[STPC SUB-2 100KM (A)] クレイジー過ぎる100km2時間切りレース:Aカテゴリーに初参戦!


数多くのZWIFTレースのなかで、100kmを2時間切りを目指して走る初の試みというSTPC SUB-2 100KM (A)レースは、あまりにクレイジー過ぎるイベント。



時速50kmの超ハイペースで2時間走り続けるなんて、アマチュアには到底不可能、セミプロ級の脚力が要求されます。


当然、私のレベルで参加するようなレースではないのですが、一体どんな世界なのか。。。興味本位でこのレースに参加することにしました。



まあバーチャルライドなので、参加して周囲に迷惑をかけることはないので(笑)


スタートからどこまで時速50kmの集団に付いて行けるかチャレンジしてみましたが、5分も持たずに脱落。


スゴイ世界を垣間見ることができた、と、これでDNFするつもりだったのですが。。。


何となく、ダラダラと走り続けているうちに、DNFするタイミングを逸してしまい、集団で走り続けることに。


結局、集団から脱落することなく100kmを完走。


昨晩、今朝と続けてZWIFTレースに出たあとの疲労もせいもあって、100kmノンストップは苦行以外の何物でもありませんでした。。。


おまけに、自分なりに全力を出し切って100kmのタイムとしては過去ベストでゴールしたものの、結果はカテゴリーAの完走者50人中49位というブービー賞に沈みました。


いやはや。。。


さっさと5kmでDNFすれば良かったのですが、またひとつ不名誉な記録を樹立してしまいました。

1. 3R Weekend Race Club - Race 2 (B)

DESCRIPTION

Join us in an attempt to be the first groups to tackle 100km on Zwift in under 2 hours! We'll be pushing the pace as hard as we can for 2 hours. Help us make history!


コースは、ド平坦の高速コースTempus Fugitを周回(距離100.0km、獲得標高150m)です。


ZRaceサイトで事前の予想をしたところ。。。


これはスゴイ。。。ZWIFTの超エリートライダーたちが大集結しています!


ほとんどのライダーがレベル50で優勝経験豊富、なかにはSARIS所属のプロライダー?たちも。


こんな豪華なエントリーリストは滅多にお目にかかれるものではないですね。

2. 走行記

いつものXTERRAのレッドウェアに、オレンジのホイールと白いヘルメットで参戦


参加者は146名(Aは120名)、みなさん見るからに強そうです


ZIPP 858/Super9の虹ディスクホイールだらけ(笑)


午後7時ちょうどにスタートしました!


ちょうど100位


350Wくらいで踏み込みます


以下はスタート直後の動画です


50km/hで巡行スタート、果たしてどこまで付いて行けるか?


心拍数が早くも172まで急上昇


ややペースを落としたのですが


なんと、集団トップに!一瞬でしたが(笑)


これで私も歴史的なイベントで、一瞬「集団を曳いた」という貢献を果たしたことに?


冗談はさておき、2km地点を通過


スタートゲートをくぐりました


エアロブーストは即点火


パワーアップアイテムはエアロブーストかドラフティングブーストのどちらかが必ず出るような設定です

3km地点、もうかなりしんどいです。。。


全員が4倍以上という。。。私はここでヘタレました


うーーむ、5kmも付いて行けなかった


スタートからまだ5分ですが、異次元のレース体験ができて満足です


のんびりと単独走


後ろからイエロージャージのKumarさんが


Kumarさんに付いて行くことに、なんとなく


すると、いきなり後方から後続集団がやってきました


後続集団に合流することに、これもなんとなく


10km地点、Kumarさんと一緒に後続集団で走行中


後続集団もなかなかのハイスピード、そろそろDNFの潮時か。。。


15km地点、この先どうする?


しばらく走り続けて連帯感が(笑)


DNFどうするか悩みながら走り続けます


Fuego FlatsのPB出ました


20km地点、もうDNFで頭がいっぱいに(笑)


集団はペースアップ、もう付いて行くのもしんどいんで、ここでDNFを決心


徐々にスピードを落とします


みなさんさようなら


さて。。。そろそろDNFを


とボケボケしていたら、後方から第3集団が到来


見送るつもりでしたが


何を血迷ったか、レッドゾーンまで踏み込んで猛追、待ってくれー!!


