[SAZ speed race (B)] Ocean Lava Cliffside Loopの丘陵レース、果たして勝てる見込みはあるのか?


今日はZWIFTのレースSAZ speed race (B)に参戦しました。



レースのルートはOcean Lava Cliffside Loop、先日の投稿「ZWIFTレースのルート10選」で推薦した変化に富んだルートです。

[ZWIFTレースのルート10選] LondonやWatopiaの定番ルートからRichmondのテクニカルなルートまで


このルートは、途中に斜度のキツイ上り区間があり、CENTURION 100kmで苦行のトレーニングを積んだルートでもあります。


平地レース以外では勝てる見込みがないのですが、Ocean Lava Cliffside Loopでのレースは滅多にない機会ということもあり、参戦を決めました。


レースは全カテゴリー混合32人で一斉スタート(カテBは5人)、序盤はカテAの先頭集団にカテB5人が全員入って進みます。


やがてカテAは飛び出して、カテB5人全員がパックになって進むという展開になりました。


試練の上り区間でもカテB5人の脚力は拮抗して、お互い一歩も譲らないガチの展開。


そのままゴールスプリント勝負になだれ込みました。


スプリント勝負する前に心拍数は180に達してヤバイ状況でしたが、何とか力を振り絞ってトップでゴール、久しぶりにBカテで優勝!


まあ、優勝といっても、Bカテ5人中なのでアレですが、フラットコースではないOcean Lava Cliffside Loopで勝てたのは嬉しかったです。

1. SAZ speed race (B)

DESCRIPTION

a fast and fun ride to settle your quarrels with other zwifters. Get down to real, raw speed with this race hosted by SAZ(south african zwifters).

If you want to support the group put SAZ after your name and join our group on zpower.


ルートは、Ocean Lava Cliffside Loopを1周(距離19.0km、標高146m)です。


このバイパスルートは、VolcanoからEpicKOM方面に向かう途中の小島のヒルクライム区間に最大斜度13%の結構キツイ区間が途中にあります。


ZwiftPowerのRankingは表示なし。



ZRaceサイトで事前の順位予想をしたところ、MONIOは2位と出ました。まあいつも当たらないんで 笑

2. 走行記

仕事が終わったのが午後8時、レースは午後8時25分スタートなので、その前にバタバタと夕食とレースの準備を済ませました。

丘陵ルートなので、フレーム/ホイールはいつものNew Cervelo S5 2020/ZIPP858ではなく、トロンバイク(ピンク)。



Bカテは5人と少ない


32名が一斉にスタート!


幸先良くドラフティング・ブーストをゲット


先頭集団、前からA3人に続いてB5人(全員)が団子


1km地点、アップダウン区間はハイペース


たまらずドラフティング・ブーストを点火


2km地点、A3人B5人の8人の集団に落ち着く


4km地点、A3人が飛び出して、Bの5人の集団になる


出走したB5人全員が競争相手か。。。


ダート区間のダラダラ上り坂でペースアップ、キツイが付いてゆく


ここもダラダラ上り、誰も脱落しない


少しでも気を抜くと千切られそうになる


フラット区間で一息


バイクやホイールはバラバラ


ZIP858もチラホラ


Bカテは、牛柄Taityoさん、赤帽Weissさん、オレンジMartinさん、そしてエアロヘルメットのGlassさん


このブリッジ超えるといよいよ上り区間


GoGoGo


うおおおおお


激坂13%を300で踏み続ける!


心拍数180、く、くるしい


そのときの映像です


2分30秒間の上り区間よーうやくクリア

これはセンチュリオン効果か?


まだまだ安心できない、必死に食らい付く


このダラダラ上りがキツイ、キツ過ぎる。。。


下りでもペースが落ちない


常にギリギリで食らい付くしかない


スパートかけられたら確実に千切られる危険な状況が続く


ダウンヒル、GlassさんとMartinさんはサガンスタイル


15km地点、残り4.3km


トンネル出口の上り、早くも心拍数174。。。弱気になる


残り1.3km、必死に最後尾に。。。スプリントまで行けば勝算が!


いよいよ残り1km、心拍数179まで上昇


Weissさんが抜け出した!


Martinさんにドラフティング


残り800m、全員が団子状態


今度はTaityoさんとMartinさんが抜け出した!


残り500m、心拍数は182に上昇


残り300m、またまた団子状態


脚が残ってない。。。が、ダンシング開始


勝てると信じて漕ぎました


Glassさん、Martinさんと三つ巴


残り50m、ついにトップに出た!!


