今日は友人と、D.I.D 全日本モトクロス選手権
2026第8戦の観戦に、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジに行ってきました。
レース初観戦でしたが、唸りを上げてダートを疾走するオートバイが空中を舞う姿に大興奮!
人間技とは思えないアクションの連続で、観ただけでモトクロスの凄まじさを実感してきました!
1. モトクロスとは
モトクロスとは何でしょうか?
(以下はChatGPTの回答をベースにしています)
モトクロス(Motocross)とは、オフロードのコースをバイクで走り、速さを競うモータースポーツです。土や砂、泥でできたコースを走り、ジャンプ台を飛び越えたり、急カーブを曲がったりする、迫力のある競技です。
モトクロスバイクには、主に250ccと450ccのエンジンが使われます。
現在の競技用モトクロスバイクでは、4ストローク単気筒エンジン(通称4スト)が主流です。かつては2ストロークエンジン(通称2スト)も非常に一般的でした。
なお、250ccだから必ず初心者向けというわけではなく、競技用250ccもかなり高性能です。
モトクロスバイクを特徴づける部品のひとつが、長いストロークを持つサスペンションです。
- フロント: 太い倒立フォークで、前輪の衝撃を吸収する。
- リア:
スイングアームとショックアブソーバーで、後輪の着地衝撃を吸収する。
- 調整機構:
スプリングの硬さや減衰力などを、ライダーの体重やコースに合わせて調整する。
舗装路用のバイクと比べて、車輪が上下に大きく動けるよう設計されています。ただし、サスペンションが優秀でも、着地の姿勢や速度が悪ければ転倒や車体の損傷につながります。
モトクロスバイクは、余分な装備を極力省き、軽さと操作性を優先しています。
なお、モトクロス用のバイクは一般にナンバープレートや公道走行に必要な装備を備えていない競技専用車で、公道ではなく専用コースで走行するのが基本です。
つまり、モトクロスを始めるためには、専用のバイクが必要で、また公道を走れないため、そのバイクをモトクロスの練習や大会ができる場所(関東近郊ではほとんど限られている)まで運ぶ必要があります。
プロテクターや専用のブーツ、ヘルメットなど必須の装着品も多く、これらもすべて調達する必要があります。
怪我のリスクも極めて高く、一般人が始めるには、なかなか敷居の高いスポーツですね。
2. D.I.D 全日本モトクロス選手権 2026
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026は、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が公認する、日本最高峰のモトクロスレースシリーズです。
開催概要と特徴
• 大会の目的:
オフロードバイクを用いた国内トップレベルのライダーたちが、年間王座をかけて全国のサーキットを転戦する選手権です。
• 配信:
全大会の主要クラス(IA1、IA2、レディースなど)の模様は、公式YouTubeチャンネル等でライブ配信が行われています。
2026シーズン スケジュール(全9戦)
• 第1戦: 03/15 – いなべモーターランド(三重県)
• 第2戦: 04/19 – HSR九州(熊本県)
• 第3戦: 05/23-24 – オフロードヴィレッジ(埼玉県)
• 第4戦: 06/06-07 – スポーツランドSUGO(宮城県)
• 第5戦: 06/27-28 – 世羅グリーンパーク弘楽園(広島県)
• 第6戦: 07/12 – 新千歳モーターランド(北海道)
• 第7戦: 09/12-13 – 名阪スポーツランド(奈良県)
• 第8戦: 10/10-11 – オフロードヴィレッジ(埼玉県 /
スーパーモトクロス仕様へ大規模レイアウト変更)
• 第9戦(最終戦 / MFJ-GP): 10/31-11/01 – スポーツランドSUGO(宮城県)
主なクラス
• IA1(インターナショナルA級 450cc等):最高峰クラス
• IA2(インターナショナルA級 250cc等):若手からベテランまで層が厚いクラス
• IBOPEN(インターナショナルB級)
• LMX(レディースクラス)
今日はその第8戦を観戦しました。
3. 第8戦に下田丈選手が再帰陣
ポスターの表紙を飾っているのは、下田丈というプロライダー選手です。
下田選手は、アメリカの世界最高峰クラスのモトクロス競技で活躍する24歳の日本人ライダーです。
日本国内のレースだけでなく、競争の激しい米国のプロ選手権で優勝を重ね、2025年にはスーパーモトクロス(SMX)250クラスの年間チャンピオンに輝きました。
日本人選手が米国のトップカテゴリーでタイトルを獲得することは簡単ではなく、下田選手は日本のモータースポーツ界において歴史的な実績を持つ選手です。
以下は大会プログラムに掲載されていた下田選手のインタビュー記事です
こんな世界最高レべルの日本人選手がいたとは。。。全然知りませんでした
第8戦は、その下田選手が日本に帰陣するという注目のレースでした!
