【スターウォーズマニア必見】YDD社の格安ライトセーバーをamazon.comで購入してみました

「スターウォーズ」シリーズに登場するライトセーバー (Lightsaber)、映画ではプラズマの光刃なので殺傷力の高い危険な武器ですが、LEDを使ったさまざまなライトセーバー商品が販売されています。

ライトセーバーの決闘

今回チャンバラ用のライトセーバーを個人輸入で2本入手しました。中国YDD社製の格安モデルですが、驚くほど高機能で製品のクオリティも高く、送料も安くリーズナブルな値段で購入できました。

YDD社製のライトセーバー

振り回して遊ぶおもちゃレベルのものから、本格的な殺陣やスポーツ競技に耐える本格仕様のものまで、価格もピンキリです。

なかには、映画に出てくるライトセーバー(登場人物によってそれぞれデザインや色が異なる)を忠実に再現したレプリカモデルもあり、値段は20,000円~50,000円と高額なものも少なくありません。

残念ながら流通しているライトセーバーはすべて海外製なので、国内では輸入業者を通して購入するか、amazon.comやebay.comなどから個人輸入するか、もしくはヤフオクなどのオークションで落札するしかありません。

今回購入したYDD社製のライトセーバーは、エントリーモデル(柄がシルバーの短いほう)と、ミドルクラスモデル(柄がブラックの長いほう)をそれぞれ1本ずつ。振り回すだけでなく、チャンバラをやったり落としてしまっても簡単には壊れない仕様です。

YDD社(正式名称はNingbo Hongyida Electronic technology Co.,ltd)は、中国のメーカーであり、廉価版ライトセーバーとして有名なセイバーフォージ社(Saberforge)のOEM供給メーカーでもあります。

2018年12月からamazon.comでの販売を開始しており、一部の商品は日本への発送が可能になりました。

1.エントリーモデル(YDD Star Wars LED Light Up Saber)


仕様:Silver Hilt, Blue Blade(青)
本体価格:$75.80
送料:$7.38 (Amazon Global Standard Shipping 配送2週間程度)
合計:$83.18 (9,601円)

日本までの送料がたったの$7.38とは。。。さすが世界のアマゾンですね!



amazon.comでYDD lightsaberをキーワードに商品検索すると、いくつかのライトセーバーが出てきます。

amazon.comの商品ページ

このエントリーモデルは、7色(Blue, Green, Iceblue, Orange, Pink, Red, White)から選択できます。なぜかBlue, Green, Iceblueだけが$75.80で、それ以外は$89.80と高く設定されています。

本体の柄(Hilt)はシルバーで統一されているようで、ブラックは$4.00ほど高くなります(別商品ページ)。

製品

本体の柄

柄のデザインは、OEM供給しているセイバーフォージ社のヤングリング(Youngling)モデルと全く同じです。材質はつや消しアルミニウム合金です。

ブレードの着脱

ブレードの着脱は、六角レンチ(付属品)で3か所のネジを緩めることで可能です。

充電方法

多くのライトセーバーが電池式なのに対して、バッテリー充電式です。充電はUSBケーブルで5V2Aの一般的な充電アダプタを使うことができます(ケーブルは付属しますが、USB充電アダプタは付属しません)。内蔵バッテリーは1000mAhです。4-8時間でフル充電されます。

ブレードの先端

ブレードの先端は熱収縮チューブになっています。

サイズ

サイズはMiddle。ブレードが29.5インチ(75cm)、柄が10インチ(25.4cm)、全体では97cmです。一般的な大人用のライトセーバーは32インチもしくは36インチなので、やや短めです。女性や子供にはちょうど良いサイズですが、身長170cm以上の方にはやや短いです。

重さは10.6オンス(約300g)と特筆すべき軽さです。これは電池内蔵ではなくUSB充電式で軽量化がされています。人によっては軽すぎると感じるほどです。

ブレードの太さは留意すべきポイントです。一般的なライトセーバーは1インチですが、このモデルは、7/8インチというやや細い仕様になっています。ブレードの着脱は可能ですが、1インチのブレードと交換できないので注意が必要です。

以上が製品の概要です。

そして、(ここが重要なポイントですが)日本に発送可能なのは、なぜかBlueだけとなっています。

Blue(日本への発送可能)

Green(日本への発送不可)

上のスクリーンショットの赤枠で囲った部分ですが、Blueは送料が表示されるのに対して、Green(とその他のカラー)では、This item does not ship to Tokyo, Japan(このアイテムは東京、日本には発送しません)と表示されます。

表示を無視してチェックアウトまで進んでも、日本には発送できないので警告が出て発注ができません。

同じアイテムで色違いなのになぜBlueしか選択できないのでしょうか。。。詳しくは後述しますが、他の色も日本からオーダーできる可能性があります。

さて、オーダーを入れてから待つこと8日間、amazonのパッケージが届きました!



