2015 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(横浜トライアスロン)を完走しました

昨年のトライアスロンデビュー戦だった横浜トライアスロンに今年も参戦してきました。

去年の自己ベストの更新を狙いましたが、結果は凡庸なタイムに。。。反省も含めて以下ブログに記します。

世界トライアスロンシリーズ横浜大会

トライアスロンも2年目に突入。今回のレースも去年と同じスタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)です。

コースマップ

去年は水泳を覚えたてで挑戦したデビュー戦ということもあって、最初から無我夢中、スイムは制限時間ぎりぎりで通過、トータルでも3時間切りを果たせませんでした。

あれから1年。。。頑張ってトレーニングを続けてきた真価が問われるレースでもありました。

スイムもずいぶん泳ぎ込んだし、自転車はディープリムへ換装してパワーアップ、ブルベやトレランで足腰も鍛えたし、日頃のジョギングも徐々にペースを上げてきました。なので今回の目標はもちろん、去年の2度目のトライアスロン(2014年6月の日産カップ)のタイム2時間55分14秒の更新です ^_^

目標タイムを2時間50分と決めました。自己ベストより5分以上早いゴール設定ですが、各種目のタイムは現実的なレベルです。プールでの試泳では32分を切ったこともあるし、バイクはエアロホイールのおかげもあり平均30km/hはたぶん問題なし、ランも去年のヘロヘロ状態でも51分を切ったのであと3分くらいは短縮できるはず。。。目標は高く!です。

スイム 35分
トランジション 5分
バイク 1時間20分(時速30km/h)
トランジション 2分
ラン 48分(キロ4分50秒)

今月に入って左脚のハムストリングを痛めてしまい満足な練習ができませんでしたが、多少なりとも怪我や故障を抱えているのはどの選手も同じです。

それよりも心配なのは、去年と比較して体重も体脂肪率も増えていることでした(去年59kg 11%に対して今年62kg 13%)。

トレーニング量も去年と比較すると若干落ちているのですが、それより原因はズバリ暴飲暴食。。。体脂肪率が高いほうが身体が浮くからスイムに有利という口実に甘え、ランチも間食も好き放題やっていた結果が。。。(´д`)

そんな感じで自信がいまいちな状況のなか当日の朝を迎えました。前日の雨から一転、曇り時々晴れの絶好のレース日和!

友人2人と待ち合わせ、早めに現地入り。まずはトランジションエリアに預けたバイクのチェックをします。

トランジションエリア

準備を終えたらウェットスーツを着て横浜港のスイムスタート地点でお互いの健闘を誓い合います。。。30代の彼らはひとつ前のウェーブで先にスタート、私は直後の50代のウェーブでスタートです。

まだ余裕の笑顔 ^_^

妻と次女が応援に来てくれてスイムのスタートに間に合いました!
手を振って応えます。

頑張ってきます!!


ポンツーンから入水すると、結構水が冷たい。。。先に見える第一ブイの方向を確認します。今回は真直ぐ泳ぐぞ。。。

覚悟を決めてスタートの合図を待ちます。。。

そして。。。トライアスロン独特の「プオーッ」という合図と同時に一斉に泳ぎ始めます!

私は新調したGPS腕時計(Garmin Forerunner 310XT)のスタートボタンを押してカウントが始まったのを確認。やや後方からスタートしました。



いつものように選手同士がぶつかり合うバトルが続きます。。。たびたびヘッドアップで方向を確認しつつ、フォームを意識して力強く泳ぐことに専念しました。

横浜港を必死に泳ぎます

ヘッドアップを入れるとその度に体力を奪われるのですが、効率良く真直ぐ泳ぐためには仕方ありません。。。

プールの練習のときは心配でしたが、思った以上に目標のブイに向かって真直ぐ泳げた気がします。

しかし、ペースを上げ過ぎなのか、序盤から結構息が上がってしまい、海のうねりもあって何度か海水を飲み込んでしまいショッパイ思いを。。。(´д`)

ブイを曲がるときのコース取りも無難にクリア、3つ目の最終ブイを過ぎて再びポンツーンを目指します。。。

ところが目視できる距離にあるポンツーンまでがなぜかとても遠い。。。泳いでも泳いでもなかなか近くなりません。

ようやくポンツーンに到着したときにはかなり息が上がって疲労が溜まってしまいました。中間タイムを確認すると。。。

なななんと。。。19分17秒経過。。。!!!

