[デッサンカリキュラム #22 - 大顔面(1)] カクカクした面取りで顔を描く

今日の絵画教室は、デッサンカリキュラムの第22回目 - 「大顔面」(前半)です。


石膏の顔面を面取りでデッサンします。

1. 大顔面

石膏顔面のモデルは、ローマ皇帝ルキウス・ウェルス帝という人物だそうです。


これまでの4倍の大きさの画用紙(B3)にデスケル(デッサンスケール)の枠と同じように縦4横4の16分割に薄く線を引きます。


デスケルを通してモチーフを観察して、線とモチーフの交差するポイントを画用紙に記入


モチーフの視線の方向(左)のスペースをやや大きめに取るのがコツだそうです


12コのポイントを線で薄く結んだら、残りの直線は全て消去、これで位置決めが完了


次に、例の凶器鉛筆(HBを凶器になるくらい尖がらせて削ったもの)で明暗分布を


輪郭を描くのではなく、明暗だけを8段階くらいに意識して描き込みます


輪郭を加えるとだんだん顔らしくなってきました


実物と比較


鼻の角度、髪の毛の右側のボリューム感など、まだまだ修正が必要


眉間の感覚ももう少し広い


髪の毛はもっとボリュームを


明暗分布が甘い


右側は練りケシで消去してガッツリと描き直し


大分良くなったか


あごひげのディテールも描き込む


両眼がなかなか上手くいかない


面取りの境界を意識して描き込む


頭髪も面取りを強調


威厳のある眼つきの再現が難しい


先生から「超順調に進みましたね」と褒められました!


両眼の違和感は、左眼が横に広がり過ぎているのが原因


左眼は次回までに修正


右目はそのままでOK


今日のノートです



持ち帰って、自宅でハッチング作業をするのが宿題となりました。

次回完成予定です。

[絵画教室に通い始めました] デッサンカリキュラムを開始、現代アート作品を描く日を夢見て

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