ライトセーバーは硬い丸筒に収まった状態でアマゾンマークのついた細長い段ボール箱で届きました。

発送元を確認すると、米国ネバダ州リノのAmazonとなっています。やはり米国アマゾンから空輸されてきたようです。

発送ラベル

開封すると、ライトセーバー本体と付属品が出てきました。スイッチを入れたら豪快なサウンドと共にライトが点灯しました!

ライトセーバー本体

柄の部分

柄の部分(裏側)

柄の先端(スピーカー)

ブレード先端

スイッチを入れた状態

スイッチを入れた状態

充電ケーブル接続

付属品

ブレードを取り外すのは、3つのネジを六角レンチで緩めます。

ブレードを外した状態

実際は、一番根元に近いネジはブレードに接していないので、緩める必要はありません。

LED発光部

試していませんが、このLEDを違うカラーに交換できれば、同じブレードでいろいろなカラーバリエーションを楽しめるかもしれません。

ブレードと本体の柄の部分は想像以上に丁寧で仕上がりもしっかりしており、ライトも十分明るく、サウンド音量も十分大きいです。

電源ボタンの長押しでサイレントモードとサウンドモードの切り替えができます(サウンドは1パターンのみ)。ブレードに衝撃を与えると、しっかりと衝撃音も再現されて本格的です。

電源ボタンの切替手順

以下はライトセーバーの暗闇での発色と衝撃音の映像です。電源オンの状態で電源ボタンを軽く押すと、ブラスター衝撃音が発生します。また、電源ボタンを二回続けて押すと、ブラスター衝撃音が鳴りっぱなしでブレードが点滅するモードが維持されるモードになります。

暗闇での発色とサウンド

エントリーモデルにも関わらずサウンド機能(サイレントモードも可能)が付いているのは素晴らしいです。amazonのカスタマー評価も4.1と高いのも納得です。

(追記)アマゾンジャパンでも取り扱いを開始しました。



2.ミドルクラスモデル(YDD Dueling Light Saber)


仕様:Black Hilt, Purple Blade(紫)
本体価格:$95.80
割引クーポン:$6.00
送料:$5.99 (Standard Shipping 配送2週間程度)
合計:$95.81 (11,062円)



日本までの送料は更に安くたったの$6.00です。これは、商品発送元がAmazon USAではなく、Yddsaberの香港からの発送だからです。

amazon.comの商品ページ

このミドルクラスモデルは、Blackの柄は4色(Purple, Red, White, Yellow)Goldの柄は1色(Iceblue)、Silverの柄は3色(Blue, Green, Pink)からそれぞれ選択できます。エントリーモデルとは微妙に異なる組み合わせになっています。価格はなぜかBlueだけが$87.53と安くなっていますが、それ以外は$95.80で統一されています。

現時点(2019年4月11日)では、6ドルディスカウントクーポン付きで販売しています。

エントリーモデルと同様、日本に発送できるカラーバリエーションとできないものが混在しています(最安値のBlueは日本に発送できません)。

製品


柄のデザインは、ウルトラセーバーズ ドミニックスV4に似ていますが、YDDオリジナルのようです。

カラーバリエーション(柄)

カラーバリエーション(ブレード)

サイズはMiddle。ブレードが30.7インチ(78cm)、柄が10インチ(25.4cm)、全体では103cmです。エントリーモデルよりやや長めですが、一般的な大人用のライトセーバーは32インチもしくは36インチなので、それよりは短いです。

私はyddsaberに直接メッセージを送り、一番長いブレード(82cm)で注文しました。

重さは10.6オンス(約300g)とこちらも特筆すべき軽さです。これは電池内蔵ではなくUSB充電式で軽量化がされています。

ブレードの太さはエントリーモデルと違い、こちらは一般的な1インチです。

しかし、留意すべき点は、このモデルは、根元から徐々にブレードが光るタイプなので、(柄の内部でなく)ブレード内にLED光源が配置されているため、基本的にブレードの着脱は困難です。

さて、こちらもオーダーを入れてから待つこと6日間、香港からDHLのパッケージが届きました!



エントリーモデルよりも長いにも関わらず、包装箱はこちらのほうが短く、しかも雑な感じです。

発送元を確認すると、香港のYDD社となっています。

発送ラベル

梱包がいい加減なので恐る恐る開封します。すると、ライトセーバー本体と付属品が出てきました。スイッチを入れたら豪快なサウンドと共にライトが点灯しました!