ガーーーン。。。

目標の1周目17分よりも2分以上も遅れています。あんなに力泳したのに。。。

急速に闘争心がしぼんでしまいました。。。(´д`)

とにかくポンツーンに上がってから再び入水して2周目に入ります。ポンツーンで休んでいる選手の姿がチラリと目に入りました。

「。。。オレもここで休もうかな。。。」

悪魔の囁きですが、これはなんとか頭から払拭し、ポンツーンからドボンと水に入り、再び泳ぎ始めます。

2周目を挽回してスイムを35分で上がるのは自分の力では無理なのは明らかなので、目標をバイクでの挽回に切替えました。ただしできるだけ遅れを増やさないように、かといって体力を無駄に消耗しないよう、なんとかペースを維持して泳ぎます。

今日の横浜の海はいつも以上に浮遊物が。。。海藻やビニール袋が手足に絡まることもあり、ひどいときは隣の選手の腕が乗っかってきたのではと勘違いするほどの大物も。。。(´д`)

幸いだったのは、後ろのウェーブがいないので、後続集団の速いグループが猛然と後ろから襲いかかってくることはありませんでした。

2周目を泳ぎながら、どうして1周目があれだけ遅かったのか原因を考えていました。極端にジグザグでもなかったはずだし、ストロークのフォームには気を遣いながら泳いだはず。。。バトルのせいなのか。。。

しかしそのバトルも2周目は周囲に速い選手がいなくなったせいか、ラクになりました。同じペースの選手のうしろについて流れを利用することも試しました。しかし、やがて、普段は大丈夫な右肩に痛みを感じるようになり、徐々にペースダウンに。。。

結局スイムは上がってみたら2周目はさらに遅れて20分50秒、トータル41分7秒というまったくもって情けないタイムでした。想定タイムより6分以上も遅れが。。。


余裕なしの表情に。。。


しかしあきらめません。。。

ちょうど応援に来てくれた妻と次女が沿道で「がんばれー!」と声援を送ってくれています。よーし!!


スイムを終えてトランジションエリアへ

息が上がってとても苦しいですが、400mの長いトランジションを頑張って力走しながら、先を行く選手を一人づつ追い抜いていきます。走りながらウェットスーツの上半身もうまく脱ぐことができました。

トランジションエリアに入ってすぐにバイク用の靴を履いてヘルメットを被ります。ウェットスーツも足首につけた計測用のアンクルバンドをつけたままの状態で、うまく脱ぐことができました。次に事前に計画していたとおり、タオルの下に準備しておいたスニッカーズを取り出そうとしたところ。。。

アリ?。。。(´д`)

文字通り、なんとスニッカーズにアリがたかっているではないですか。。。それ俺のだ!と若干怒りと情けなさの交った複雑な感情でスニッカーズを手に取り、少しだけかじりました。。。

今回は初めて靴下なしで行くことにしていました。なので時間的には割と早いトランジションで行けたと思います。

そしてバイクパートに突入。相変わらず息切れが激しく、スイムのときに痛めた右肩が気になります。。。おまけに先ほどのスニッカーズが喉につかえてしまい、ただでさえ苦しい呼吸が一層苦しいことに。。。

スニッカーズは失敗でした。。。

走り出してほどなく、去年走ったコースが鮮明によみがえりました。一度走ったことのあるコースなのでだいたいの特徴は覚えています。サイコンの代わりにセットしたGarmin Edge500Jのスピード表示を確認しながら、常時30km/hを超えるように頑張って漕ぎ続けます。


横浜埠頭の工業地帯を走ります

しばらく走っているとようやく喉のつかえも収まり、呼吸も落ち着いてきました。

ストレートで加速します

さあ、ここから挽回するぞ!

