[EXPO 2025 大阪・関西万博訪問記] 三大人気パビリオン(イタリア、フランス、アメリカ)日本館ほか


大阪で開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」に行ってきました。


妻と次女と3人で大阪2泊3日で訪問、朝から晩までパビリオン巡りで万博を満喫しました!

0. EXPO 2025 大阪・関西万博

EXPO 2025 大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日までの6か月間開催されています。1970年以来55年ぶりとなる大阪での万博となります。

テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、世界中から約150か国・25の国際機関の参加が見込まれています。

重点テーマとして「未来の医療」「ウェルビーイング」「持続可能性」などが掲げられ、最先端の技術や社会モデルの展示が行われます。

会場には、「リング」と呼ばれる大屋根構造が設けられ、その下に各国のパビリオンが配置されています。


このリングは全長2kmの巨大なもので、木造建築物としてはギネスに登録されました。

開催場所は大阪・夢洲の埋立地、新大阪駅、大阪国際空港、関西国際空港、いずれからも微妙に遠い距離にあります


オフィシャルサイトのマップよりも、「つじ」(@t_tsuji)さんの非公式万博マップのほうがわかりやすということで、こちらを活用しました。


開催前はメディアがいろいろネガティブな発信をしていましたが、GW以降、5月の来場者数は伸び続け、6月29日には来場者数が累計1000万人を突破するほどの人気に。

それでも、「暑い」「並ぶ」「予約できない」の三重苦は相当なもので、人気のイタリア館に至っては、最大待ち時間6時間!という怖ろしい状況になっています。

ちなみに、イタリア館、フランス館、アメリカ館の3つは、事前予約必須の人気パビリオンが取れなかった来場者の大多数が、入場とともに向かう三大パビリオンだそうです。

我が家も事前のパビリオン抽選はすべて外れました 笑

1. Day 1

妻が先月友人とEXPOに行ってきてとても楽しかったということで、次女の学校の休みを利用して、妻と次女と3人で行くことに(社会人1年目の長女は有給が取れずに留守番)

7/13(日)の夜に大阪入りして、7/15(火)の夜に東京戻り、2泊3日の旅程です。

 

宿泊ホテルは、ホテル近鉄ユニバーサルシティ


セサミストリートのキャラクターがお出迎え


翌日の早朝、良い天気ですが、午後から雨予報


タクシーで西ゲートの会場に午前7:45到着


開場の9:00より1時間以上早いのにこの行列!


日傘は必須


荷物チェックを済ませて会場内へ


デジタルチケット


まず目指すは人気のイタリア館


イタリアは3月に家族で旅行に行ってきました

[イタリア旅行記その1 - ローマ] サン・ピエトロ大聖堂、システィーナ礼拝堂、コロッセオなど
大屋根リングが見えてきた

1.1 イタリア館

イタリア館到着、2時間待ちとな


暑かったですが、幸いにも1時間30分ほどの待ち時間で入場


イタリアの紹介


スクリーンが開いて次のセクションへ


目玉のひとつ、「ファルネーゼ・アトラス」重さ約2トンの大理石の彫刻、天球部はなんと紀元2世紀の作品(顔と身体は16世紀に追加)


「空間における連続性の唯一の形態」(ボッチョーニ)


心臓のオブジェ


伊東マンショの肖像画(ティントレット)、マンショはイエズス会員でカトリック教会の司祭


これはなんじゃろか?