ハアハア。。。俺は一体何をやりたいのか??


30km地点を通過、このグループはちょうど良いペースです


35km地点を通過、いつの間にか後続集団に追い付きました!


オレンジジャージのLodomezさんが抜け出したので、私も付いて行くことに(笑)


40km地点、2人で並走中


そこに序盤一緒に走っていたイエローのKumarさんが合流


45km地点、再び集団に吸収されました


50km地点、ついに折り返しまで来てしまった。。。


55km地点、ペースがゆったりしているので走りやすい


60km地点、なぜかペースアップ


65km地点、そろそろ体力的に限界が


70km地点、気を吐いて先頭走ってます(何を目指して?)


75km地点、気が付いたら全体の51位まで順位がアップしている


80km地点、ここでDNFするか?完走目指すか?


85km地点、スタートから2時間が経過


加速しては休みの繰り返しでパワーグラフはもうメチャクチャ

90km地点、もう苦行以外の何物でもなくなってきた


95km地点、疲労と空腹で頭が朦朧としてきた


97km地点、集団に残っているのはもう7人くらい


98km地点、ゴールスプリントの覚悟を決めました(笑)


ここで走行距離が100.0kmに到達、スタートから2時間20分53秒


こうなったら渾身のゴールスプリントで全員まるっと抜いてヤル!!


。。。とイキんだら、残り1.5kmでAの6人全員がペースアップ!


全く付いて行けません(笑)

99km地点、CのWaterhouseさんと2人だけ取り残されました


Aの49位が確定

Waterhouseさん、ドラフティングブースト温存してました


残り200m、私も残りの力を振り絞ってダンシング!


ひとりゴールスプリント(笑)


ついにゴール!49位!



死ぬかと思いましたが、なんとか完走できた。。。


途中ヘタれたにしては、なかなかのペースでは?


3. 結果

距離: 101.7km
時間:2時間23分39秒
標高: 150m
平均速度: 42.5km/h
平均心拍数: 162bpm
平均ケイデンス:67rpm
平均パワー: 198W(PWR 3.3w/kg)
カロリー: 1686kCal

結果を見て唖然。。。順位はAカテ完走50人中49位、ブービー賞でした。


ちなみに、28名のAカテの選手が、2時間切りという歴史的偉業を達成しました!!




Bカテは6名、Cカテは16名、Dカテは13名が完走


以下はZwiftPowerの結果です(Race Pointは338.23)。


私の100km通過タイムは2時間20分53秒、これは自己ベスト更新でした(これまでのベストは、SAS ULTRA200kmの4度目の挑戦のときの途中タイム2時間21分20秒)。

まあ、パワーアップアイテムがドラフティングブーストかエアロブーストが必ず出て、double draftのレースだったことを考えると、自己ベストが出ても不思議はないのですが。。。


Aカテの完走者の上位はほとんどがA+の超級選手たちですね。


2時間切りした選手のなかで、唯一A+でないのは、見事トップで完走のNozakiさん、日本人の方です!

Nozakiさん、そして無事2時間切りを達成された選手の皆さん、おめでとうございます!


しかしとんでもないクレイジーなイベントでした。。。

今日は米国では7月4日の独立記念日。こんな企画を思い付くアメリカ人は、本当にクレイジーな人たちですね。

私も何とか完走しましたが、週末だけで3レース目ということもあって、疲労感はハンパではありませんでした。

20kmを過ぎたあとは、5kmごとにDNFの誘惑と戦いながら走りましたが、完走後もその葛藤感がなかなか抜けず、性根疲れ果ててしまいました。

一方、ラストでゴールスプリント目指して加速できたカテAの選手たちは本当にスゴイ。。。

カテゴリーAはやはり異次元のレベルでした。

(2021年7月8日 追記)
レースのライブ配信映像がありました。

STPC 100km's in sub 2 hours attempt!

MONIOがちょっとだけ(7分29秒あたり、2.2kmラインの直前)映っています(笑)


コメント