去年の日産カップでは、バイクで脚を使い切ってしまいランが失速してしまったので、その教訓として、なるべくランで使う筋肉(特に内足広筋)には力を入れず、腰から下全体を使うように、またアップペダリングを意識して漕ぎます。

下ハンで頑張ります

しかし選手のみなさん本当に速い。。。!(( ;゚Д゚))

こちらも結構飛ばしているつもりなのですが、DHバーをつけてサドルを思いっきり高くセッティングした選手たちにあっという間に追い抜かれます。時速35km/hくらいで巡航しているのではないでしょうか。。。スゴイです。。。

抜いたり抜かれたり

しかしスイムで相当遅れを取っているので、ここで更に遅れるわけにはいきません。

ストレート区間では朝練で多摩川沿いを走ったときによくやっていたように、下ハン(ドロップハンドルの下を握る)でお尻をサドル前方ぎりぎりまで極端に前傾姿勢を取って漕ぐと一気にトップスピードまで持っていけます。その作戦で、右側を走って選手を一人ひとり追い抜きます。。。!

不思議なことに、ストレートでは、自分より速そうな選手がそれほど加速することなく左側を走っていることが多いように感じました。なぜでしょうか。。。

調子に乗って、ストレートではかなりの人数を追い抜いたと思います。追い抜くときには、

「右通りまーす!」

と大声をかけます。速い選手ならいざ知らず、私ごときヨワヨワがこんな風に声をかけて他の選手を追い抜くなんて、我ながら違和感を覚えますが。。。(´д`)

ところが、緩い上り坂が続くところで、逆にガンガン追い抜かれることに。。。みなさんダンシングを駆使して華麗に上り坂を駆け上がっていきます。。。

結局先ほど追い抜いたはずの選手たちに追い付かれ、抜かれるハメに。。。上り坂は今後の課題です。。。

2周回目だったでしょうか。。。

「ガンバー!!」

一緒にレースに参加している友人がすれ違いざま声をかけてくれました。

私もそれに応え、同じレースで頑張っている同志、激励し合いました。彼は私の前のウェーブでスタートして先を行っていたのですが、得意のバイクでガンガン飛ばしているようでした。

バイクのコースは山下公園前のフロントストレートを通ります。ここは観客も一番多く、選手にとっては一番気合いの入るエリアです。もちろん妻と娘もここで声援を飛ばしてくれました!


山下公園前のバックストレートです

「パパがんばれー!!」

今回はヘルメットやウェアを少し派手なものにしたので、見つけ易かったでしょうか。もちろんこちらも無理してスピードアップします!

フロントストレートです

赤黒基調のコーディネートです

下の写真はYouTubeにアップされているビデオ「2015横浜トライアスロンバイク車載カメラエイジグループ」という一般投稿を見ていて偶然見つけてしまいました!

左の追い抜かされる選手が私です。^_^
上の写真クリックで動画再生
https://youtu.be/8zqCwqQtl-s?start=117)


レースも中盤に差し掛かり、いくらストレートで追い抜いても、その後の上り坂で追い越されるというパターンを繰り返しているうち、ならばストレートで一気に差をつけるしかないと悟り、以降はストレートに入ったら即、前傾姿勢のガチ踏みでできるだけたくさんの選手を一気に追い抜くことに集中しました。

こんなこと続けていると普通は脚があっという間に売り切れてしまうのですが。。。

しかし不思議なことに、周回を重ねても脚の疲労はそれほど感じることもなく、気が付けば最終周回に入りました。40kmが短く感じたのはブルベで距離感覚を失ったせいかもしれません。。。(´д`)