アプリで検索、DTTフムフム。。。


「復活のキリスト」(ミケランジェロ)局部が丸出しのキリスト像は初めて見たかも


バチカン美術館所蔵の「キリストの埋葬」(カラバッジョ)


レリーフも展示されてました


絵に描かれている人物の分析


詳しい図解も


天井を見上げると人工衛星が



「創造の旅は、時と空間を超えて」7/13 -7/19の期間限定展示


本国でも非公開というダビンチの「アトランティック・コード」2枚が展示されていました


凄いイタリア館の気合の入れよう



ファッションのコーナーも大人気



マリア・カラスが着用した衣装



考える手、創り出す手


アプリで詳細も調べられる


さすが工業デザインの大国

 

見応えのある展示が続きます


「教皇」(ポモドーロ)


グリーンの眼がチャーミング


どの作品もオシャレ


最新スクーター Vespa GTV300


そういえばずっと昔、ホンダのスクーター「ジェンマ」でイタリアの俳優ジュリアーノ・ジェンマがCMに出てた記憶が

ジュリアーノ・ジェンマ

モーゼ像(ミケランジェロ)の写真


各種テキスタイル


VRは3台のゴーグルのうち2台が充電中ということで待ち時間30分以上、ガイドの人は「イタリアの街並みが見れるだけです」と叫んでいました


まだまだ展示は続く。。。最新テクノロジー類


Hydrone-R(水中ロボ)


上の階へ


外に出た


パビリオンの屋上も展示コーナーになっている


ミツバチと花粉媒介者



マスコットのイタリアちゃん


イタリアといえばやはりワイン


これはなんのオブジェだったか。。。


イタリア館の滞在は45分でした

外のジェラートの屋台も大盛況


出口にはスタンプラリー(デジタルと実印の両方)が


イタリア館のスタンプは一度パビリオンを出てしまうと押せないので注意(他のパビリオンより厳しい)


イタリア館は、評判どおり展示が充実した素晴らしいパビリオンでした!

1.2 特別展(日本とオランダのアートコラボレーション)

イタリア館の近くの特別展に立ち寄りました


日本とオランダのアーティストのコラボレーション作品の数々が展示


出島オランダ商館


ちょうど先月、トライアスロン大会に行く途中で、長崎の出島和蘭商館跡を訪れました

[バラモンキング参戦記] 2025五島長崎国際トライアスロン大会(Aタイプ)に挑戦

1.3 会場散策

COMMONSというのはいくつかの国がまとまったパビリオン


会場内はとにかく広い!(東京ディズニーランドの約3倍)


いのちの未来館


中国館


クウェート館は入場制限中


オーストリア館


スイス館


コロンビア館


無料ウォーターサーバー


あまり冷えてはいないけど助かる


各種イベント会場


本日開催のイベント


EXPOのオフィシャルストア


豊富なミャクミャク関連グッズ


妻はミャクミャクのハンディ扇風機をゲット、4980円ナリ




ミャクミャクはお尻にも目が 笑

1.4 日本館

当日の予約で11:50~の日本館が取れたので、日本館へGo!


至る所に設置されている扇風機は大助かり


オーディオガイドは無料


日本館のテーマは「いのちと、いのちの、あいだに」です。

このテーマは、万博全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を、日本ならではの視点で表現し、持続可能な社会の実現を体験できる構成となっています。

また、日本館の展示では、「循環」をキーワードに、いのちを取り巻く様々な「循環」を体験できる内容となっています。


「プラントエリア」「ファームエリア」「ファクトリーエリア」の3つのエリアで構成されています


各エリアの入口にある砂時計のイメージ


プラントエリア


コンセプチャルな展示




何かの再生プロセス



外に出た


火星でも水は循環する


火星の水の循環というテーマは、つい最近読んだ『火星の人』の重要な要素でもありました


目玉のひとつ「火星の石」


2000年に日本の南極観測隊が南極で発見されたもので、火星由来の隕石としては世界最大級


「ファームエリア」


引き続きコンセプチャルな展示


アプリのガイドも参照


グリーンに統一されている



藻からの再生品(だったか)






