究極のクレジットカード選び【2018年12月版】

私はこれまでに200種類以上のクレジットカードを使ってきました。しかし、入会金や年会費を支払ったことはほぼゼロ、今でも年会費が発生するカードはほとんど持っていません。

有効期限切れのクレジットカード

初年度年会費無料のゴールドカードも何枚か保有していた時期もありますし、ダイナースのブラックカードも特別キャンペーンで1年間だけ会費無料で利用したこともあります。

3年前の投稿「クレジットカードで節約 - JACCSカードの裏技」で書いたように、2年間でたった2枚のクレジットカード支払い額から237,500円ものキャッシュバックを享受しました。すべて年会費ゼロのカードだけでも、年間で10万円以上のキャッシュバックを受けることができるのです。

過去3年間で、クレジットカード規約の改悪が相次ぎ、現在利用しているカードも新しくなりました。昔に比べるとクレジットカードでのお得感は年々改悪の一方なのは残念ですが、それでもいろいろ知恵を絞って工夫することで、かなりの額の還元を享受することはできます。

クレジットカード選びの基本ですが、以下の3点が重要です。

(1)入会金と年会費ゼロのカードを選ぶ
初年度年会費がゼロというキャンペーンのカードが多いですが、2年目以上は年会費が発生するので、このようなカードは入会キャンペーンの特典だけ享受したら、なるべく早いタイミングで解約するのが鉄則です。
逆に、年会費が発生するカードでも、年間利用額が一定以上の場合には年会費が免除となるカードもあります。このようなカードでメリットがあるものであれば、利用する価値は大いにあります。

(2)広告でよく見かけるカードは避ける
コマーシャルや雑誌などで良く見かける有名ブランドのカードは、それだけ広告宣伝費に費やしているので、必然的に消費者への還元率は下がることになります。これは当たり前のことですが、あまり浸透していません。マイレージ専用カードや、有名ショッピングサイトのカードなどは加入している人が多いですが、大したメリットはありません。
また、雑誌での特集記事やネットで見かけるクレジットカード比較記事なども、ほとんどは大して役に立つ事は書いていません。

(3)リボ払いは避ける
リボ払い専用カードや、申込み時にリボ払いが強制的に設定されるカードがありますが、リボ払いほど無駄な使い方はありません。また、リボ払い専用カードであっても、カードによっては、一括払いで決済できるものもあるので、カード選択のときに良く吟味することが重要です。とにかくリボ払いは悪魔の取引と思った方がよいでしょう。

リボ払いは避けるように

以下に、2018年12月現在の究極のクレジットカードをまとめてみました。

1.JACCS REXカード


3年前の投稿でも紹介しました。当時はREXカードは還元率が業界最高レベルの1.75%を誇っていましたが、現在は還元率は1.25%となってしまいました。それでもかなり高い還元率を誇っています。

年会費は以前は2,500円+消費税がかかりました(但し年間利用50万円以上で無料)が、現在は利用条件に関わらず無料となっています。

JACCS REXカード

このREXカードは(他の多くのJACCSカードと同様)、入会特典キャンペーンで最大5,000円分のJデポプレゼント(5,000円分のキャッシュバック)があります。


実は、年会費無料で還元率1.25%と条件の良いクレジットカードはなかなかありません。もちろんそれ以上の還元率のカードもありますが、いろいろな利用条件が必要なので、手軽に還元率1.25%を享受できるという点で、このJACCS REXカードはおススメです。

2.DCカードJizile(ジザイル)


このカードは凄いです。年会費が完全無料のクレジットカードとしては還元率が1.5%という日本一の還元率を誇るからです。

DCカードJizile(ジザイル)

ただし、JACCS REXカードと違って、気軽に使うわけにはいきません。というのは、このカードは、あのリボ払い専用カードだからです。

リボ払いというのは、カードの毎月の支払額を一定にする代わりに、年利10%~18%程度の金利・手数料が発生するという、まさに悪魔の取引なのです。当然、あらゆる手段を駆使して避けなければなりません。

しかし、このジザイルカードは、リボ支払いは上限5万円なのですが、毎月手続きをすれば上限以上支払うことも可能になります。つまり、毎月の支払い金額が確定したメール通知が来てから(確か)5日以内に、カードの会員サイトにログインして、リボ支払いを一括払いに変更をすれば、通常のリボ払いではないカードと同様に、一括払いに変更が可能なのです。

ただし、この短い5日間に手続きを忘れてしまうと、恐怖の年利10%~18%の金利が利用残高にかかってしまいます。期間を過ぎてしまうと電話でもこの手続きはできません。

リボ支払いの上限額については、電話でサポートデスクと交渉すると、リボ支払い設定そのものの上限5万円を変更(たとえば20万円とか)することも可能です(全てのケースで可能という確約はありませんが)。

