で助かる


Jungle Circuitのゲートを通過


ドラフティングブースト、キツイので即点火 笑


再びダート区間、上りが始まる


心拍174で付いて行ける気がしないので、バイクチェンジを決断


MTBに乗換えが、あれほど事前に練習したにも関わらず、マウス操作をミスってしまう


そのときの映像です


トランジションにまさかの35秒を費やすという大失態!


27位から31位に後退、慌てて先を追うが、先頭に追い付くのは絶望的に


徐々に順位を上げて27位まで戻す


スチームローラーの選手に猛烈な勢いで抜かれる


スチームローラー凄まじい効果だ


ZEALのウォルターさんに抜かれた


吊り橋、踏み込む脚がない


上り返しで今度はZEALのSilさんに抜かれた


ダート区間が終わりアスファルトに、ここでバイクチェンジ


またまたトランジションにもたついて、19秒も費やしてしまいました


そのときの映像です


幸いにも順位はひとつ落としただけ


先行パックに追い付きドラフティング


100m標識


ここからはダウンヒル


34位に順位がアップ


。。。と、後続の集団(15人くらい)に追い付かれる


20人くらいの集団でVolcanoに向かう


上りもしっかり踏み込んで


Volcanoを過ぎ


いよいよゴールまであと1.7km


早掛けした2選手を追う、DTSWISSなら負ける気がしない


残り1km、2選手にビッタリ付く


残り500m、集団が一気にペースアップ


47位まで落とすが、落ち着いてアウタートップに入れてダンシング


スプリントは「感情と全筋力を出し惜しみなく開始から300%くらい瞬間的に爆発させる」


一気に14人を抜いて集団トップに!


独走、ゴールまであと150m


残り100m、なんと猛追されていた!


15.3倍には負けるわ。。。


ゴール目前で4人に抜かれてしまう


37位でフィニッシュ


なななんとAはTMRが1位、2位、5位。。。Aチームおめでとうございます!


ゴールスプリントの映像です


ラストは心拍数190をマーク


49分44秒って、昨日の試走と同タイムでは 笑


パワーグラフ前半のZ坂は見たこともない形状に 笑


最後のスプリントは出し切った、が、4人に抜かれたのは残念無念

37位で、チームに15ポイントの貢献でした。

こうして初めてのZWIFT Racing Leagueは終わりました。

3. 結果

距離: 29.85km
時間:49分22秒
標高: 275m
平均速度: 36.3km/h
平均心拍数: 174bpm
平均ケイデンス:79rpm
平均パワー: 218W(PWR 3.6w/kg)
カロリー: 676kCal

順位はB完走68人中37位




37位はチームに15ポイントの貢献となりました。


ケニーさんの3位はあともう少しで優勝だったので惜しかった!それでも3位は凄過ぎです。

トップ争いのスプリント勝負

3位のケニーさんをはじめ、6人とも最大限の力を発揮できたレースだったと思います。

チーム全体(6名)ではちょうど100ポイント、第1戦の結果は全13チーム中5位とまずまずの滑り出しに。


トップはフィリピンのTZP、そういえばスプリント勝負で15.3倍の選手もTZPでした。

良きライバルのNICO(2位)やZEAL(3位)にも負けてられない 笑

以下はZwiftPowerの結果です


5分のPWRは3.7w/kgと、試走時と同じ自己ベストタイでした。


ZwiftPowerではBカテ68人中37位でこれはZWIFTと同じ。

Gainは付かず、Race Rankingは225.70(Best 5: 192.11, 207.82, 234.66, 241.28, 252.70)で変わらず。

Stravaのセグメント分析によると、Z坂のタイム2分43秒は、試走のベストタイム(2:51)を大幅に更新。


まさに火事場の馬鹿力、このタイムは当分(もしくは二度と)更新されないでしょう 笑

以下はIntervals.icuの結果です(FRC 12134)。


Z坂を上っているところは、W`balの値がずっとマイナス(最低 -5.5)という。。。笑

Road to Ruinsのセグメント(49:06)も自己ベスト更新


以下は振り返りです。
  • バイクチェンジ ⇒ 果たしてそのまま走っていたらどうだったか?
  • トランジション大失敗 ⇒ いくら練習しても本番で失敗のリスクは常にある
初めてのチーム対抗レースでしたが、Z坂をクリアできたのは間違いなくチーム戦だったからで、最後まで全力で走れたのも、チームメンバー全員が目標に向けて一体となれたからでした。

レース後はあまりに疲労困憊してしまい、ボイチャにもろくに参加できなかったのですが、それでも、チーム戦の雰囲気を体験することができて良かったと思います。

 full version (1:23:24)

最後に、今回のZRLで準備や応援などいろいろな形でサポートしていただいたチームTMRの皆さん、そしてブログやSNSなどで応援してくださった方々には、心からの感謝を申し上げます。

(しかし、こんなに全身全霊を賭けて遊んでいる自分は一体何を目指しているのだろうか 笑)

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