  • ミカヅキモキティ(Closterium/Desmid)三日月形の淡水藻。優雅な湾曲フォルムが特徴
  • ケイソウ(珪藻…Diatom)キティ 対称的で美しい模様のシリカ殻を再現
  • 正十二面体藻キティ 顕微鏡でしか見られない多面体形の微細藻を表現
  • 四つ葉クローバー藻キティ 四枚葉状の珍しい藻類形状をモチーフに
  • 三角形藻キティ 鋭角三角形の微細藻の形態をそのままデザイン
  • 四角形藻キティ 正方形・矩形状フォルムの藻類をアレンジ
  • スピルリナキティ らせん状の細長い藍藻を可愛く丸めたデザイン
  • ワカメキティ 海藻ワカメを髪の毛風にあしらったスタイル
  • ヒジキキティ ひょろ長く枝分かれした黒系海藻を表現
  • 海藻ストランドキティ モサモサ成長する海草の束を髪形に
  • バルブ状藻キティ 中に空洞があるパイプ状の藻類を連想
  • 球体クラスタ藻キティ 球状に集合する藻の塊をヘアピース化
  • バー状/棒状藻キティ 直線的な藻類のフォルムをヘッドバンドに
  • 葉っぱ状藻キティ 大きな葉形態の海藻を帽子状に
  • 傘状藻キティ 日傘のようなフラットな丸藻類を模した形
  • チューブ状藻キティ 長く筒状に伸びる海藻の姿
  • 胞子嚢型キティ 藻の胞子を形成する袋状部分を再現
  • 網目構造キティ ネット状に拡がる微細構造
  • 気泡持ちキティ 気泡で浮遊する藻を再現したデザイン
  • ストロマトライトキティ 原始的藻類のコロニー
  • シリカ装甲キティ 珪藻の硬い外殻(模様つき)
  • 寄生藻キティ 他の藻や動植物に付着する藻
  • 螺旋房型キティ ねじれながら房状になるタイプ
  • 樹状分岐キティ 木の枝のように分岐する形
  • 壷型キティ 小さな壷のような形態(淡水性藻)
  • 雫型キティ 涙型に似た流線型フォルム
  • 虹色藻キティ 多色性の色素を持つタイプ(偏光表現)
  • 光合成強化型キティ 葉緑体を誇張したエネルギー感
  • 糸状連結キティ 繊維のようにつながる形状
  • 多胞体キティ 多数の細胞がつながった構造体
  • 原始細胞キティ もっとも古い単細胞生物の模写
  • 共生藻キティ 他の生物と共生する藻の姿を表現

日本が世界に誇るキャラクターを活用したユニークな展示


ボトル状の牛たち


なんだかわからないけどキレイ



3つめの「ファクトリーエリア」


忙しそうに動くロボットと監視員1人


藻類から成型されたスツールがあちこちに


各種工業製品


「やわらかく作る」が肝心


接着剤を使わない製法


ビルの耐震


柔よく剛を制す


風呂敷


焼杉、表面を焼くことで耐久性を高める


式年遷宮


珪藻土の巨大プレートに水が垂れて吸収されるデモ


ストアも大盛況




藻類キティちゃん


キーホルダーは32種類何が当たるかわからない


タオルとキーホルダー4つとクリアファイルをお買い上げ


支払いにはミャクペイも対応


3人のキーホルダーはこれでした!


さすが日本館は気合が入っていましたね

1.5 会場散策

ロボットが巡回警備中


人気のカタール館

1.6 ベトナム館

去年2回旅行に訪れたベトナム館


旅行は楽しかったなー


経済成長著しい社会主義国


Xin Chao!