ジザイルカードにも入会特典があり、最大7,000円のギフトカードがプレゼントされます。


ジザイルカードは、還元率が1.5%という日本一の還元率の代償として、リボ支払い設定を毎月決められた期間にいちいち変更をかける必要があります。こまめにチェックを欠かすことを面倒と思わなければ、イチオシのカードです。

3.ビックカメラ Suicaカード


交通系のクレジットカードも数多く種類が出ていますが、そのなかで最もおススメなのが、このビックカメラ Suicaカードです。

ビックカメラ Suicaカード

初年度年会費無料。2年目以降も、前年1年間でのクレジット利用が(ビューカードにて)確認できた場合は無料。つまり1年間で1回だけでも使えば、翌年は年会費(477円+税)が無料になります。

ちなみに、似たカードで、JALカードSuicaは年会費2000円が発生、ルミネカードは年会費953円が発生するので、ビックカメラ Suicaカードが断然有利です。

ブランドはVISAとJCBから選べます(どちらも大差ありません)。

このカードのメリットは、Suicaへのオートチャージで1.5%もの還元がつくことです。オートチャージは便利な機能なので、多くのSuicaユーザーは利用していると思いますが、紐づけるクレジットカードによって、還元率が大きく変わります(還元率がゼロのカードも多くあります)。

オートチャージ以外にも、JR東日本の定期券や、新幹線のチケット購入でも、1.5%もの還元がつきます。

また、郵送の代わりにwebで確認のみに手続きすると、JRE POINTが毎月50ポイント(50円分)もらえるのも特徴です。

ビックカメラ Suicaカードも最大8,000円分のポイントが付与される入会キャンペーン中です。


一方、ビックカメラSuicaカードの残念な点は、このカード単体ではSuicaカード機能と一体の定期券として使えないことです。これは非常に不便な点です。

ビックカメラSuicaカードは、交通系カードを1枚持つためには必須のカードと言って良いでしょう。ただし、定期券として使えないので、定期券と同じ財布に入れることができないのが最大のデメリットとなります。

4.東急TOP&ClubQカード(JALマイレージ、PASMO、MasterCard)


東急TOP&ClubQカードにJALマイレージカードとPASMOが統合されたクレジットカードは、SUICAカードの代替カードとして史上最強だと思います。

東急TOP&ClubQカード(JALマイレージ、PASMO、MasterCard)

東急系のクレジットカードはいろいろなバリエーションがあるので、このカードを選択するときには他のカードと間違えないように気を付ける必要があります。

東急TOP&ClubQカードも最大14,000円分のポイントが付与される入会キャンペーン中です。


このカードの還元率は1.0%なので、それだけではあまり魅力はありませんが、ビックカメラSuicaカードとの大きな違いは、このカードはPASMOのカードとして、一体の定期券として利用できることです。

PASMOへのオートチャージは1.0%の還元と、ビックカメラ SUICAカードの1.5%には及ばないのですが、一体型定期券の利便性は、還元率の差を考えても非常に大きいと思います。

それだけではなく、東急系のショッピングや利用が多い人にとっては、東急グループでは最大10%(年間300万円の利用の場合)もの還元率を享受することができます。東急線の定期券購入では毎年4月に3%の還元がつくのもメリットです。

東急グループでの還元率

付帯保険は、残念ながら2017年9月にすべて廃止になってしまいました(以前は、海外旅行傷害保険は、利用付帯で最高1,000万円、国内旅行傷害保険は、利用付帯で最高1,000万円で、しかも家族特約が利用付帯という驚くべき充実度でした)。

このカードのデメリットとしては、年会費が1,000円+税(初年度は無料)発生する点です。利用額に応じて免除もありません。

しかし何と言っても、このカードの最大の特徴は、電子マネーのnanaco(ナナコ)のオートチャージで、1.0%ものポイントが溜まることです。

nanacoカードはセブンイレブンやイトーヨーカドーで使用できるデポジット型の電子マネーです。1枚で最大50,000円までデポジットできます。

イトーヨーカドーの店頭で発行しており、カード1枚につき発行手数料が300円かかります(カード発行枚数は制限がありません)が、8日、18日、28日と8の付く日はハッピーデーといって発行手数料が無料になります(ただし1,000円のチャージが必要)。

nanacoカード

このnanacoのチャージに紐づけることのできるクレジットカードというのはかなり限定されており、主なものは以下のカードです(nanacoチャージでポイントが貯まる!おすすめクレジットカード4選【2018年版】より)。

リクルートカードVISA・JCB・MasterCard:還元率1.2%(上限月3万円)
東急TOP&ClubQカード MasterCard:還元率1.0%
Yahoo! JAPANカードVISA・JCB・Mastercard:還元率0.5%
セブンカード・プラス:還元率0.5%
ファミマTカード:還元率0.5%
JMBローソンPontaカードVisa:還元率0.5%

上のリストからわかるように、東急TOP&ClubQカード (ただしMasterCardのみ)は、還元率が驚きの1.0%なのです。

注意すべき点は、これはMasterCardの場合のみということです(Visaはオートチャージ対象外です)。

では、どうしてnanacoカードが重要なのか?