4. レース観戦記 - 午前の部
D.I.D全日本モトクロス選手権 2026 第8戦は、以下の要領で開催されました。
会場:オフロードヴィレッジ(埼玉)
開催日:2026/10/10-10/11
開催クラス:
公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:JX, K65, CX-A, CX-B, その他
会場は、以前MTBのオフロードエンデューロで訪れたことのあるオフロードヴィレッジ(埼玉)です。
車で来場の場合
関越自動車道 川越インターより約25分
公共交通機関で来場の場合
JR埼京線・東武東上線 川越駅よりバスで約35分「入間大橋」下車 徒歩1分
西武新宿線 本川越駅よりバスで約30分「入間大橋」下車 徒歩1分
以下は大会スケジュール
10/10(土)
10/11(日)
大会2日目の10月11日(日)に、以前はモトクロスをやっていたというトライアスロン仲間の友人を誘って車で向かいます
道中は友人にモトクロスの基本をいろいろと教えてもらいました
IB OPEN決勝ヒート2
しかしドピーカンの天気に恵まれました!
ようやく会場に到着
会場が見えてきました、公式練習の轟音が聞こえてきます
午前9:15に到着、川越は都心から遠い!
駐車場から会場までも遠い 笑
土手を超えて
まずはバイクメーカーのブースを見学
SUZUKI(黄色)
KAWASAKI(緑色)
HONDA(赤)
キッズ用のマシンも
YAMAHA(青)
日本のバイクメーカーは、カラーが決まっているそうで面白いですね!
イタリアのメーカーDUCATI
TRIG、SKF、RAPTOR
10/25のJAPAN VETというイベントのエントリー受付中
朝から陽差しが暑い!
やぐら台の上の観戦スポットはVIP(別料金5,000円)のみ
IA1の決勝(男子450cc、10周回)がもうすぐスタートです
試走を終えた選手がスタートにズラーっと勢揃い、上空には撮影用のドローンが
各選手が一斉にスタートするのは壮観!
第1コーナーでの順位でその後のレース展開が決まるとのことですが、密集したバイクがコーナー突っ込んでいく光景は凄まじいものがありました!
大きなカーブから先ほどのウォッシュボードの区間、みなピョンピョンと飛び越えていきます
間近で観戦するとエンジン音の唸りもあってスゴイ迫力!
観戦場所を移動しました
どこも観客で大賑わい
おそらく3階くらいの高さまでのジャンプ!
とても人間技とは思えない
各選手の雄姿
途中で転倒する選手もいましたが、すぐにバイクにまたがって走り出しました!
最初のレースが終了
暫定表彰式
下田選手1位、ジェイ選手2位、大倉選手3位と順当な様子
次のレースが始まる前に遅い朝食を取りました
次のレースはレディースでした
現在ランキングトップが川井麻央(かわいまなか)、2位が川上真花(かわかみまなか)
漢字は違うけどどちらも名前の読みは「まなか」なんですね!
その絶対女王の川井選手がまさかの転倒とのアナウンスが!
ジャンプが目前で見れるポイント
女子も男子に引けを取らずスゴイ、凄すぎる
女子の次は、IA2決勝(男子250cc)です
斜めにバイクを傾けたり、真っ直ぐに飛んだり、各選手の技術にも個性がありますね!
