[銭湯に行こう!] 栗の湯(世田谷区新町)は黒湯温泉が楽しめるモダンな天然温泉の銭湯


近所の栗の湯に家族と一緒に行ってきました。


2023年7月に全面リニューアルオープンした銭湯、黒湯の天然温泉を堪能してきました!

1. 栗の湯

栗の湯(くりのゆ)は、東京都世田谷区新町(桜新町エリア)にある黒湯の天然温泉を楽しめるモダンな銭湯です。


創業65年以上の歴史がありますが、2023年7月に全面リニューアルオープンし、銭湯とは思えないほどスタイリッシュでバリアフリーな施設に生まれ変わりました。

栗の湯は、昭和の時代から形を変えながら地域に愛され続けてきた、ドラマチックな復活の歴史を持っています。

1. 昭和中期:1950年代後半に創業栗の湯は、1950年代後半(昭和30年代初期)に創業しました。当時は、大きな煙突がそびえ立つ伝統的な「宮造り(お寺のような瓦屋根)」のレトロな建物でした。すぐ隣を流れる呑川(のみがわ)の桜並木と、煙突から立ち上る薪の煙が織りなす風景は、昭和の桜新町の風物詩として長く親しまれていました。

2. 平成時代:「天然温泉」への認定と休業の危機もともとは上質な井戸水(鉱泉)を使用した銭湯でしたが、1996年(平成8年)の成分分析により、正式に「温泉(メタ珪酸含有)」であると判明しました。これにより「体に良い黒湯温泉の銭湯」としてさらに人気を集めます。 

しかし、2010年代に入ると建物の老朽化が進みます。営業時間が短くなったり不定休が増えたりしたのち、2016年1月末をもって建物の老朽化による建て替えのため、長期休業に入りました。

3. 令和時代:解体から「奇跡の復活」へ休業が数年間に及んだため、地元のファンの間では「このまま廃業してしまうのではないか」と心配されていました。実際、2020年には長年親しまれた宮造りの旧店舗が解体され、更地になりました。

しかし、「地元の憩いの場を残したい」という強い想いからリニューアル計画が進行します。

新たに建てられたマンションの1階・2階フロアにモダンな銭湯として再建されることになりました。 

そして、最初の休業から約7年半が経った2023年7月16日、スタイリッシュなデザイナーズ銭湯として待望のリニューアルオープンを果たしました。オープン当日は復活を待ち望んだ地域住民や銭湯ファンで大行列ができるほどの賑わいを見せました。


黒湯の天然温泉の銭湯です。湯船は水風呂(黒湯)、シルク風呂、バイブラ(黒湯)、露天風呂があります。男女ともにオートロウリュサウナを設置。無料駐車場は3台用意。国道246号沿いにあります。


住所〒154-0014 東京都世田谷区新町1丁目36-6
アクセス東急田園都市線「桜新町駅」から徒歩7分(国道246号線近く)
営業時間14:00 〜 22:00(最終受付 21:00)
定休日月曜日・火曜日・水曜日(木〜日のみ営業)
料金大人 600円、小学生 200円、未就学児 100円
無料駐車場(2〜3台分)、駐輪場あり

ちなみに、「栗の湯」の屋号が「栗」である理由は、経営者(オーナー)ご家族の苗字(栗山氏など)に由来しています。

主な特徴と魅力自慢の「黒湯」天然温泉:神経痛などに良いとされる、ほんのり澄んだ黒湯の源泉を引いています。

あつ湯だけでなく、珍しい「黒湯の水風呂」もあり、温冷交代浴が楽しめます。 


多彩なお風呂:微炭酸の泡が心地よい大きな「シルキーバス(ホワイトバブル)」や、開放感のある「露天風呂」を備えています。


開放的な屋上テラス:2階の浴場フロアから螺旋階段を上がるとウッドデッキの屋上テラスがあり、お風呂上がりの外気浴・休憩スペースとして利用できます。 

充実の設備:シャンプー・ボディソープが備え付けられており、タトゥーのある方も入浴可能です。

※なお、オートロウリュ付きの本格サウナは2026年現在休止中となっています。

2. 体験記

自宅の三菱電機のエコキュート(稼働15年目)が突然故障して、お風呂に入れなくなったために、2026年9月6日に家族と一緒に利用しました。



良心的な入浴料金


男湯の入り口


世田谷地域ならではの黒湯が売りの銭湯です

 

栗の湯のインスタ


営業時間


浴槽は中央に大きなシルク湯(40 度)、その奥が黒湯温泉のあつ湯(バイブラ有り・42 度)、手前が黒湯の水風呂(18 度)と、いろいろ揃っています。

あつ湯の浴槽はバブル泡が噴き出す場所に座ると、マッサージ感覚を楽しむことができます。

黒湯は水風呂ですが、それほど冷たいわけではないので気軽に浸かることができました。

サウナが休止中だったのは残念でしたが、ちょっとした露天風呂の雰囲気も味わうことができて、リラックスして銭湯を堪能することができました!

3. 錦湯

実は、自宅から徒歩2分のところにもかつては銭湯がありました。

世田谷区上野毛にかつてあった銭湯は、東急大井町線上野毛駅のすぐ近くに位置していた「錦湯(にしきゆ)」です。

長年、地域住民や近くの学生、銭湯ファンに親しまれてきましたが、2015年(平成27年)10月に廃業し、その歴史に幕を下ろしました。


所在地: 東京都世田谷区上野毛1丁目17-13
アクセス: 東急大井町線「上野毛駅」正面口から徒歩約2分
営業時間(当時): 15:50〜24:00定休日(末期): 水曜日・土曜日(かつては水曜と第2・4土曜休みなど、時期により変遷がありました) 

銭湯の正面には、これまた昔ながらのお煎餅屋さん(金子せんべい店)がありました。

店頭には大きなガラスの煎餅瓶(地球瓶)や四角いガラスケースが並ぶ、まさに「昭和の古き良きおせんべいやさん」という外観でした。

こちらも現在は残念ながら閉店となってしまいました。

錦湯は上野毛駅の「商店街の路地裏」のような場所にあり、昔ながらの佇まいを残すどこかレトロでアットホームな東京の銭湯でした。深夜24:00まで営業していたため、仕事帰りの会社員や、近隣にある多摩美術大学(上野毛キャンパス)の学生、地元に暮らす人々が日々の疲れを癒やす憩いの場となっていました。

番台からフロントタイプへと改装された歴史があり、気取らない雰囲気が魅力の浴場でした。

現在の跡地錦湯が解体された後、その敷地には2016年11月に「シュエット上野毛」という3階建ての鉄筋コンクリート造マンションが建設されました。

現在は外観からも銭湯だった面影を残すものはほとんどありませんが、駅からすぐ近くの非常に利便性の高い住宅地として活用されています。

4. 藤の湯/栄湯

栗の湯に加えて、自宅に近い銭湯は以下の2つです。

藤の湯(東京都世田谷区玉川台2丁目1−16)


栄湯(東京都世田谷区用賀4丁目31−3)


エコキュートが故障していた8月19日~9月10日の間は、栗の湯、藤の湯、栄湯の3つの銭湯に大変お世話になりました!

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