それは、このnanacoカードを使えば、コンビニの現金払いがクレジットカードの還元率1.0%の対象にできてしまうからです。

例えば、固定資産税、自動車の税金、住民税など、支出の大きい現金払い(もしくは郵便局や銀行での振込)が、nanacoカード支払いを介してクレジットカードの支払いにできてしまうのです。

この具体的な説明は、3年前の投稿「クレジットカードで節約 - JACCSカードの裏技」をご参照ください。
クレジットカードで節約 - JACCSカードの裏技 nanacoカードへのクレジットカードを紐づけたチャージはかなり面倒な作業です。しかもnanacoカード1枚は最大50,000円しか入金できないので、コンビニ支払いの上限である30万円を支払うとなると、6枚のnanacoカードを準備する必要があり、チャージするにも6日間が必要です。

しかし、例えば、上記の固定資産税、自動車の税金、住民税など、支出の大きい現金払いが年間100万円あるとすれば、その1%である10,000円がnanacoカードと東急TOP&ClubQカードの組み合わせで節約できるのです。

東急TOP&ClubQカード MasterCardは、おススメのカードのなかでは唯一、年会費が発生するカードですが、そのデメリットを補って余りある、絶大な効果を発揮するカードなのです。

5.その他のおススメカード


上記のカード以外には、最近出てきたいくつかの新しいカードを紹介します。

まず、セブンカードプラス。これは業界初の、nanacoカードとクレジットカードが一体型のものです。入会キャンペーンで5,000円相当のnanacoポイントのプレゼントをやっています。ただし、通常の還元率は(nanacoへのチャージも含めて)0.5%と少ないです。


セブンカードプラス

次に、ゲゲゲの鬼太郎カード。最大の特徴は、通常の還元率は0.5%と低いのですが、誕生月だけは還元率が脅威の5%に跳ね上がることです。かつて誕生月だけ2.5%の還元率を誇ったLIFECARDというのがありましたが、数年前に大改悪でその制度はなくなってしまいました。


ゲゲゲの鬼太郎カード

さらにゲゲゲの鬼太郎カードは、驚くべきことに、この誕生日月の還元率5.0%が、nanacoのクレジットチャージにも適用されることです。これは驚異的なことです。というのも、このシステムを利用すれば、誕生月までの間に30万円を使って
還元率5.0%の条件をクリアすれば、誕生月には、複数のnanacoカードに5万円をゲゲゲの鬼太郎カードを使ってクレジットチャージすれば、それだけの額が還元率5.0%となるのです。

例えば。。。nanacoカードを10枚準備しておけば、それぞれのカードに5万円チャージで合計50万円、それをその後に発生する公共料金支払いなどに使えば、結果的には50万円の5.0%で2万5千円のキャッシュバック(正確にはJCBやVISAのギフトカード)が達成できることになります。

ゲゲゲの鬼太郎カードのデメリットは、年会費です。初年度こそ無料ですが、次年度以降は無条件に950円(税別)が発生してしまいます。

ゲゲゲの鬼太郎カードについては、nanacoチャージ出来るうえ還元率5%を越える世界最高のクレジットカード(たぶん)」に詳しく説明がありますのでそちらをご参照ください。

上記以外には、LINEPayカード(LINEPayカードで3%還元する裏ワザ教えます)は、ファミマTカードと合わせれば3%の還元率になるようです。

以上、2018年12月現在で究極のクレジットカードと思われる4枚のカードを紹介しました。

面倒なことは避けて、とにかく1枚だけクレジットカードということであれば、1のJACCS REXカード。
交通系を合わせたクレジットカード1枚ということであれば、3のビックカメラSuicaカード(定期券を使わない人)か、4の東急TOP&ClubQカード(定期券を使う人)
クレジットカードを駆使して少しでもキャッシュバックを獲得したいということであれば、1~4の4枚すべてを保有することをおススメします。

クレジットカードは、その規約が頻繁に変更(ほとんどの場合は改悪)となるため、上記の情報もいつまで最新であるかわかりませんが、昔(20年前くらい)は還元率5%のカードもあった時代からすると隔世の感があるのですが、とにかく、カード支払いにするだけで確実にキャッシュバックで節約できます。

クレジットカードでの節約ワザは、突き詰めるときりがなく、費やした時間の割にはあまり経済的効果が薄いので、むしろ趣味性の高い余興と思って楽しんだほうが良いと思います。

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