周回ごとにラップを確認していたのですが、どのラップでも13分を切って(目標の30km/hを超えて)少しづつ着実に貯金を増やしていきました。

最終周回は次のランがあるので、意識的にスピードを下げました。あとでラップタイムを確認したところ、最終周(6周目)が一番遅く、29.7km/hでした。後半は風が出てきたことを考えると、平均30km/hを維持できたのはまずまずの出来だったと思います。

いつもながら落車やパンクもなく無事にバイクを終えるとホッとします。。。

トランジションエリアに向かう途中、すぐ前を行く選手がバイクを降りた途端に転んでいるところを目撃しました。すぐに立ち上がり走っていたので問題なかったようです。そういえば今回は落車を目撃することはありませんでした。

結局バイクは1時間17分38秒でフィニッシュ。目標の1時間20分よりは2分あまり早いですが、スイムの6分の遅れを挽回するまではいきませんでした。

トランジションエリアに戻ってきて、バイクをラックに引っ掛けてから、素早くシューズを履き変えて、最後のランに向かいます。

苦しいラン

疲れもあってか、トランジションは少し時間がかかったかもしれません。時計をチェックすると、スタートから2時間6分が経過。借金は再び6分になってしまいました。。。ランを44分で走ることは自分の実力では100%無理なので、この時点で目標タイムの2時間50分は断念。。。

でもまだ自己ベスト(2時間55分14秒)を更新するチャンスは大いにあります!!!

バイクの途中から陽射しが強くなり、炎天下でのランとなりました。去年と似たコンディションです。

いつもながらランの出足は本当に辛いです。。。去年の日産カップほどではありませんが、バイクで酷使したあとのランはなかなかスピードが出せません。幸いにも痛めた左脚のハムストリングは大丈夫。持病のギックリ腰も今日はおとなしくしてくれそうです。

これもいつも通りですが、速い選手に続々と追い抜かれます。割合でいうと、1人追い抜く間に20人に追い越されるくらいでしょうか。なぜ選手のみなさんはバイクの直後にあんなに速く走れるのでしょうか。。。? (( ;゚Д゚))

腕時計は1kmごとにラップを刻むバイブレーションモードにセットしていたので、走りながら早くブルブルと来ないかとそればかり考えていました。

最初のラップはキロ5分19秒でした。いいぞいいぞ、脚の重さを考えたら上出来です。。。!

しかし苦しい。。。早くレースを終えたいという邪念が頭を何度もよぎります。。。

ランはいつも辛いです

陽射しがいよいよ暑くなってきました。助かったのは、コースの途中で大会ボランティアの方がシャワーを浴びせてくれる区間があることでした。キャップを脱いでシャワーを浴びせてほしいとボディランゲージでリクエスト。シャワーは本当に気持ちよかったです。。。

前回と違って胃腸の状態も悪くないので、途中のエイドでこまめにドリンクを補給しました。しかし気温が暑くなったせいか、冷たいドリンクになかなか当たらず、大抵は生ヌルイものに。。。(´д`)

しかしドリンクエイドを設けてくれているだけ有難いです。。。

エイドのドリンクで元気に?

配ってくれていた塩タブレットも一度受け取りました。口のなかで噛み砕くと強烈にしょっぱかったです(当たり前ですが)。あれはもしかしたらゆっくり舐めるのが正しい摂取方法だったのかもしれません。幸いにもすぐ近くにドリンクエイドがあったので、水を飲んで塩辛さを中和することができました。

山下公園を抜けて象の鼻パークに向かう遊歩道の入口は、スロープになっています。酷使した脚には結構辛いのですが頑張って上ります。戻ってくるときには同じスロープを下るのですが、選手のみなさんはなぜかゆっくり下っていました。

私は先月のトレランで下りは意外にも得意だということがわかっていたので、この下りのスロープはここぞとばかりにダッシュしました。

すると。。。

ちょうどスロープ途中で追い抜こうとした選手が、バイクで声をかけてくれた友人でした。

「あっ○○さん。。。!」

「ガンバリましょう!!」

声を掛け励まし合います。その友人は今回がトライアスロン初挑戦で、スイムとバイクは速いのですがランは苦手と言っていました。苦手なランが最後のパートのトライアスロンというのは、極めて過酷なものです。。。

