今日の絵画教室は、デッサンカリキュラムの第9回目 - 「足」(前半)です。
デッサンカリキュラム初の人体モチーフに挑戦。
3日間かけて仕上げるということで、今日はその初日です。果たしてどこまで進められるのか?
1. デッサンの参考書
「いちばんていねいな、基本のデッサン」の「手」を参考に予習をしました。
「モチーフは指の円柱を意識して描く」なるほど。。。
「細部を描こうとせず、手首、手のひら、指のかたまりでとらえましょう」これもなるほど。。。
まずはB系のやわらかい鉛筆で、練り消しを使ってやわらかい質感を出すように、書き進めるとあります。
2. 足
最初に、どの方向から描くかを決めます。
いろいろ角度を変えてみて、最終的には指が手前に突き出したボリューム感のある角度を選択!
先生からは「この角度は遠近法もあるので難しいですよ!」と言われてしまいました
笑
次に、先生から「HBを凶器になるくらい尖がらせて削って下さい」と指示が
なんでも、アトリエでは「凶器鉛筆」と呼んでいるらしいです。。。カッターで芯がポッキリ折れないように注意しながらなんとか完成。
この鉛筆を寝かせた状態で、まずはモチーフの構図をふんわりと描きます。
石膏の足を固定している四角の台に、枠に合うように切り取った画用紙を乗せて平面を作ります。
レイアウトを決めるために、DESKEL-Bというデッサンスケールを利用しました
画用紙にDESKEL-Bと同じグリッドを薄く描いて、それを拠り所に構図を決めます
枠線は練り消しですぐに消去
先ほど準備した凶器鉛筆を使ってデッサン開始
まずは陰影だけで、指の細かいところは無視
親指と小指は残りの3本の指とは独立して甲から伸びているので、そこを修正しました
夢中で鉛筆の芯の腹でデッサンしていたら、ポキッと鉛筆の芯が折れてしまいました。。。
気を取り直してカッターで凶器鉛筆を再び作ります 笑
まだ全然足らしく見えないが。。。何となくモチーフ全体像はひとまず完成
凶器鉛筆からHのハッチングに切替えます。
要領は、以前の円柱のように、ストレートに長い方向は同じ方向に、曲線部分はぐるりと曲がったハッチングを意識します。
デッサン開始から2時間経過で、まだこのレベル
指や足首はそれぞれ円筒だと思ってその方向にハッチングします。
親指と小指の先が特に難しい。。。悪戦苦闘しながらひたすらハッチング
影もしっかりと描きます
気が付いたらデッサン開始から3時間半経過、まだハッチングさえ終わっていない
笑
デッサンカリキュラム #9 - 足(前半)
4時間近くかけて、初日はここで終了
黒々と日焼けした足になってしまいましたが、濃淡はあとで練り消しで調整可能なので今は気にしません。
今回はデッサンスケールを使ったおかげでモチーフの形状の模写はまずまずでは?
今日のノートです
ディテールに拘らず、全体を見回す(時おり席を立って遠くからぼんやりと眺める)のは大事
ハッチングの「面の流れ」も大事なポイントですが。。。まだまだ描けていません
毎回ですが、無我夢中で取り掛かるので時間があっという間に過ぎ去ります。
次回は果たしてどこまで進められるか?
コメント