伝統音楽の水上人形劇


ステージは今日はお休み


ベトナムコーヒー、ヌクマム、シルクなど名産品の数々


SDGs的な展示


伝統音楽


スマートホーム


スタートアップ企業活動が盛ん


Viettel、FPT、VINGROUPなど日本では馴染みがない巨大企業


宝石類


ベトナムと日本の親密な関係


ベトナム料理店


数々の展示品コーナー


どれも見応え十分








バスケットには精巧な鳥の刺繍が







懐かしのストリートトレイン


54民族の色彩


お土産店



期待通りの充実した展示でした

1.7 会場散策

フランス館前


雨がパラついてきた


大人気のミャクミャクHOUSE


カナダ館


ポルトガル館


ミストの噴射機も有難い


ポルトガルのレストランのメニュー




テイクアウトに並びました


スープとオリーブなどのミックスプレート、味はまずまずでした

1.8 アラブ首長国連邦館

迫力のある建物、待ち時間ゼロで入場


内部は意外にスカスカでした 笑

1.9 会場散策

リング上部からの眺望


ウッドデッキ1周は2km


ちょうど噴水ショーの時間でした


ラスベガスのベラージオの噴水ショーを彷彿とさせる

長ーいエスカレーターで降りました


トルクメニスタン館

1.11 落合陽一「null²」館

当日予約の取れた落合陽一「null²」(ヌルヌル)館へ


「null²(ヌルヌル)」は、メディアアーティスト落合陽一がプロデュースする「いのちを磨く」をテーマに掲げるパビリオン


なんか不思議なサウンドが鳴り響いている


館内で開始を待つ


SF的な世界観


うーーんなんか難解なテーマだ


内部の仕掛け


展示の説明も哲学的


パビリオンショップ


自然と人工物、身体と情報空間が融合した「デジタルネイチャー(計算機自然)」を通じ、新しい自己認識や生命観を体験できました(?)

1.12 会場散策

場内にはコンビニもあります(入場するのに列に並ぶ)


ドリンク類は自販機よりもコンビニのほうが安いです

1.13 チェチア(チェコ)館

チェコの国名はCzechia(チェチア)なんですね


螺旋状のスロープ沿いに展示が



イラスト中心でほんのりと


来所した著名人の寄せ書き


石破首相のサインも


天井からは不思議なオブジェが




ミュシャ(アール・ヌーヴォーを代表する画家)の銅像


ゆるふわ


対戦ゲームが体験できました


チェコ館のキャラかな


CLT(Cross Laminated Timber)


ウランガラス、世界中でチェコでしか作られていない貴重なガラス


紫外線があたるとボーっと輝きます


3Dプリンター


Prusaというメーカーの3Dプリンターは、中国に次いで世界第2位のシェアを誇ります(全然知らなかった)



屋上に出ました


会場を一望


レストランに入って一休みすることに


ピルスナー


窓側の席を案内されました


かんぱーい


しばらくまったりと過ごしました

チェコは30年くらい前にプラハを訪れたことがありますが、物価が安くて芸術が盛んな居心地の良い場所だった記憶しかなく、今回のEXPOで最新の状況がわかって大いに参考になりました!

1.13 会場散策

英国館


ハンガリー館

1.14 ポーランド館

ポーランド館の列に30分くらい並びました


並んでいる間に観ていた映像(ポーランドの歴史)


色彩豊かなプロジェクション


超ワイドなスクリーン


プラシのようなものが壁にズラリと


しかも動いている


ブラシのような柳の楽器「オーラ」、ショパンのリズムを刻むように響くそうです


残念ながら音は聞こえませんでした


天井から吊り下げられたデコレーション




未来のラボ



これは何だったか


ヘルステック、医療技術など


建物の外壁と同じ木材の集合体



ショップの宝石類





ポーランドも30年くらい前に訪れたのが最後だったので、良い勉強になりました!

1.15 ルーマニア館

ルーマニアと聞いて何を連想するでしょうか?