スロープを下ると再び山下公園のメイン会場の方向に向かいます。気になる1kmごとのラップタイムですが、5分29秒、5分41秒と徐々に遅くなってしまいました。。。

走っている最中の自分の荒い呼吸音が収まりません。ここで無理して力走すると、後半がバテてしまうのが明らかでした。止む無くペースを落とします。。。

メイン会場を通り過ぎているときに、妻と娘の姿が見えました。

「がんばれーっ!!」

決して余裕はないのですが、余裕の表情をこしらえて応えます。予想タイムは伝えておいたので、妻もおそらく目標より大幅に遅れているがわかっているだろうな。。。とぼんやり考えていました。

ラン1周目です

しかしその後もなかなかペースを上げることができません。。。後半ペースアップを練習した去年と比べて今年は練習量も減っていた事実が弱気を加速させてしまいました。。。

残り4kmとなったところでラップタイムはついにキロ6分まで落ち込んでしまいました。。。さすがにマズイと加速します。。。そして。。。しばらく走ったところで朦朧とした頭で計算すると。。。自己ベスト更新するためには、残り3km弱を10分という有り得ないスピードで走らなくては間に合わないことがわかってしまいました。。。(´д`)

ここで完全に心が折れました。。。

ラストスパートで勝負する前に負けが決まってしまった。。。

やっぱりダメだったかという弱気な気持ちで頭が充満してしまいました。情けない限り。。。

でもここでペースダウンしてしまったら何もかもブチ壊しになってしまいます。。。応援してくれている家族のためにも、自分自身のためにも。。。

最後の1kmはこの日ラップ最速の5分17秒で駆け抜け、最終ゴール前100mのストレートでは、今日の悔しさをぶつけるように、猛ダッシュして何人かを抜き去りました!

そして。

ゴール直前で妻と娘の笑顔が見えました!!娘が手にメダルを持って差し出してくれています!

娘が作ってくれたオリジナルの完走メダルです!!

ゴール前でメダルを受け取りました!

あまりの嬉しさに、そのメダルを受け取って、そのままゴールテープを切りました。みんなありがとう!!!目標タイムには全然届かなかったけど、3回目のトライアスロン、無事に完走できました!

YouTube「横浜トライアスロン2015 フィニッシュシーン エイジ 11:00〜11:59」
上の写真クリックで動画再生
(https://youtu.be/OTdeUbjcVc0?start=603)

後日発表された公式のリザルトでは、総合タイム2時間58分57秒。総合順位 710位/完走964人、年齢別順(50-54男子)84位/117人でした。

目標タイムには8分57秒、自己ベスト更新には4分46秒及びませんでした。

2時間58分57秒でゴール

スイムがなぜあんなに遅かったのは正直見当がつかないのですが、全体を冷静に振り返ると、最近のヘタレ気味なトレーニングと2年目の慢心、そして何と言ってもカロリーコントロール度外視の暴飲暴食という不摂生からは当然の結果だったのかもしれません。

レースの運び方に後悔というよりは、自業自得の結果です。。。ホント練習は嘘つきません。

話は変わりますが、私の少し前にフィニッシュした選手のなかに、福元哲郎選手という「広島の鉄人」の方がいました。「アトム」と書かれたブラックの派手なウェアだったので気づきました。

http://www.fukumoto-t.com/

この方は去年の横浜トライアスロンで自転車で他の選手に巻き込まれて落車、選手生命が終わりになるほどの大怪我をした方でした。私は去年の大会で別の自転車の落車を目撃した関係で、福元選手のことを知っていました。

なんと奇跡の復活を遂げて今大会出場、見事に8位入賞を果たしていました。スゴイ。。。また前日の競技説明会のスピーチで「アスリートは強いだけでなく優しくなければならない、大会を怪我なく無事に終わることを目指してください」というスポーツ選手として本当に素晴らしい発言をされており、とても感激しました。

個人的に知り合いではありませんが、このような素晴らしいアスリートの方をこれからも応援したいと思います。。。


こうして3度目のトライアスロンは終了しました。

応援ありがとう!!!