負けたくないという想いを込め踏み抜いて。。。フィニッシュ


ラスト600mの動画です


朦朧とした状況で画面をチラ見、4位という数字にガックシ。。。


ソファに倒れ込んで悶絶。。。しばらく動けない


パワー平均231wよくやった


ヒルクライム区間が真っ赤


結果4位か。。。最後捲られたか

3. 結果

距離: 19.6km
時間:29分33秒
標高: 156m
平均速度: 39.7km/h
平均心拍数: 170bpm
平均ケイデンス:71rpm
平均パワー: 230W(PWR 3.7w/kg)
カロリー: 403kCal

息が落ち着き、ようやく立ち上がってよろよろとPCに近寄り、レースの動画キャプチャを再生。。。驚きました。

なんと。。。。カテゴリーBで1位でゴールしている!

4位と思ったのは、Aを含めた全カテゴリーでの総合順位でした。

順位はB完走5人中1位


わずか5人のうちのトップですが、ラストのゴールスプリントで競り合った5人でトップを取れたのは本当に嬉しいです。

ZPowerの事前予想を見直すと。。。


驚いたことに、トップ3はZPowerの予想と同じで、MartinさんとMONIOが1位2位が入れ違っただけでした。

ZPowerの事前予想は、意外と正確なのかもしれませんね。

しかしMartinさん12勝、Glassさん5勝を相手に良く勝てた。。。

(ちなみにMONIOは0勝になってるんですが、どうして反映されていないんだろうか?)

以下はZwiftPowerの結果です


直近5レースでポディウムが4回という戦績、我ながら信じ難い。。。


  • EVO CC Sprint Race Series (08/30/2021) - 2/16
  • Crit City Race (08/31/2021) - 3/8
  • ZHR Hare & Hounds (09/01/2021) - 2/8
  • Crit City Race (09/03/2021) - 15/21
  • SAZ speed race  (09/06/2021) - 1/4

ただ、残念なことに、Resultsはつきませんでした。

出走者や完走者が少ないとResultsはつかないのでしょうか。。。せっかく優勝したのに?

おそらく、ZwiftPowerの同じカテゴリーで完走者が5名以上いないとResultsもGainもつかないようです。

RaceRankingは、322.05(Best5 310.77, 314.74, 320.32, 322.32, 342.10 )で変わらず。


ゴール直前で猛烈に捲られたMartinさんとは、0.120秒差でした。

ゴール画面を良く見ると、Martinさんとほぼ同着にも見えますが。。。



ゴール直前に渾身の力で漕いだのですが、その瞬間の668wがベストパワーの記録でした。

700wも出てませんが。。。それがなかったらMartinさんに間違いなく捲られていたでしょう。

やはり、スプリント勝負は最後の最後まで絶対気を抜いてはいけないですね。。。


これでZWIFTレースのBカテ通算成績は、4勝84敗(ZwiftPowerでは5勝83敗)

これまで勝ったレースは、2勝がフラットコースのレース、1勝が100km超えのレース(棚ぼた勝利)でした。

優勝レース
  1. "¿Ratones O Leones?" ZESP Resistencia (B) (06/27/2021)
  2. ZHQ FutureWorks Circuit Race - Anti-sandbagging (B) (07/18/2021)
  3. 3R Weekend Race Club - Race 2 (07/24/2021)
  4. SAZ speed race (B) (09/07/2021)
まあ、メジャーなレースでは一度も勝ったことがないのですが 笑

今日のOcean Lava Cliffside Loopのようなフラットとアップダウン混合のルートで初めて勝てたのは、大きな自信になりました。

不思議なもので、レースに勝つときは、いつも、勝つ気がなく出走したときなんですよね 笑

今日の反省点は、Ocean Lava Cliffside Loopの1ラップのレースは、パワーアップアイテムは最初のスタート直後の1回しかチャンスがないので、今日のドラフティング・ブーストは、ラストのスプリント勝負まで温存しておくべきでした。

New Cervelo S5 2020/ZIPP858ではなく、普通のトロンバイクで勝てたので、フレームやホイールのおかげでもない。。。ということは、やはりこれはセンチュリオン100kmのおかげなのでしょうか?

レースに強くなるために強度の高いロングライドでトレーニングするというのは、もしかしたら一番効果的なトレーニングなのかもしれません。


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