Chat GPTに「ルーマニアで有名な10個のもの」を聞いてみました

ChatGPT:
ルーマニアで有名なものを10個ご紹介します。歴史、自然、文化、食など、さまざまなジャンルから選んでいます。

🇷🇴 ルーマニアで有名な10のもの
ドラキュラ城(ブラン城)
 → ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』のモデルとされる城。観光名所として有名。

カルパチア山脈
 → 美しい自然景観とハイキング、スキーなどアウトドア活動で知られる。

トランシルヴァニア地方
 → 神秘的な雰囲気と中世の町並みが残る地域。ドラキュラ伝説の舞台。

ミハイ・エミネスク
 → ルーマニアの国民的詩人。ルーマニア文学の象徴。

ジョルジェ・エネスク国際音楽祭
 → クラシック音楽の国際的な祭典で、東欧最大級。

ルーマニア正教会
 → 東方正教の一派で、国民の多数が信仰。多くの美しい教会・修道院が点在。

チャウシェスクの人民宮殿(国民の館)
 → 世界最大級の建築物の一つで、旧共産党政権の象徴的建造物。

ママイア(黒海沿岸のビーチリゾート)
 → 夏は観光客でにぎわう人気のビーチ地帯。

ルーマニア料理(サルマーレ、ミチなど)
 → サルマーレ(肉と米のキャベツ包み)や、ミチ(ハーブ入りひき肉のグリル)が有名。

ダキア人とローマ帝国の遺産
 → ルーマニア人のルーツとされる古代民族ダキア人。ローマ帝国との関係も深く、遺跡が残る

ほとんど何も知らない 笑


デモンストレーションの前半は、著名な学者や宇宙飛行士の紹介


後半は民族衣装を着たダンサーの踊り



工芸品のワークショップ


数々の伝統工芸品






着物の女性がモデルの絵画


衣装も展示


ルーマニアに行ってみたくなりました!

1.16 会場散策

広場「いのちパーク」では15分に1度、約3分間ミストが噴き上がります


ほとんど何も見えなくなる



安全面でいろいろ言われているようですが、個人的には暑さのなか有難い演出でした


ブラジル館


カナダ館


カタール館

1.17 フランス館

妻が前回訪れておススメというフランス館は、次女とワタシが列に並びました


長い行列ですが、待ち時間は45分見込み、体力的にそろそろ疲れが 笑


確かにほぼ45分で順番が


ようやく入館



イルミネーションがキレイ


LVの鞄を背景に手が


さすがブランド大国



でもSDGsとは関係ないような 笑


また手が出てきた


超ワイドスクリーン


中庭のオリーブの樹


樹齢はなんと1000年!


分かち合う手、またまた手が出てきた


風船


衣装類


バッグ



ホワイトが基調の印象的な展示






こちらはブルーが基調





何ともフランスらしいオシャレな展示でした!

1.18 電力館

妻が電力館の予約を取ってくれました!

電力館といえば、かつて渋谷に東京電力の運営する電力館がありましたが、東日本大震災後に閉館になりました

この電力館は電気事業連合会の運営です


入口で好きな色のタマゴを選びます


タマゴをかざしてポイントを貯めます


次世代エネルギー(核融合エネルギー、無線給電、振動力発電、植物発電、マグマ発電など)に触れ合う


参加型イベント(振動力発電)


植物発電


テーブルで核融合ゲーム開始


できる限り重水素と三重水素を集めます!


なんと左隣の妻が優勝


こちらも似たようなゲーム


輝きエリア、オーロラのような展示



タマゴの中身の仕組みを公開


ギフトショップ



マジメな話、原子力発電の代替となるエネルギーを生み出せるのは、核融合くらいしかないのですが 笑


排熱利用の発電は米国でも成長しているとのニュースも聞いたので、将来の可能性に期待しましょう

1.19 空飛ぶクルマ

EXPO全体の目玉のひとつ空飛ぶクルマ



来場者を乗せずに飛ぶデモ飛行を行うことになっていた「空飛ぶクルマ」は、デモ飛行中に部品の一部が機体から落下するトラブルが起きた後、デモ飛行が中止になっていましたが、7月12日から再開されました


