【お受験の話】賛否両論の「姉妹で敢えて別々の小学校」を選択

次女のお受験が終わって1ヶ月。。。ようやく日常生活も元の落ち着きを取り戻しました。
終わってみれば、2校受験して2校とも合格をいただきました。
長女の通う小学校を第1志望にして1年間頑張ってきて、その第1志望校からも幸運にも合格をいただいたのですが、結果的にはそちらではなく、敢えてもう一つの合格校に決めました。




姉が私立小学校の難関校・名門校に通っている場合、妹も同じ小学校に通わせたいと願う家庭が圧倒的に多いなか、敢えて別の学校を選んだ理由は、妹に(姉の後を追うのではなく)自らの人生を切り拓いてほしいという願いと、妹の性格に合った学校を選んだら姉と別の学校になったということです。

姉妹や兄弟が同じ小学校なら安心できるし、子供たちも一緒に通学できるので嬉しい気持ちになるでしょう。また同じ学校を卒業していれば担任の先生の話や将来いろいろな共通の話題が豊かという点もあると思います。何と言っても親の都合からすれば子供たちが同じ学校のほうが、通学をはじめ学校行事や年間スケジュールが一緒などメリットが多いことは間違いないと思います。

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しかし、良く考えてみると、同じ家庭環境でも、子供はそれぞれの個性があるのだから、通う学校を個性に合わせて別々に選ぶのもアリではないかと思います。特にその学校が小学校だけでなく小中高一貫教育であれば尚更です。実際大学はほとんどの場合別々になるわけですから。。。

次女は2校とも合格をもらったときは非常に喜んで、「どっちにしようかな~」と幼い頭で一生懸命悩んでいたようでしたが、親が説得してあっさりと同意してくれました。まあ幼稚園児に学校を選択できるだけの判断能力は望むべくもないのですが。。。もっと言うと、親が良かれと思って選択した結果でさえ本当に正しいものなのかさえ怪しいものです。。。

姉のほうは当然自分の通う学校に合格したのだからそちらを選ぶだろうと思っていたので、実は別の学校に決めると伝えたときはさすがにショックだったようで泣き寝入りしてしまいましたが、翌日からはケロッとしてあっさりと現実を受け入れてくれました。子供の順応性は大したものです。。。

実は、次女は「超」がつく恥ずかしがり屋で、挨拶はおろか、「ありがとう」という感謝の言葉も全く言うことができず、お受験勉強を始めた1年前は、「これはどうひいき目に見ても面接で落ちるだろう。姉の学校に姉妹のつながりでお情けで入れてもらえれば御の字」という状態でした。

通っていたお受験教室でも、次女の声の小ささは突出しており、いわゆる「残念な子」として教室のなかでも際立って目立ってしまっていました。幸いにも、ぺーパーや巧緻性はとても得意で、模擬試験でもその分野は高得点を取っていました。

(写真と本文は関係ありません)

次女の声の小ささはいつまで経っても治らず、毎週の総合コースに加えて、聞き取りと話し方の専門コースに入れたのですが、最初は泣きわめいて授業に参加することさえ拒否して、同席の親と一緒に授業を見学しているという有様でした。妻も途方に暮れて、どうしてよいかということで、次回は父親の私が一緒に授業に付き添うことにしたところ、なんと、その日初めて次女は自分の意思で思い切ってクラスメートの輪の中に入って行きました!(もちろん授業中には一切発言することはありませんでしたが)。

「娘を信じていればいつかきっと人前で話ができるようなる」と信じる日々が続くなか、やがてお受験前の最後の夏休みがやってきました。



何がきっかけだったか良く覚えていないのですが、妻と受験校を検討しているときに、いわゆるすべり止め校をたくさん受けさせるのを止めて、私は、難関校2校に絞って受験させようと提案しました。次女の力を信じ切る自信があったからです。

次女は相変わらず人前で話すことができない状況はあまり変わらなかったのですが、一緒にお受験を頑張っている次女から、なんというか、幼心ながら「覚悟を決めて頑張る」というシグナルを感じ取ることができたのです。

こうして選んだ次女の学校は、長女と違って進学先の大学が付属していないので、大学受験を覚悟しなければなりません。逆に長女の学校の付属大学は、生徒の半数が進学するものの、専攻分野が限られています。外部を受験する生徒も半数いるわけですが、最近の進学先実績は正直冴えません。どちらが良い環境か一概には言えませんが、女性の社会進出が将来普遍的になる時代、次女は自らの使命を見出し、正しい方向に向かって進んでくれるものと信じています。。。

次女は長女と違う学校を選んだという話ばかりになってしまいましたが、長女が現在お世話になっている学校も素晴らしい環境なのは間違いありません。我が家のような選択をしたケースは稀のようで、長年お受験を専門にしているプロの方に訊いても前例がないと言われました(それだけ勿体ない話だったということです)。長女が毎日嬉しそうに学校に出かける姿を見ていると、今の学校生活はとても性格に合っているようで、そのような機会を授けてくれる学校には大変感謝しています。

来年4月からはいよいよ次女の小学校が始まります!長女の学校と次女の学校、果たしてどのくらいの違いがあるのでしょう。。。次女の学校はどんな教育環境なのでしょうか!今からその楽しみにワクワクしながら、二人の娘を別々の学校に通わせるという選択ができたことを、豊かさと捉えて心から神に感謝したいと思います。



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