[Stage 2 // Virtual Haute Route Ventoux (B)] ZWIFT随一の超級山岳Ven-Top(モン・ヴァントゥ)に初挑戦

昨日に続き、ZWIFTのVirtual Haute Route VentouxというRaceのStage 2に参戦しました。


レース結果は、カテゴリーBで75人中67位と相変わらずの低空飛行でしたが、なんとか難コースのVen-Topを完走できました。

昨晩のStage1の疲れも抜けないうちに、翌日の朝11時にレースはスタートしました。

獲得標高1534mのZwiftで最も高い山岳コースをハイペースで走り続けるというのは、私にはレベルが高過ぎるので、途中で補給食を摂取しながら、無理のないペースで上りました。

終盤まで脚力を温存していたおかげで、ライダーたちを次々に追い抜いてゆくという滅多にない体験ができました。

1. レース概要

Haute Route(オートルート)とは、7日間でおよそ800km、獲得標高2万mもの超難関コースを走破する“世界で最も過酷な市民レース”だそうです。アルプス山脈、ピレネー山脈、ドロミテなど、言わずと知れたヒルクライムの名所はもちろん、世界を代表する誉れ高いサイクリングスポットで開催されるライドイベントで、その難易度は他のイベントとは一線を画しています。

Haute Route(オートルート)の詳細はこちらの記事(世界の名だたる山岳を走破 「オートルート」アンバサダー・対馬伸也さんが語るその魅力)を参照ください。


ZwiftのVirtual Haute Route Ventouxは以下のとおりです。


Stage 1 Petit Boucle (距離:61.6km 獲得標高:430m)
Stage 2 Ven-top (距離:20.9km 獲得標高:1534m)
Stage 3 La Reine (距離:22.8km 獲得標高:1181m)

期間中にFranceの3つのステージが予定されており、どれも走り応えがありそうなコースですね。

Stage 1 // Virtual Haute Route Ventouxの説明は以下のとおりです。

DESCRIPTION
Haute Route made history by bringing the fast fun to Zwift with Haute Route Watopia. And now they’re doing it again. Say hello to Virtual Haute Route Ventoux.

VIRTUAL HAUTE ROUTE VENTOUX

Virtual Haute Route Ventoux is three challenging stages over the course of three days in Zwift’s newest map: France!

Stage 2 takes place on Ven-Top. Inspired by one of the most iconic climbs in cycling history, Ven-Top is a massive ascent that challenges even the most capable of riders. The route begins on a false flat before hitting the incline around 1.8km after the start. From there, the only way out is up. Good luck!

Make sure to be in the start pen ahead of the stage to hear Haute Route’s official announcer, Fergus Grant, talk you through the stage in the rider briefing.

今日のStage 2コースは、今年になって新設されたツールドフランスの超級山岳Ven-Topです。

Mont Ventoux(モン・ヴァントゥ)という、標高1912mの「プロヴァンスの巨人」。「魔の山」「死の山」と恐れられるツールの勝負所の峠をベースに設計されています。

スタートからゴールまでずーーっと上りっぱなし、あのAlpe du Zwiftよりも過酷な山岳コースです。

Ven-Top (ZwiftInsiderより)

(ZwiftInsiderより)

距離:21.0km
獲得標高:1,534m

いつものEmondaにZIPP 808のホイールで参戦しました。

2. レース走行記

前日のStage1で太ももがパンパン、果たしてこんな状態で上れるのか?でもこの条件は参加者もみな同じ。

Haute Route(オートルート)はなかなか過酷ですね。。。

レース参加者は100人くらいでしょうか。

今日は無理せず完走を目指すことにしたので、いつものPC画面ではなく、android1のスマホ画面にして、PCでは今シーズンがいよいよスタートしたNFL(アメフト)を観戦することにしました!


レースに真面目に出場している選手からすると不謹慎かもしれませんが、まあ誰の迷惑にもならないし、バーチャルサイクリングなので走行中は何をやっていてもOKということで(笑)

ところが、このandroidスマホがなぜかスクリーンショットを1枚も保存してくれないというトラブルが。。。ちゃんとレース中はカシャカシャ音がしていたのですが。

ということで、今回はスクリーンショットは、以下のズイフトが自動保存した3枚だけです。




スクリーンショットがないとレース中の記憶もほとんど思い出せません。。。

Ven-Topをただひたすらに上るだけなので、たとえスクリーンショットが残っていてもあまり参考にもならなかったと思いますが。。。

最初の1時間は180Wくらいの一定のパワーで漕ぎました。
ドラフティングもできないので、ずーーっと単調に上るだけです。

レースを走っているという感覚もなく、走っている間はずっとアメフトの試合を観戦していました。

コースの途中に湖が見えてきますが、ここは唯一変化があって楽しかったです。

1時間漕いだあとで、腹が減ったので、一度自転車を降りて補給食を摂取、5分くらい休憩。

順位は最初のうちは75位くらいだったでしょうか、徐々に69位くらいまで上がって、5分の休憩で(たった)1人に抜かされた記憶があります。

休憩後は、210Wまでパワーを上げて、残りの45分を漕ぎました。

すると。。。

前をゆく選手たちを次々と追い抜くことができ、まるで自分がヒルクライム達人のような錯覚に(笑)

おそらく50人は追い抜いたと思いますが、画面上で追い抜いたのは、リアルタイムの順位リストに表示されているBの選手ではなく、他のカテゴリーの選手でした。

レースによってはABCDE混合で、順位リストに入り混じって選手も画面表示されるものもありますが、このあたりの仕組みは良く分かっていません。

後半40分で、カテゴリーBの選手で追い抜くことができたのは、たった二人でした。

そして、ようやくゴール!ルートコンプリート。

せっかく上ってきたので、そのまま同じルートの下りをダウンヒルしました。

ダウンヒル20kmはなかなか経験できませんね、3人でドラフティングしながら30分以上かかったでしょうか。。。

ライドレポートだけは、別のスマホでandroidスマホの画面を撮っておいたので残っていました。



TSS(トレーニング ストレス スコア)は163で再びWOW!が付きました。二日連続の150超えです。疲れた。。。

距離 44.1km
獲得標高 1541m
時間 2:11:06
平均 20.2km/h
パワー 159W (2.7w/kg)
平均心拍数 146bpm

消費カロリーは1259kcalと多めでした。

以下はVen-Topルート区間での記録(Stravaによる)です。


距離 44.1km
獲得標高 1476m
時間 1:47:56(実走時間)1:53:28(レース記録)
平均 10.6km/h
パワー 161W (2.7w/kg)
平均心拍数 144bpm

順位は、Bカテゴリー75人中67位、私の後ろは5分後、その後ろは18分後でした。なので、ある程度時間を意識して走った選手のなかでは最後尾だったのでは?


ZwiftPowerのサイトで結果を確認します。


レースというよりグループライドのような走りになってしまいましたが、自分の脚力ではこの時間での完走が精一杯だったと思います。

脚はもちろんパンパンに膨れているのですが、変な痛みが出ていないことが幸いです。

明日のStage3は再び超級山岳のLa Reine (距離:22.8km 獲得標高:1181m)です。3日間連続で脚のほうが耐えてくれるか心配ですが、少しでも工夫して順位を上げたいと思います。

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