今回見学したのは静態でしたが、これぞ万博の未来の象徴ですね


9月下旬から10月13日まで実機によるデモ飛行が予定されています


2028年にサービス開始予定とのこと、空飛ぶクルマが実用化される日を楽しみに待ちましょう

1.20 ペルー館

時刻は午後8時20分、閉館するパビリオンもチラホラという空いているチャンスにペール館を訪問


いつか行きたいマチュピチュ


ナスカの地上の絵


コーヒーなど特産品


民族衣装、コンテストの優勝者の現代風作品だそうです


銀細工品


精巧な箱


宝飾芸術


古代ペルーの黄金の装飾品(シパン王の墓から出土)


同じくシパン王の墓からの出土品


シパン王について


等身大の人形も展示されていました


観光がテーマのペルー館でした

1.22 クラゲ館

クラゲ館は、創造性の象徴である「祭り」をテーマにしたシアターで世界の音と全身で踊る体験など、人が出会い共創・協奏​できる空間になっています


クラゲのオブジェがたくさん


イベント会場なので、特筆すべき展示はなし

1.23 プロジェクションマッピング

いよいよ閉館の22:00が近づいてきました

今日は風の影響でドローンのデモンストレーションは中止になってしまいましたが、プロジェクションマッピングは開催


噴水ショーと併せて


イルミネーション



リングに登って夜景を堪能


21:00を過ぎて会場を後に、タクシーでホテルに戻りました(タクシーは待ち時間ゼロ)

1.24 夕食(ウォルフガング・パック)

ホテル内の大戸屋で夕食をと、外の入口に向かう途中でウォルフガング・パックを発見

リブステーキの豪華な夕食に変貌しました 笑


ピザも注文、ウマ~


今日はちょうど20,000歩でした


朝から夜まで一日お疲れさまでした!(マジで疲れた)

2. Day 2

朝6:00に起床、天気は曇り


昨日の一般入場者数は92,000人だったようです


タクシーで会場へ、なんか晴れてきた


午前8:10西ゲートに到着、すでに長蛇の列


午前9:00開場


ドピーカンの天気に!今日も暑い1日になりそう

2.1 パソナ館

当日予約できたパソナ館へGo!


待たずに入れるのは嬉しい


生命の進化の樹


下から1~10まで生命誕生から死滅まで


ステージ7でミツバチが絶滅して全ての生命が絶滅するそうな


アンモライト(アンモナイトの化石が地中で特別な条件で変化したもので、虹色の輝きを放つ宝石)


世界最大級だそうです


こっちは一般的なアンモナイト化石


アトムとブラックジャックが案内人


目玉のiPS心臓は大人気



iPS細胞由来の心筋細胞をシート状にして立体化させたもので、培養液の中で拍動する様子を観察できます


こちらはiPS心筋シート


2つの展示に人がひしめく


未来の医療技術


アトムとブラックジャックが再登場


未来のベッド



動物の睡眠時間、キリンは1.9時間、ナマケモノは20時間


人とサイバーフィジカル空間(CPS)の融合


機械が何でも助けてくれる世界、じきお世話になりそう 笑


微生物の世界


ぼやーっと光る壁


心拍数、血圧の管理


ギフトショップ

2.2 会場散策

ガンダム


直射日光を避けてリングの日陰が大人気



しかし今日は昨日より暑い。。。


トルコ館



タイ館

2.3 サウジアラビア館

比較的空いているサウジアラビア王国館へ


ハラムの鳩、アルハダリ、馴染みのないコンテンツばかりだ


恐怖のヤシの女


文化音楽スタジオ


日干しレンガ、サンゴ石、花崗岩、リヤドストーン


自然が豊富な土地



サンゴにタッチ


サンゴのディスプレイ


建物の造りが複雑で凝っている


国を挙げていろいろ取り組んでいる


オイルマネーのパワーを感じる


SINDALAH島、高級リゾートアイランド



ギフトショップ


チャイ(紅茶)