ライトセーバー本体

柄の部分

柄の部分(裏側)

柄の先端(スピーカー)

ブレード先端

スイッチを入れた状態

スイッチを入れた状態

ブレードを取り外すのは、3つのネジを六角レンチで緩めます。


エントリーモデルと違い、ブレード内部にLED発光部が収まっているので、完全に取り外すことは困難です。

ブレードを外した状態

ブレードと本体の柄の部分はこちらも丁寧で仕上がりもしっかりしており、ライトとサウンド音量はエントリーモデルよりもさらに明るく大きいです。自宅の居間では明る過ぎ、うるさすぎるほどです。

エントリーモデルと同様に、電源ボタンの長押しでサイレントモードとサウンドモードの切り替えができます(サウンドモードはエントリーモデルの1パターンに対してこちらは3パターン)。ブレードに衝撃を与えると、しっかりと衝撃音も再現されて本格的です。

電源ボタンの切替手順(その1)

電源ボタンの切替手順(その2)

以下はライトセーバーの暗闇での発色と衝撃音の映像です。電源オンの状態で電源ボタンを軽く押すと、ブラスター衝撃音が発生します。

暗闇での発色とサウンド(パターン1)

エントリーモデルとは違い、根元から徐々にブレードが光るのでよりリアル感が高まります。

サウンドのパターンは3つあり、1と2は似ていますが、3は宇宙的なキンキンしたハイトーンで好みが分かれるところです。3のチャンバラでの衝撃音は、刀がぶつかったような音が入ります。また連続ブラスター音では、オーケストラのような音楽が一瞬鳴るのが特徴です。

暗闇での発色とサウンド(パターン3)

もちろんサイレントモードも備わっています。

暗闇での発色とサウンド(パターン3 サイレントモード)

サウンド機能が充実しているのは素晴らしいです。発光もLED全体が根元から徐々に明るくなるのでリアル感があります。

エントリーモデルより1,000円ほど高いだけでこれだけ機能が充実しているので、私はミドルクラスモデルがベストバイではないかと思います。

以上、ミドルクラスモデルのレビューでした。

エントリーモデルの話に戻りますが、本当にBlueしか選べないのでしょうか?

製品サイトの下のほうまでスクロールすると、customer questions and answersというセクションがあります。

customer questions and answers

読んでみると、ブレードの長さについてこんなQ&Aが書いてありました。

Question: is there a different option for the blade length like 32 36 27 and 18 inches?
Answer: Hi yes,but you need to leave us a message for the length of the blade you prefer after you place an order.The longest length is 77cm.And please pay for the 75.8dollars' lightsaber.For 59.8dollars' lightsaber no the option for the blade with the length you prefer.

つまり、発注後にメッセージを送ってくれれば、好きな長さのブレードにして送りますよ(最長は77cm)ということです。

具体的なメッセージの送り方は、ちょっとわかりにくいですが、商品ページのBuy Nowボタンの下のSold by Yddsaber のYddsaberをクリックして、遷移したページで Ask a Questionというボタンをクリックし、I need assistant with で An order I placed (発注後)、An item for sale (発注前)のいずれかを選択します。

質問を送ると、以下のような画面になり返信は2営業日以内と表示されます。送ったメッセージは登録してある自分のメールアドレスにも転送されます。

メッセージ送信済みの確認画面

Yddsaberからの返信は1時間もせずに来ました。その後のやり取りも対応は非常に迅速です。

問い合わせをしたところ、実は、違うカラーでも日本に発送してもらえるようです(日本発送可能モデルを限定しているのは、Amazonのポリシーが関係しているとのこと)。すべてのカラーが可能かどうかわかりませんが、ブレードの長さと同様に、メッセージで特定のカラーを指定すれば、対応してもらえるようです(sellerであるYDD社に直接メッセージを送って打診するので、英語でメッセージを書く必要がありますが)。

エントリーモデルの項目で触れた柄がBlackのものは以下となります。こちらはブレードがRedのみ日本に発送可能になっています。



以上、YDD社の格安ライトセーバーを個人輸入で購入したレビューでした。

つい先日面白いニュースが飛び込んできました。ライトセーバーを使ってのチャンバラが、なんと、フランスでフェンシングの正式競技になったというのです。

「ライトセーバー」がフェンシングの正式競技に採用。フランスでジェダイの決闘が現実に」の記事から引用します。

"フェンシングはこれまで、「フルーレ」「エペ」「サーブル」と3種目で行われてきたが、新たに「ライトセーバー」に加わることになる"

"試合はサークル状のコートで行われる。互いが相手を攻撃しあい、ライトセーバーが相手の頭か身体が当たると5点、腕と足は3点、手は1点獲得。15点先取した選手の勝利となる。また3分経過後、勝負が付いていない場合はより高い点数の選手が勝利。両選手が10点に達した場合は「サドンデス」となり、頭か身体を攻撃すると勝利となる"

"また通常のフェンシングのルールと異なり、攻撃の際はライトセーバーの剣先を自らの身体の後ろまで振りかぶらなければならない。これにより先制攻撃はなくなるが、エンターテイメント性の高い映画さながらの興奮した展開が期待できる"

。。。ということで、単なる遊びではなく、公式な競技として認められたので、オリンピックの正式競技になる日も近い?

以下のYouTubeを観ると、ライトセーバーでのチャンバラが、単なる遊びの次元を超えているのが良くわかります。

Star Wars duel on Fencing World Championships

みなさんもライトセーバーを入手して、ジェダイの騎士(もしくは暗黒面のシス)の気分になって思う存分ライトセーバーを振り回してみてはいかがでしょうか?

(追記)YDD社のライトセーバー新製品のゴースト、イチ押しです!
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