レースの後は、家族や友人と記念写真を撮ったり、公園のなかを散歩したりして過ごしました。疲労感はそれほどなく、爽やかな気分でした。



その後、妻と娘の3人で中華街に繰り出し、ガッツリ中華料理のフルコースをいただきました ^_^ レース後の食事は最高でした!!!


以下はGARMINの記録です。


GARMIN Forerunner 310XTの記録

1.スイム 40分41秒



当日朝の水温は19℃でした。かなりジグザクですが、海中のGPS精度は低いので実際泳いだルートとはずれているようです。


記録では距離1,648m。無駄なジグザグもあるので止むを得ません。前半のペースは2'25"/100mに対して後半は遅くなって2'33"/100m、トータルでは2'28"/100mでした。

2.T1(スイム→バイク) 5分40秒

400mの直線距離を走りました。トランジションタイムとしてはまずまずではないでしょうか。

3.バイク 1時間17分38秒(平均30.6km/h)




記録では距離39.60kmでほぼ40kmです。1周回6.66kmを6周回なのでラップもその距離に合わせて自動記録させました。最終ラップ以外は時速30km/hを維持できています。最大速度44.8km/hをマークした3週目は最速ラップになりました。

以下はバイクに取り付けておいたGARMIN Edge 500Jの記録です。




1kmごとのラップタイムです。こちらの記録では距離39.73kmでやはりほぼ40kmです。最大速度は46.7km/hとなりました。

4.T2(バイク→ラン) 2分21秒

若干もたついた感がありますが、まずまずのトランジションではないでしょうか。

5.ラン 55分38秒(キロ5分33秒)




記録では距離9.51kmです。去年もそうだったのですが、このランコースは10kmよりも明らかに短いようです。時間は52分47秒、ペースはキロ5分33秒でした。ゴール前の最終ストレートはキロ3分45秒ペースで走ったようです。


以下は大会オフィシャルサイトの公式記録です。

http://www.jtu.or.jp/results/2015/15yokohama_standard.pdf

総合順位 710
総合記録 2:58:57
スイムラップ 0:41:07
S順 889位
バイクラップ 1:25:17
B順 513位
スプリット 2:06:24
通過 703位
ランラップ 0:52:33
R順 673位
男子順位 629位
年齢区分 50-54
年齡別順 84位





バイクで順位を156位上げて、総合ではさらに30位上げたことになります。完走者が964人ですから如何にスイムが遅かったかがわかります。

去年の結果と比較してみました。

http://www.jtu.or.jp/results/2015/15yokohama_standard.pdf
http://www.jtu.or.jp/news/2014/pdf/2014yokohama_age_result.pdf


横浜トライアスロン大会での個人成績比較

気象条件(気温27℃/19℃、午前9時水温18℃)は去年とほぼ同じ、今年は波がややあったようですが完走者のスイム平均タイムはほぼ同じだったので、条件はほとんど同じだったと思います。

スイムでは1分34秒短縮、2回のトランジション含むバイクでは2分39秒短縮、逆にランでは1分36秒遅くなっています。

合計タイムでは2分37秒短縮していますが、この1年間トレーニング頑張ってきた割にはあまりにも小さい進歩。。。メチャクチャ悔しいです。。。 

納得いかないので、年初(1月1日)からレース当日までの約5ヵ月間のトレーニング距離を比較してみました。
年初からのトレーニング距離比較

意外にも今回苦しんだスイムやランは去年のほうが明らかにトレーニング距離が多かったことがわかりました。もちろんトレーニングは量より質のほうが重要ですが、トレーニングでこなした距離がひとつの目安になるのは確かです。