いつか行ってみたいサウジアラビア王国でした

2.4 スペイン館

妻イチオシのスペイン館へ


待ち時間0分


1609年にサン・フランシスコ号が千葉県沖で難破したのが日本との交流の始まり


「ハポン」という苗字のスペイン人が結構いるそうです


ハポンさん


風力発電


バイオ技術


スペイン各地のポストカードか何か


スペインワイン


私、欧州のメジャーな国で、スペインだけは行ったことがないんです 涙

2.5 ランチ(スペイン料理)

11:00オープンのレストラン


何やら美味しそうなメニュー、ちょっと早いランチで開店まで並ぶことに


広々とした店内


オーダーはスマホで

 

スペイン19地域のピンチョス・タパスが食べれるコース(5,550円)



どんどん来ます!



どれも美味しくて大満足





美味しいパンも食べ放題


次女は大好物のチュロスをオーダー


スペイン館のレストランは強くおススメします!

2.6 会場散策

今日は最高気温35℃の予報、シャレにならないくらい暑いが、風があるのがせめてもの救い


リング下の日陰に逃げ込む


バーラト(インド)館

2.7 オーストラリア館

当日予約が取れたオーストラリア館へ


予約ありのレーンは待ち時間ゼロ


スイスイと入場


ジャングルの世界



グレートバリアリーフの世界




映像は見事でしたが、展示がほぼゼロというちょっと中身に乏しいパビリオンでした

2.8 アメリカ館

三大パビリオン(イタリア、フランス、アメリカ)のアメリカ館へ


60分待ちならマシなほうだ


炎天下を耐えてようやく入場~


通路を抜けて


アメリカーンなお姉さんのガイド


やはり宇宙関係が強い


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡


ロケットの噴射口の真下でカウントダウン



宇宙を巡る旅に出ました




お次は目玉の月の石


ワクワク


「止まらないでくださーい」(係員)


これが


月の石か!


1秒で通過 笑


最後はギフトショップ


Expoキャップ 8,500円 笑


Plushie ぬいぐるみ


キーホルダー(中)


キーホルダー(小)


ポスター


どれにも手が出ませんでした 笑

2.9 スイス館

お次はスイス館へ


サルスベリかな?


10分ほどで入場


シャボン玉が次々と浮かびあがる


JPEG DNAデータ保存


コレは何だったかなー


先端科学技術の紹介


妻に「アナタ理系なんだから説明して」って、こんなのわかるかーい! 笑


ブロッホ球状の量子ビット、難解過ぎる


覗いてみたけどよくわからず


これはロボットということだけわかる


最後はお約束のハイジ


ハイジのアニメは娘たちが小さいときに良く見たなー(ロッテンマイヤーさんとか)


スイスはハイテク産業が盛んな国ということが良くわかりました(実際ローザンヌ工科大学とか世界的に有名)

2.10 会場散策

フード・物販エリアで一休み


フードコートのような感じ


ミャクミャクとのコラボ商品がいっぱい


人間洗濯機


ドリンク類も安い

2.11 大阪ヘルスケア館

入場制限中でしたが


しばらく待っていたら入場再開しました


ミライ人間洗濯機の列に並ぶ(AIコンシェルジュロボットは事前予約のみ)


ここにもiPSの心筋シート




ミライ人間洗濯機


実演スケジュールは時間が合わなかったので、説明員の方に話を聞きました


微細な気泡「ファインバブル」を活用して全身を洗浄するのに約15分(注水、洗浄、生体データ測定、排水、乾燥)

また、入浴者の生体データを測定し、よりリラックスできる空間(映像や音楽など)を提供するそうです


雛人形、なんで飾ってあったかな?


ランドセル、これもなんで展示してたかな?


視覚のトリックなど






ミライ人間洗濯機が普及する時代は果たして来るのか?