ジャンプのあとに凸凹に着地するのですが、どの選手もテクニックがスゴイ!
詳しい友人の話では、ジャンプの最中に後輪のブレーキをコントロールしてバイクの態勢を制御しているそうです
午前の部が終了、昼休み休憩
5. レース観戦記 - 午後の部
コースは乾燥して埃が酷いので、ホースで水撒きをしています
午後のレースはIA1決勝ヒート2からスタート
同じカテゴリーで3ヒートを戦って、総合ポイントで順位が決まるようです
レース直前のコース試走
コスプレ選手が試走の締めくくり
レースがスタート!
こ、このジャンプの高さは半端ない!!!
観てるだけでアドレナリン爆出!
飛ぶ距離が長いほどタイム的には有利になります
泥が降りかかるほどの目前で!
豪快過ぎるジャンプがこれでもかと
IA1決勝ヒート2も無事終了
次はIA2決勝ヒート2ですが、再び腹ごしらえ 笑
友人と記念撮影
IB OPEN決勝ヒート2
IB OPENとは、排気量などで細かくクラスを限定しない区分です
IAへの昇格がかかっているレースでもあります
そして、いよいよIA1決勝ヒート3がスタート
以下は10周のフル映像です
下田選手はスタートこそ出遅れたようですが、トップに出てからは終始安定した走りで独走、素人の私が見ていても、ムリに突っ込まずにかなり余裕のある走りに見えました
そのあとをジェイ選手、大倉選手が追う展開
テクニカルなセクションが続くので、なかなか順位は入れ替わらないようです
下田選手が見事に優勝!さすが年間チャンピオンだけあって貫禄の勝利でした!
そして、最終のIA2決勝ヒート3の前に、渋滞を避けるために会場を後にしました
6. モトクロスへの関心
そもそもなぜ私はモトクロスの競技に興味を持ったのか?
私はこれまでモーターサイクルスポーツとは無縁の平穏な人生を送ってきました。
もちろん自動二輪免許も持っておらず、取ろうと思ったこともありません。
40を過ぎてトライアスロンを始めて、その流れでMTBも乗るようになったのですが、そのMTBで川越オフロードエンデューロのレースに出場したのが2019年のことです。
そのときのレース会場が埼玉県川越市のオフロードヴィレッジという場所でしたが、MTBコースと隣接したコースでモトクロスがガンガン走って(空を飛んで)いたのを目撃しました。
これが私とモトクロスの最初の接点でした。
当時は、モトクロスはとてつもなく危険なスポーツだというイメージしかなく、モータースポーツは自分には関係のない別世界だと思っていました。
年月が過ぎて。。。ある日、こんなTikTokの投稿が目に留まりました。
バイクが回転しながら目の前をスッ飛んでいく!
@fmx_chaos #motocross ♬ Making Love Out of Nothing at All (Every time I see you all the rays of the sun) - Air Supply
両親が見守るなか危険なスタントを成功!
@fmx_stunts Freestyle Motocross Stunts Moto AURA 9999% 🥶😱🔥#motocross ♬ 오리지널 사운드 - user3793666138481
エア・サプライの名曲 "Making Love Out Of Nothing At All"をバックに、FMXのモトクロスジャンプの数々。。。
Making Love Out Of Nothing At All
命知らずの空中ジャンプを決めるライダーたちにしか目にすることができない光景とは一体どんなものなのだろうか?
好奇心からすっかり魅入られてしまい、何としてもモトクロスをやってみたくなりました!
しかし、自動二輪の免許も持っていない還暦を過ぎたオヤジが、モトクロスを始めて空を飛ぶなんてことが果たしてできるのか??
ChatGPTに相談してみました
まあ。。。当然ですよね 笑
家族や友人にもさりげなく話したところ、みんな猛反対!