これでスイムが伸びなかったこと、ランが遅くなったこと、すべてが納得です。

トレーニングは嘘をつきませんね。。。

数字だけを見れば不本意な結果に終わった横浜トライアスロンでしたが、バイクの力は確実についていることが分かったのは嬉しいし、何よりも天候に恵まれ無事に完走できたことはとても幸運なことでした。

そして応援してくれた家族、レースに一緒に出た友人たち、そしてこのような素晴らしいイベントを企画・運営してくださった大会事務局やボランティアの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

不本意なレース結果であったにも関わらず、完走後はなぜか清々しい気持ちで会場を去ることができたのは、家族や友人たちと充実した時間を過ごせただけでなく、大会運営が素晴らしく、出場選手へのサポートが手厚いからだと思います。

今回は初めての50才のエイジクラスでしたが、50代でも若手に負けないくらい頑張っている人がたくさんいました。トライアスロンへの挑戦はいつまで続けられるかわかりませんが、来年も横浜トライアスロンには出場したいと思います。




【トライアスロン初挑戦】横浜トライアスロン2014( 世界トライアスロンシリーズ横浜大会)なんとか完走できました!

コメント

  1. こんにちは!
    以前、「トライアスロン目指してます」と匿名にてコメントさせていただいた者です。

    モニオさん、横浜大会、完走おめでとうございます!
    待望の新着レポ楽しく拝見いたしました。
    今回も堂々の3時間切りですね!さすがです。3時間を切るのは、本当に大変なことだと
    思います。

    モニオさんのレポはいつも臨場感たっぷりで、何度も繰り返し読ませていただいています。
    途中途中で競技中の写真や、モニオさんの勇姿も拝見出来、当日の会場にいたような
    気分です!(モニオさん、いつも本当に良い表情していらっしゃいます!)。
    レース中の状況や、その時の心情がつづられているので、とても読み応えがあります。
    レポには書かれていませんでしたが、レース当日って何時に起きるのだろう?朝は何を食べるのだろう?
    せっかくなので、もっともっと長編で書いて下さったらいいのに・・・。そんな贅沢な
    思いにいつもかられています(笑)。

    私はモニオさんと比べると全然練習も少なく、「こんなんじゃデビュー出来ないぞ・・」
    と、自分を叱咤しながらの毎日です。自転車もこれから買うくらいなので、道のりは長い
    です・・・(涙)。

    自己紹介がてら、大変お恥ずかしながら基本スペックを書かせていただきます(苦笑)。

    年齢:もうすぐ47(汗)
    身長:165
    体重:58(体脂肪14%)
    平均タイム
    水泳(1.5Km):36分
    バイク(40Km):未知数(苦笑)
    ラン(10Km):52分

    あらら・・・な残念なタイムばかりですが、これでも結構一生懸命なのです(苦笑)

    こんな私ですが、これからもよろしくおねがいいたします。
    また、何か分からないことがありましたら、先輩としてご教示くださると幸いです。

    モニオさんも健康第一で、目標に向かって頑張ってください!

    以上、長々失礼いたしました。


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    返信
    1. Seiさんこんにちは

      ブログ訪問いただきありがとうございます!
      少しでも参考にしていただたら嬉しい限りです。

      レース中の出来事でいつも頭が一杯になり混乱してしまい、ブログを書くと落ち着くのです、なぜか。。。

      今回は目標タイムに全然届かなかったので、次回は頑張らなければと反省しているところです。

      Seiさんもトライアスロンに向けて準備中なのですね。自転車これから買うとは正直羨ましいです ^_^

      トライアスロンは事前準備が結構大変な割には、あまり情報がなくて苦労します。トランジションの練習とか、1週間前からの調整とか、まあ自己流でやっているだけなのですが、今度は事前準備編を書いてみようかと思います。

      私もトライアスロンをやろうと突然思い立ったのは、47歳のときでした。当時はロードバイクは未経験、スイムもゼロという状況でした。Seiさんはスイムもランもバッチリですので、余裕でトライアスロン行けると思いますよ!

      いつかどこかの大会でご一緒できるといいですね。Seiさんも健康にはお気をつけください。

      削除

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