2.12 会場散策

天気が良いのでリングの上から景観を楽しむ




2.13 アゼルバイジャン館

ひときわ目立つアゼルバイジャン館へ


アゼルバイジャンも知識が乏しいので、ChatGPTに聞きました

アゼルバイジャンで有名なものを10個あげてください。


ChatGPT:
アゼルバイジャンで有名なものを10個ご紹介します:

1. バクー(首都)
カスピ海沿岸に位置するアゼルバイジャンの首都。モダン建築と歴史的遺産が融合しています。

2. 火の国(Land of Fire)
地中から天然ガスが噴き出す場所が多く、古代から火の信仰(ゾロアスター教)と関わりがあります。

3. ヤナル・ダグ(燃える山)
地面の割れ目から天然ガスが燃え続けている場所。24時間炎が消えない神秘のスポットです。

4. ヘイダル・アリエフ・センター
ザハ・ハディドが設計した近未来的な建築物。アゼルバイジャン現代文化の象徴です。

5. カスピ海
世界最大の湖であるカスピ海に面しており、漁業・石油資源の中心でもあります。

6. 石油と天然ガス
資源が豊富で、経済の主要産業。特にバクー油田は有名です。

7. カラバフ地方
長年アルメニアとの紛争地域であり、2020年の戦争でも注目を浴びました。

8. バクー旧市街(イチェリ・シェヘル)
ユネスコ世界遺産。歴史ある城壁都市で、乙女の塔やシルヴァン・シャー宮殿が有名。

9. アゼルバイジャン料理
プラフ(ピラフ)、ケバブ、ドルマ(ぶどうの葉の詰め物)、チャイ(紅茶)などが人気。

10. ムガーム(Mugham)音楽
伝統的な即興音楽で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

うーーんほとんど聞いたことがない


ホールで映像が流れる(説明員はいない)


展示品は通路に


民族


民族衣装


帽子やベルト


男性の正装


スポーツ振興


外観が荘厳な割には内部の展示はとてもスッキリとしていてちょっと驚きました

アゼルバイジャンもいつか観光で訪れてみたいですね

2.14 退場

そろそろ帰る時間に


ミャクミャクのモナカアイス


ミャクミャクと記念撮影


伊丹空港へのシャトルバスでは全員が爆睡 笑


こうして2泊3日のEXPO訪問を無事に終えました


妻は「またEXPO来るわ!」スゴイ 笑


今日は17,372歩でした

3. まとめ

以下は今回訪問したパビリオンの一覧と評価です

Day 1
イタリア ☆☆☆☆☆
日本 ☆☆☆☆★
ベトナム ☆☆☆☆★
アラブ首長国連邦 ☆☆★★★
落合陽一「null²」☆☆★★★
チェチア ☆☆☆☆★
(レストラン ☆☆☆☆★)
ポーランド ☆☆☆★★
ルーマニア ☆☆☆★★
フランス ☆☆☆☆★
電力館 ☆☆☆★★
ペルー ☆☆☆★★

Day 2
パソナ ☆☆☆★★
サウジアラビア ☆☆☆★★
スペイン ☆☆☆★★
(レストラン ☆☆☆☆☆)
オーストラリア ☆☆★★★
アメリカ ☆☆☆★★
スイス ☆☆☆☆★
大阪ヘルスケア ☆☆☆★★
アゼルバイジャン ☆☆★★★

「暑い」「並ぶ」「予約できない」の三重苦にはやられましたが、それでもこうして全世界のパビリオンが一堂に会して訪問できるのは果てしないメリットがあり、はるばる東京から訪問した価値は十二分にあったと思います。

今回、時間がなくてCOMMONSのパビリオンに立ち寄れなかったことと、大人気のヨルダンを訪れることができなかったのが心残りでした。

今回展示されていた技術やサービスは、将来どのような形で実現されるのか、温暖化が進む未来の地球を果たしてどう救うことができるのか、興味は尽きませんね。。。

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