ということで、モトクロスに挑戦するのは諦めて、その代わりと言っては何ですが、今回のレースを観戦することにしたのです。
7. おわりに
今回モトクロスのレースを生で見て、あまりに苛烈過ぎてビビりました。
レース会場には、松葉杖をついた観客もチラホラ。。。
また、「前の肋骨だけじゃなくて背中のほうも4本折れて、脚も骨折してたので入院中トイレに行くのが大変で。。。」などと明るく談笑しているのも聞いてしまいました!
私は、これまで「人が普通やらないことを敢えてやってみる」を信条にしてきましたが、さすがにモトクロスは自分でやってみようなどという血迷った気持ちは一気に吹き飛びました!笑
以下は大会公式のYouTube配信です
2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 第8戦 午前
2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 第8戦 午後
国内ではあまり認知度が高くないモトクロスですが、もっともっと人気が上がってほしいものです!!
(2026年10月12日 更新)
10月11日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)の第8戦「TOKIO INKARAMI Super Motocross」が埼玉県のオフロードヴィレッジで開催されました。IA1クラスには、2025年スーパーモトクロス選手権(SMX)250クラスのワールドチャンピオンとなった下田丈(Honda HRC Progressive)が帰国参戦。パープル&イエローのスペシャルゼッケンを装着したCRF450Rを駆り、アメリカ仕込みのライディングを披露しました。
●IA1 ヒート1
下田は好スタートを決めるも、第1コーナーで大外のラインを選択して出遅れ、10番手付近からのレースに。そのイン側では、転倒した浅井亮太(ヤマハ)にラインをふさがれたジラッジ・ワナラック(Honda HRC Asia)が、ほぼ最後尾に落ち込みました。1周目、下田は6番手まで追い上げ、大倉由揮(Honda Dream Racing Bells)が7番手に。次周、下田は4番手に順位を上げました。
3周目、下田は3番手に浮上すると、後続を離しつつ、横山遥希(カワサキ)とジェイ・ウィルソン(ヤマハ)とともにトップグループを形成。この中で6周目に横山、翌7周目にウィルソンを抜いた下田が、10周のレースでまずは勝利を挙げました。大倉は、レース終盤に大城魁之輔(ヤマハ)と4番手争いを繰り広げるも、最終ラップで転倒して7位。ワナラックはペースが上がらず、16位に終わりました。
●IA1 ヒート2
大量の散水による滑りやすい路面を物ともせず、下田がホールショット。1周目、後続では大倉が3番手、ワナラックが6番手に順位を上げました。レース前半、トップの下田は1周につき1~2秒のペースで、2番手の内田篤基(カワサキ)に対するリードを拡大。一方、大倉は内田を1~2秒差でマークし続け、レースが後半に入るとウィルソンが大倉に追いつき、三つ巴の2番手争いに発展しました。
8周目、大倉とウィルソンが内田をパス。ここから、大倉とウィルソンの激しいバトルがスタートしました。ウィルソンが先行して迎えた最終ラップの10周目、再逆転を狙ってウィルソンのインを突いた大倉が転倒。これにより大倉は5位に終わりました。ワナラックは、6番手を走行中だった7周目にクラッシュしてリタイア。レースは、最後まで独走を続けた下田が制しました。
●IA1 ヒート3
ヒート2でクラッシュしたワナラックは、このヒートへの出走をキャンセル。スタート直後、下田は4番手を走行し、混戦の中で大倉が2番手に浮上しました。ところが大倉は、コース中盤のジャンプで転倒。1周目15番手からの追い上げを強いられました。一方、下田は2番手でオープニングラップをクリアすると、次周には先行する内田をパスして難なくトップに立ちました。
3周目、下田と横山とウィルソンが、やや縦に長いトップグループを形成しました。下田は、横山が2秒圏内で続くことをしばらく許していましたが、5周目に少し引き離すと、次周にはさらにペースを上げてリードを拡大。その後は少しペースを落としつつレースをコントロールし、トップチェッカーを受けました。7位でゴールした大倉は、総合ランキングで2番手に後退。17点差で首位のウィルソンを追って最終戦を迎えます。





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